東急開発エリアにおける、商業ビルの利活用事業の一環として2026年8月10日(月)より営業開始
株式会社ANCRのプレスリリース
ライフスタイルデザインの領域で、ブランディング、空間設計、商業開発、飲食店・宿泊施設運営を事業を行う株式会社ANCR(本社:東京都渋谷区、以下ANCR)は、東急株式会社(本社:東京都渋谷区、以下東急)との協業により、渋谷宮益坂エリアの開発予定地の一角に、都市の余白を再編集する新たな拠点としてカフェラウンジ「Nakaniwa」を2026年8月10日(月)に開業します。
本プロジェクトは、単なるカフェラウンジの開発ではありません。
渋谷という“消費と情報の最前線”において、これまで見過ごされてきた「滞在の質」や「関係性の密度」を再定義し、“目的のない時間が価値になる場所”を実装する試みです。
都市はこれまで、「どれだけ効率よく人を動かすか」によって設計されてきました。
しかしNakaniwaは、その流れに対してあえて逆行します。
人を留め、思考を巡らせ、偶発的な出会いを生むための“中庭”として、都市の中にもう一つの時間軸を立ち上げます。
ここでは、働く・休む・語る・考えるといった行為が明確に分断されることはありません。
コーヒーを片手に生まれる会話が新しいプロジェクトの起点となり、ふとした滞在が新たなコミュニティを編み直していく。
Nakaniwaは、そうした“関係性の生成装置”として機能します。
東急が推進する都市開発と、ANCRが培ってきたライフスタイルデザインの知見を掛け合わせることで、ハードとしての空間提供にとどまらず、ソフトを含めた「都市の使い方」そのものをアップデートしていきます。
渋谷の中心に生まれるこの小さな中庭が、やがて都市のあり方そのものを変えていく起点となることを目指して。

Back ground
渋谷は、常に新しいカルチャーやビジネスが生まれ続ける街である一方で、現代社会では都市の高速化とともに、人々が“目的なく滞在できる場所”は急速に失われつつあります。
働く場所、買い物をする場所、誰かと待ち合わせる場所。
都市には多くの機能が存在していますが、その多くは「何かを消費すること」を前提として設計されています。
しかし本来、都市にはそれだけではない価値があるはずです。
偶然の会話から新しい挑戦が生まれたり、ひとりで過ごす時間の中で思考が整理されたり、誰かの存在を感じながら静かに過ごせたり。
人と街の関係性は、本来もっと曖昧で、余白のあるものだったのではないか。
私たちは、そんな問いからこのプロジェクトをスタートしました。
日々忙しなくすぎていく時間の中で、心の余白となる場所があれば、もっと出会いが生まれ、もっと文化が生まれるだろう。
そこで生まれたのが、「Nakaniwa」という構想です。
Nakaniwaは、カフェ、ラウンジ、コミュニティスペースという機能を持ちながら、そのどれにも限定されない場所です。
クリエイター、ビジネスパーソン、学生、旅行者、地域住民など、異なる背景を持つ人々が自然に交差し、それぞれの時間を過ごせる“都市の中庭”として設計されています。
効率や回転率だけでは測れない価値。
消費だけでは終わらない滞在体験。
そして、都市の中で人と人との関係性を再び編み直していくこと。
Nakaniwaは、渋谷という都市に対するひとつの提案であり、これからの都市開発における新しい可能性への挑戦でもあります。
Contents

Food&Drink
渋谷で働くワーカーのために、栄養価の高い朝食&ランチメニュー(お好みでカスタムできるグラノーラ、オープンサンドウィッチなど)やオリジナルキャラクターの“ワニ”がキャッチーなスイーツを展開。コーヒーの品質を追求するため、世界中のカフェやバリスタから支持されるイタリア・ミラノのエスプレッソマシーン“FAEMA”を採用し、抽出の安定性と繊細な温度管理により、豆の個性を最大限に引き出し、香り・コク・余韻までこだわった一杯を提供します。
アルコールメニューには、バラエティに富んだ希少価値の高いジンのラインナップをはじめ、東京を代表する街・渋谷をイメージして醸造された渋谷区観光協会公認のクラフトビール『「渋生」(しぶなま)-shibunama- YEAST DIVERSITY ALE』や、MIYASHITA PARK内にある「渋谷ワイナリー東京」が醸造する“ハチ公”のエチケットが特徴のワインなどをお楽しみいただけます。
Plants
店内は渋谷という大都会の真ん中かつ屋内を緑で満たすことで、忙しい日常に非日常的な自然の癒しをプラス。
植栽は全て購入可能で、自宅やオフィスに持ち帰りが可能。植栽を販売し、それぞれの拠点に持ち帰ってもらうことにより、街に緑を増やすムーブメントを物理的にも創出します。
Nakaniwaの緑が、それぞれの事業者及びユーザーのもとで育つことと同時に、Nakaniwaというラウンジで得た文化やナレッジの「芽」を持ち帰り育んでもらう狙いも。
Play Back “平成”
客席には、渋谷のミュージックシーンを牽引してきた某CDショップを想起させるCDプレーヤーを設置。利用時に音楽まで自分好みで選べるコンテンツをプラスすることで、より自分だけの時間&空間を楽しめます。
あえてアナログなCDを通して音楽に触れることで、あの頃の渋谷を彷彿とさせ、渋谷の街に対するエモーショナルな感覚を取り戻す他、あの頃を知らない若年層にも手触り感のある体験を通して、平成のレトロポップを演出します。

Brand & Spatial Design
Nakaniwaという名前には、都市の中に“もうひとつの庭”をつくる、という思想が込められています。
それは自然をそのまま都市へ持ち込むことではなく、都市の中に失われつつある「余白」や「呼吸できる感覚」を再編集すること。
私たちは、この場所を単なるカフェやラウンジではなく、人々の感情や関係性がゆるやかに交差する“都市の中庭”として構想しました。
その思想を象徴する存在として、Nakaniwaでは“ワニ”のキャラクターを採用しています。
「庭」から連想される言葉遊びとしての“ワニ”。
一見するとユーモラスで少し脱力感のある存在ですが、その遊び心こそが、都市空間に必要な余白だと私たちは考えています。
現代の都市は、あまりにも機能的で、合理的で、正しさに満ちています。
だからこそNakaniwaでは、意味を説明しすぎないことや、少しだけ力の抜けた違和感を意図的に空間へ混ぜ込むことで、人の感覚をやわらかく解放していきたいと考えました。
“ワニ”は、ブランドキャラクターである以前に、
この場所に流れる空気感そのものを象徴する存在でもあります。
親しみがありながら、どこか掴みきれない。
静かだけれど、確かに記憶に残る。
Nakaniwaは、そうした“曖昧な魅力”を大切にしています。
空間デザインにおいても、私たちは「庭」というテーマを直接的に表現することを避けました。
一般的に“庭”と聞いて連想されるグリーンやナチュラルカラーを前面に押し出すのではなく、Nakaniwaでは、ブリックカラーとライトブルーをキーカラーとして採用しています。
土やレンガを想起させる温度感のあるブリック。
空や光、風の抜け感を感じさせるライトブルー。
それぞれが直接的な自然表現ではなく、“庭を感じさせる記憶や感覚”を抽象的に再構築するための色彩として機能しています。
私たちは、デザインとは「答えを与えること」ではなく、人それぞれの記憶や感覚を引き出す“余白を設計すること”だと考えています。
だからこそNakaniwaでは、「これは庭です」と強く定義するのではなく、訪れた人がそれぞれの経験や感性を通して、庭という存在を自由に想像できる状態を目指しました。
グラフィックデザインにおいても同様に、完成されたブランドイメージを一方的に提示するのではなく、少しラフで、余白があり、どこか未完成さを感じる表現を意識しています。
タイポグラフィ、イラスト、サイン計画、紙媒体、デジタルクリエイティブに至るまで、すべての表現は“都市の中で深呼吸できる感覚”へと接続されるよう設計されています。
空間とグラフィックを分断せず、一つの空気として体験を統合していくこと。
それが、Nakaniwaにおけるブランドデザインの考え方です。
私たちは、視覚的な美しさだけではなく、その場所で過ごした時間そのものが、人の記憶に静かに残り続けることを目指しています。


Future
今後の展開として、アーティスト誘致をしたライヴイベントや、展示企画を計画中。
パーティ利用としての貸切営業なども実装する予定。
Comment
株式会社ANCR プロデューサー 有賀美友
東急株式会社から「やりやがったな、東急!」と言わしめるほどの面白い企画を立ち上げたいとのお声かけをいただき、始まった本企画。
「人・知識・文化が混ざり合うためには?」という問いを思いめぐらし、植物・食・音楽などのコンテンツを軸に若者やオフィスワーカー、クリエイターの集う場所の創造と提供、そして次の時代へ繋がる“芽″を育むことを目指し、都会の中心かつ屋内にあえて「中庭=Nakaniwa」をつくる企画を立ち上げました。
コンセプトは、「未来の芽が、ここから広がる。」
渋谷の中心にある中庭のような場所でアイデアという“種”を蒔き、仲間と共に育て、社会を動かす事業へと“花“を咲かせる場所であって欲しいという願いを込めて。
まだまだ進化し続ける渋谷に、あえて都市の余白を再編集する新たな拠点としてNakaniwaをつくりました。
Overview
施設概要
名称:Nakaniwa (ナカニワ)
住所:東京都渋谷区渋谷1-15-22 渋谷セルモビル 2階
開業:2026年8月10日(月)
営業時間:9:00-23:00(日曜のみ21:00閉店)
公式Instagram:https://www.instagram.com/nakaniwa_shibuya/


会社概要
株式会社ANCR(アンクル)
所在地:東京都渋谷区千駄ヶ谷2-1-10 アカサカビルディング 401
創業:2018年9月25日
代表取締役:福島颯人
事業概要:ライフスタイルデザイン(ブランディング事業、グラフィックデザイン事業、空間デザイン事業、商業開発事業、飲食店舗運営事業、宿泊施設運営事業)
公式HP:https://ancr.tokyo/

