観光庁「第2のふるさとづくりモデル事業」に採択。美馬オカエリ協議会が徳島県美馬市で「美馬オカエリふるさとプロジェクト」始動、都市部含め徳島県外人材の参加者募集を開始

年4回・2泊3日の往還を通じ、体験から協働へ段階的に深まる「関わりしろ」の設計モデルを構築。参加者募集を開始します。第1回は8月28日スタート☑️ 課題は「関わりたい人」と「関わりしろ」が接続されていないこと■ 6分野の協働プログラム:同じ「4段階」の型で設計

オカエリハブDAO合同会社のプレスリリース

オカエリハブDAO合同会社(本社:徳島県美馬市)と一般社団法人美馬観光ビューローで構成する「美馬オカエリ協議会」(会長:柴田義帆、2026年2月設立)は、美馬市商工会・徳島県美馬市と連携し、観光庁の「第2のふるさとづくりモデル事業(個人版)」に採択された「美馬オカエリふるさとプロジェクト」を始動、都市部在住の参加者募集を2026年7月20日より開始しています。

江戸時代に藍商人の町として栄え、「うだつが上がる」の語源地としても知られる徳島県美馬市を舞台に、都市部のビジネスパーソン・フリーランス・起業家が年4回・2泊3日の滞在を重ねながら、藍染職人や建具職人、農家、飲食店主、ITなど地域の担い手と継続的に関わる関係人口プログラムです。都市部含め県外に暮らす人が地域と継続的に関わり続けるための「関わり方」そのものを設計し、その型(モデル)を実証することです。徳島県美馬市を実証のフィールドとし、参加者一人ひとりが自分に合った関わりの深さと役割を見つけていける仕組みを構築します。


☑️ 課題は「関わりたい人」と「関わりしろ」が接続されていないこと

地域と関わりたいと考える都市部人材は増えています。一方で、実際に一歩を踏み出そうとすると、「どの地域の、誰と、どう関わればいいのか」が見えません。観光として訪れれば一度きりで終わり、移住を検討するには覚悟が要る。その中間にある関わり方は、これまで個人の努力や偶然の縁に委ねられてきました。

受け入れる地域の側にも同じ課題があります。何を手伝ってほしいのか、どこまで任せていいのか、来た人にどう関わってもらえばいいのか——その設計図がないまま、単発の体験プログラムを用意して終わってしまう。結果として、来訪はあっても関係は続きません。

美馬市は令和5年度に17万2千人が訪れる「うだつの町並み」を有し、当協議会の事業者もこれまで年間延べ約3,000人の来訪者を受け入れ、30社以上の都市部企業・50人以上のフリーランス等との接点を築いてきました。来訪の実績と受入環境はすでにあります。本事業が取り組むのは、その来訪を「続く関係」に変換する設計です。

■ 本事業が設計する3つの仕組み

① 最初の接点を、コーディネーターが設計する(旅マエ)

参加希望者の関心・経験・専門性・関わり方の希望を事前面談で丁寧に聞き取り、地域コーディネーターが最初の接点をマッチングします。受入先や活動内容を最初から固定しないことが設計の要点です。地域コーディネーター自身がプログラミングやIT分野に関わるノマドワーカーとして活動した経験を持ち、現在は地域に入って仕事と暮らしの現場に日常的に関わっているため、外部人材の感覚と地域側の実情の双方を理解した上で接続を行うことができます。

② 体験から協働へ、深さを本人が選べる4段階(旅ナカ)

年4回の滞在は、回を追うごとに関与が深まる段階設計になっています。入口は誰でも気軽に楽しめる体験・ワークショップが中心です。そこで「もっと関わりたい」が見つかった人は、自分のスキルを活かした一歩踏み込んだ関わりへ進む。深さを運営側が決めるのではなく、参加者自身が選べることが、この設計の核心です。

日程

関与の段階

第1回

8月28日〜30日

地域を知り、受入事業者・住民と顔を合わせ、WS・体験

第2回

9月25日〜27日

更に関心のある現場に入り、仕事と暮らしを理解する

第3回

11月21日〜23日

うだつレトロマーケットに出店し、商いの現場に立つ

第4回

12月18日〜20日

試作・発信・販売支援など、実践的な協働へ

全4回の通し参加を基本としつつ、単回のみの参加も可能なモニターツアーとして実施します。

③ 往還を支えるデジタル基盤(旅アト)

滞在と滞在の「あいだ」が空白になると、関係は途切れます。本事業では、オカエリハブDAOが運営するコミュニティアプリ「DAO+」を旅アトの基盤としても活用。全国30拠点のネットワークと参加者・地域事業者をつなぎ、滞在後も相談・発信・購入・紹介・次回準備を継続できる状態を保ちます。

参加者の専門性と地域事業者のニーズをアプリ上でマッチングし、関わりや成果をコミュニティに記録することで、継続的な貢献が次の機会や信頼につながる仕組みづくりを進めています。

DAOオールインワンアプリ「DAO+(ダオプラス)」をダウンロードし、招待コード「MYFURUSATO」で登録のうえ、本事業の情報が共有されます。

■ 6分野の協働プログラム:同じ「4段階」の型で設計

❄️ 阿波藍・藍染

世界に誇る「阿波藍あわあい」の集散地として栄えた美馬で、天然灰汁(あく)発酵建ての本藍染を体験。ハンカチやストールを、自分の手で深い”ジャパンブルー”に染め上げます。染めの奥深さに触れながら、興味が湧いた方は藍を使った商品開発やブランディングにもステップアップできます。

🪚 伝統建具・大工・リノベーション

伝統建具の技を気軽に楽しめる体験ワークショップ、うだつの町並みの建物やリノベーション現場の見学が中心。建築・インテリア好きの方は、空間づくりのアイデア出しや試作にも関われます。

🧑‍🌾 穀物・野菜全般の農業

季節の植付や収穫といった農業体験と、採れたて野菜を味わう食の時間が中心。土に触れてリフレッシュしながら、興味のある方は野菜の加工品づくりや商品アイデア出しなど、一歩先の関わりも楽しめます。

☕️ 飲食店など

焙煎の見学とテイスティング、自分好みの「マイブレンド」づくりなど、珈琲を楽しむ体験ワークショップが中心。歴史的な町並みの中で味わう一杯とともに、季節ブレンドの企画などにも気軽に参加できます。

IT・Web3.0

アプリ・Web制作やデータ活用に加え、DAOやブロックチェーンといったWeb3.0の領域まで。地域の課題をデジタルで解くアイデアソンやミニ開発を、まずは気軽に。関心が深まれば、事業者のDX支援や地域DAOの設計にも踏み込めます。

アート・クリエイティブ

町の風景や職人の手仕事を題材に、スケッチ・写真・映像で切り取る創作体験が中心。描く・撮る楽しさを味わいながら、興味が湧いた方はロゴ・パッケージ・PR素材づくりなど、地域の発信を彩る創作にもステップアップできます。

このほか、古物、宿泊・ゲストハウス、観光体験、小売・マルシェ、教育・地域学習、まちづくり・イベント運営など多様な分野で接点づくりを進めています。受入先や活動内容は固定せず、旅マエ・旅ナカの交流のなかで参加者ごとの独自プログラムが数多く生まれることを目指しています。


■ 移住も後継も、前提ではありません 

本事業は移住を前提とした取り組みではなく、地域産業の後継者確保や単一の答えを目的とするものでもありません。まずは「第2のふるさと」として通うところから始められる関わり方を設計し、その先に二拠点居住や新たな協働、事業機会が自然に生まれていく状態を目指します。関係の深まり方は参加者ごとに異なってよい、というのが本事業の立場です。

 ■ 参加対象 年齢:20〜40代 職業:都市部の企業で課題解決に携わるビジネスパーソン、フリーランス、起業家 居住地:首都圏・阪神圏中心 分野や経験は問いません。地域と継続的に関わりたい気持ちがあることが唯一の条件です。 費用の目安:年4回×2泊3日の滞在費・食事(夕食1回・朝食2回)で年間6万円程度(1回1.5万円、美馬までの交通費は実費)一般社団法人 美馬観光ビューローの旅行業(徳島県知事登録旅行業3-163)に沿った販売。

 

市内にコワーキングスペース3カ所、各宿泊施設にも作業スペースがありWi-Fi完備のため、プログラムに参加しながら自身の業務を並行して進めることも可能です。


■ 実施体制

美馬オカエリ協議会(実施主体)

全体方針の決定、関係者調整、進行管理、成果整理

オカエリハブDAO合同会社

参加者募集・事前面談・受入調整・滞在中の伴走支援・滞在後フォローアップ、オンラインコミュニティ運営

一般社団法人 美馬観光ビューロー

宿泊・交通・来訪支援に関する販売・調整

美馬市商工会

地域事業者との調整、地域内の事業機会把握

徳島県美馬市

庁内関係部署との調整、関係人口・移住定住促進に向けた連携支援

■ 参加方法 

特設サイトのエントリーフォームより応募を受け付けます。エントリー後、事務局より説明会・オンライン勉強会のご案内や個別面談のご連絡をいたします。

▼ 代表コメント 

「地域と関わりたい人はたくさんいます。足りていないのは、意欲でも受け入れ先でもなく、『どう関わるか』の設計です。観光は一度きり、移住は重い。その間にある関わり方を、個人の頑張りや偶然の縁に任せるのではなく、再現できる型としてつくりたい。美馬はもともと、外から来た人や物を受け入れながら発展してきた商いの町です。この土地で設計したモデルが、他の地域でも使えるものになればと考えています。」(美馬オカエリ協議会 会長/オカエリハブDAO合同会社 代表社員 柴田義帆)

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