【飛驒高山美術館】開幕レポート|自然へのまなざしが結ぶ、巨匠たちの作品に宿る生命の息吹「ジャポニスムとアール・ヌーヴォーの巨匠たち~東洋と西洋の自然への想い~」

2027年2月15日(月)まで開催

リゾートトラスト株式会社のプレスリリース

光・音・香りが織りなす新たな芸術体験を提供する飛驒高山美術館(所在地:岐阜県高山市上岡本町1丁目124番地1 サンクチュアリコート高山内 / 館長:向井 公規)では、2027年2月15日(月)まで、企画展「ジャポニスムとアール・ヌーヴォーの巨匠たち ~東洋と西洋の自然への想い~」を開催中です。

19世紀後半、日本美術は海を越え、ヨーロッパの芸術家たちに大きな衝撃を与えました。浮世絵に見られる大胆な構図や、自然への繊細なまなざしは、新たな表現を模索していた芸術家たちの創作意欲を刺激し、「ジャポニスム」と呼ばれる文化現象へと発展します。本展では、エミール・ガレをはじめとするアール・ヌーヴォーの巨匠たちが、日本の美術や精神性からどのような影響を受け、自らの作品へと昇華したのかをご紹介いたします。今回は展示風景とともに、本展を象徴する作品の一部と見どころをレポートいたします。

■「ジャポニスムとアール・ヌーヴォーの巨匠たち 〜東洋と西洋の自然への想い〜」概要

【期間】~2027年2月15日(月) ※会期中無休

【時間】10:00~18:00(最終入館17:00)※最終日のみ10:00~12:00(最終入館11:00)

【URL】https://htma.rtg.jp/event/detail/?event=00030

【お問い合わせ】0577-40-1007(飛驒高山美術館 8:00~18:00)

■本展のみどころ

1.日本への憧れが生んだ新たな芸術表現

19世紀末のヨーロッパで広がったジャポニスムは、美術や工芸の世界に大きな変化をもたらしました。本展では、日本の自然観や装飾文化に魅了された芸術家たちが、それらをどのように作品へ取り入れたのかに焦点を当てます。異なる文化が出合うことで生まれた、新たな芸術表現の広がりをご体感ください。

ドーム兄弟《青鷺と水蓮紋花瓶(部分)》

 

2.自然へのまなざしが結ぶ東西の感性

草花や昆虫、鳥など、自然界の小さな生命に向けられた繊細な観察眼は、日本美術とアール・ヌーヴォーに共通する大きな特徴の一つです。本展では、巨匠たちが自然の造形美をどのように捉え、ガラスや家具へと表現したのか、生命の息吹までをも写し取ろうとした精緻な技巧の数々に迫ります。

エミール・ガレ《肘掛椅子》

3.飛騨高山で再発見する日本の美

古い町並や高山祭など、日本の伝統文化が今なお息づく飛騨高山。この地で西洋の芸術家たちが憧れた「日本の美」を見つめ直すことで、私たち自身が持つ美意識の魅力をあらためて感じていただけます。光・音・香りによる没入感ある演出とともに、時代や国境を越えた美意識の交流をお楽しみください。

古い町並

■展示作品のご紹介(一部抜粋)

エミール・ガレ《菊花紋鶴首花瓶》

制作地:フランス / 制作年:1900年頃

菊花が咲き広がるような優雅な意匠と、すらりと伸びる鶴首形のフォルムが印象的な花瓶です。繊細な装飾と伸びやかな曲線が調和し、静けさの中に凛とした気品を湛えています。本展の世界観を象徴する作品として、展示室の冒頭を華やかに彩ります。

エミール・ガレ《装飾扇「闘鶏」》

制作地:フランス / 制作年:1878年

ガラスを扇形に成形し、闘鶏や古伊万里を思わせる図案をエナメル彩で精緻に描いた初期の代表作です。羽根や眼差し、くちばしまで細やかに描き分けられた鶏の姿には、今にも動き出しそうな生命感が宿ります。日本美術との出合いが、ガレ独自の表現へと昇華されていく過程を静かに物語っています。

エミール・ガレ《ネストテーブル》

制作地:フランス / 制作年:1900年頃

4台のテーブルが入れ子状に重なる、機能性と装飾性を兼ね備えた家具です。脚部にはダリアの彫刻、天板には植物文様の象嵌が施され、それぞれ異なる花模様が空間に豊かな表情をもたらします。ガラス工芸の枠を超え、暮らしそのものを美しく彩ろうとしたガレの創作世界を感じる一作です。

■同時開催 お子様向け企画「いきものを探せ!」のご案内

展示作品に施されたいきものを探す鑑賞体験。それぞれの作家が、いきものや自然をどのように見ていたのかに注目することで、アール・ヌーヴォー、アール・デコのガラス作品への理解が深まり、夏休みの自由研究にもおすすめです。

【期間】~2026年9月30日(水)

【時間】10:00~18:00(最終入館17:00)

【料金】無料 ※別途、美術館入館料を申し受けます。

【内容】美術館受付にていきものにフォーカスしたワークシートを配布。写真に写っているいきものがどの作品に施されているのかをご自身のペースで探していただきます。ご記入後、受付スタッフが回答をチェックし、全問正解するとステッカーをプレゼントいたします。

【URL】https://htma.rtg.jp/info/detail/?info=00034

※小学生以下のお子様は、保護者の同伴をお願いいたします。

■飛驒高山美術館とは

飛驒高山美術館は、エミール・ガレの花器《フランスの薔薇》やルネ・ラリックの《シャンゼリゼ・ショッピング・アーケイドの噴水》など、世界各地から集められたアール・ヌーヴォーおよびアール・デコの名品を収蔵・展示する美術館です。1997年の開館以来、ミシュランガイドで7期連続三つ星を獲得するなど高い評価を得てきた「旧飛驒高山美術館」を継承し、2024年に「サンクチュアリコート高山 アートギャラリーリゾート」内に再誕いたしました。“煌めきが解き放つ、アートリウム”をコンセプトに、光・音・香りが融合する幻想的な空間を創出。飛騨高山の自然音や季節の移ろいに呼応して変化する音楽、色彩、アロマが、訪れる人々を五感で包み込み、時とともに変わりゆく芸術体験を提供いたします。

【住所】岐阜県高山市上岡本町1丁目124番地1(サンクチュアリコート高山 併設)

【時間】10:00~18:00(最終入館17:00)

【入館料】一般:大人2,000円 / 大学・高校生1,800円 / 中学生1,300円 / 小学生500円

地元割:一般料金より50%ご優待(小学生以下は無料)

障がい者手帳をお持ちの方:大人1,200円 / 大学・高校生1,080円 / 中学生780円 / 小学生300円

【URL】https://htma.rtg.jp/

【公式Instagram】https://www.instagram.com/hidatakayama_museum_of_art/

【お問い合わせ】0577-40-1007(飛驒高山美術館 8:00~18:00)

※入館料は全て税込みです。

※地元割は高山市、飛驒市、下呂市、白川村にお住いの方が対象です。

※障がい者手帳をお持ちの方は、同伴者1名様まで同料金でご利用いただけます。

※学生の方、障がい者手帳をお持ちの方、地元割をご利用の方は、受付にて証明書をご呈示ください。

※写真はイメージです。

※内容は一部変更になる場合があります。

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