掛川市のプレスリリース
掛川市では、9月から11月にかけて、市内各地に受け継がれてきた無形民俗文化財の祭礼・芸能が開催されます。地域の歴史、信仰、そして人々の思いが息づく市内各地域の行事が、秋の掛川をにぎやかに彩ります。祭り囃子が響くまちの空気とともに、掛川ならではの伝統文化をご取材・ご鑑賞ください。
事任八幡宮例大祭
開催日: 9月18日(金)~20日(日)
開催場所: 掛川市八坂
遠州に秋を告げる『事任八幡宮例大祭』が、掛川市八坂・日坂の地を舞台に開催されます。旧東海道の難所「小夜の中山」の入口に鎮座し、“願い言のままに叶う”と伝えられる事任八幡宮を中心に、屋台の曳き回し、大笛祭、神幸祭(神輿渡御)、連合万歳まで、地域の熱気と祈りが三日間にわたって繰り広げられます。
天保年間の『御神輿渡御絵巻』にその姿が記されるなど、少なくとも19世紀前半には現在につながる祭礼が行われていたことが分かっており、長い歴史を今に伝える貴重な祭りです。
日坂・八坂の屋台は、朝顔の花のように開く「朝顔型」を今に伝え、夜には提灯のろうそくの灯が揺らめいて、祭りならではの情緒を生み出します。古くから旅人の信仰を集めた社の由緒と、宿場町の面影を残す街並みが一体となったこの祭りは、地域の誇りそのものです。掛川の歴史、文化、人のつながりを体感できる事任八幡宮例大祭へ、ぜひお越しください。
事任八幡宮例大祭ちいねり
開催日:9月19日(土)、20日(日)
開催場所:掛川市横須賀・西大渕
秋の横須賀を彩る伝統行事「ちいねり(小祢里)」は、三熊野神社大祭の祢里を小型にした子ども用の祢里を、中学生以下の子どもたちが自ら準備し、稽古し、運営まで担う——そんな全国的にも珍しい祭礼です。子どもたちの「やってみたい」という気持ちが、地域の誇りと伝統を未来へつないでいます。
三熊野神社を中心として本町通り(遠州横須賀街道)で開催され、朝祭り、昼祭り、夜祭りと、一日を通して横須賀のまちが祭り一色に染まります。昼は町内を練り歩き、夜は提灯の灯りが揺れる幻想的な雰囲気の中で、子どもたちの掛け声とお囃子が響き渡ります。
ちいねりの魅力は、ただ「見る」だけではありません。歴史ある神社や城下町の面影が残る横須賀の町並みの中で、地域の人々が力を合わせ、世代を越えて祭り文化を守り続けていることそのものにあります。秋の掛川でしか味わえない、子どもたちが主役の熱気と感動を、現地でご体感ください。
ちいねり八坂神社の祇園囃子と祭礼行事
開催日: 10月3日(土)、4日(日)
開催場所: 掛川市中地区
秋の掛川を彩る伝統行事「中八坂神社祇園祭」が、掛川市大東地区で開催されます。中八坂神社祇園祭は、京都八坂神社の祇園祭を受け継ぐ由緒ある祭礼で、毎年10月の第一土・日曜日を中心に、八坂神社の本社と青谷の旧社・御旅所を結ぶ神幸行事として執り行われています。先獅子の舞、天狗の露払い、笛、太鼓が古式ゆかしく連なる姿は圧巻で、静岡県無形民俗文化財にも指定された貴重な地域文化です
祭りの見どころは、宵宮で山車が花飾りから提灯姿へと変わる幻想的な瞬間、そして本祭で青谷から八坂神社へと練り歩く勇壮な行列です。満勝寺前での飾り替え、八坂神社参道への練り込み、静寂の中で執り行われる「四ヶ村の別れ」まで、伝統と美しさが一日を通して堪能できます
ぜひ現地で、受け継がれてきた祈りと熱気、そして秋の掛川の魅力を体感してください。
八坂神社の祇園囃子と祭礼行事掛川祭
開催日: 10月9日(金)~11日(日)
開催場所: 掛川市掛川
掛川市中心部では、龍尾神社・神明宮・利神社をはじめとする7神社の氏子41町が参加する合同祭礼「掛川祭」がにぎやかに開催されます。
町内ごとに特色ある屋台が、三味線の入ったお囃子に合わせて艶やかに曳き回され、手踊りや獅子舞など、掛川ならではの伝統がまち全体を包み込みます。
掛川祭では、掛川市指定無形民俗文化財「紺屋町木獅子の舞」が披露され、地域に受け継がれてきた独自の魅力をご覧いただけます。
掛川城下に息づく歴史と、地域の人々が守り継いできた文化が一体となる掛川祭。城下町ならではの風情と、世代を超えて受け継がれる熱気を、ぜひご取材ください。
※3年に1度大祭が開催されますが、次の大祭は令和9年のため、今年度は三大余興「仁藤の大獅子」「瓦町のかんからまち」、「西町の奴道中」は行われません。
掛川祭
掛川祭 木獅子小笠神社矢矧祭
開催日: 11月1日(日)
開催場所: 小笠神社(掛川市入山瀬)
小笠神社は、熊野那智大社の御分霊を勧請した社で、三熊野神社、高松神社とともに「遠州の熊野三山」と称される由緒ある神社です 。
矢矧祭は、今から1300年以上前、文武天皇の命により神社が建立された際に始まったと伝えられる歴史ある神事で、五穀豊穣、家内安全、安産を祈願します。祭典では、神主が桑で作られた弓で竹の破魔矢を8本放ち、氏子が競って受け取り、その矢を多聞天神社へ奉納します。さらに、稚児舞奉納や神輿行列も行われ、古式ゆかしい祭礼が小笠山ににぎわいをもたらします。
小笠神社矢矧祭
