~記憶を刻み、未来へつなぐ~
株式会社西武・プリンスホテルズワールドワイドのプレスリリース
ザ・ホテル青龍 京都清水(所在地:京都府京都市東山区清水二丁目204-2、総支配人 室井 孝謙)は、2026年8月9日(日)にホテル敷地内にて、盆おどりを開催しました。

開催背景
ホテルの前身は、昭和8年に建てられた元清水小学校。地域のシンボルとして愛された小学校は少子化の影響で閉校に。かつて、小学校の校庭では、盆おどりや夏祭りが開催され、地域の方が集う場所でした。ホテルになった現在も、この場所が地域の方々にとって集いの場であり続けたい。そんな想いから盆おどり復活プロジェクトが始まりました。
取り組み意義
オーバーツーリズムへの懸念が高まる東山区で、観光を地域にとって前向きなものへと変えていく一つのアクションとして開催しました。地域住民、宿泊ゲスト、そして来訪者を迎えるホスピタリティの担い手が一つのコミュニティとなり、京都を特別な場所にしてきた「人と人とのつながり」を育みます。
この祭りが、地域社会、旅人、そして迎える人々を結び、持続可能な観光の未来につながるきっかけとなることを願っています。また、当日は東山エリアのホテルスタッフがボランティアとして参加。ホテルの垣根を越え、地域全体で来訪者を迎える新たな観光の形を実践しました。


開催概要
【日時】2026年8月9日(日) 6:00P.M.~9:00P.M.
【内容】盆おどり、レストラン出店、ホテル館内見学
【主催】盆おどり KIYOMIZU in SEIRYU 2026実行委員会
【責任主体】ザ・ホテル青龍 京都清水
【後援】清水自治連合会
【参加人数】600名超
【企画・運営】一般社団法人 UPCYCLE LIFE HIGASHIYAMA KYOTO

観光を、消費から「継承」へ
一般社団法人UPCYCLE LIFE HIGASHIYAMA KYOTO は、京都市東山区内の観光に携わる事業者が主体となって結成した団体です。地域住民や行政、ホテル事業者と連携しながら、観光課題をはじめとする地域課題の解決に向けた取組を展開しています。
今回の盆おどりでは、企画・運営を担当。当日のボランティアスタッフは、京都・東山のホテルに呼びかけ、一つのホテルに留まらない、地域全体の取り組みとして、この東山の仲間とともに、「観光ってええもんやな」と感じられる東山の未来を目指し、地域一体となった取り組みを進めています。
当日のボランティア参加ホテル(五十音順)
カペラ京都/帝国ホテル 京都/ホテル ザ セレスティン京都祇園/ノーガホテル 清水 京都
当日の様子
盆おどり
地域の方々を中心に、旅で京都を訪れた方々、そして東山エリアのホテル事業者がひとつの輪になって盆踊りを楽しみました。
ともに輪になって踊ることで、地域や立場、国籍といった垣根を越えた自然な交流が生まれ、かつて地域の人々が集った元清水小学校の校庭が、再び人と人がつながる場となりました。

レストラン出店
ホテル敷地内のレストラン2店舗(ブノワ 京都とrestaurant library the hotel seiryu)では、この日の一般営業を取りやめ、来場者のためにレストランを開放。一夜限りの特別なフード・ドリンクを提供しました。家族や友人、久しぶりに再会した地域の方々との会話を楽しむなど、盆おどりの合間に思い思いの時間を過ごしていただきました。

ホテル館内見学
元音楽室や元講堂、館内階段、廊下など、元清水小学校の面影を残す館内の一部を特別に公開しました。卒業生をはじめとする地域の方々が、かつての学び舎を懐かしみながら館内を巡り、ご家族に当時の思い出を語る姿も。
ホテルとして受け継がれた母校を通じて、世代を越えて思い出を共有する時間となりました。


参加者の声
今回の盆おどりをきっかけに、久しぶりに母校を訪れ、思いがけず同窓生や地域の方と再会することができました。「昔、この手すりで遊んでいたんやで」と家族に当時の思い出を語ったり、世代の違う卒業生同士で思い出話に花を咲かせたりと楽しい時間を過ごせました。地域のために盆おどりを復活してくれてありがとう。この場所が残っていて本当に良かった。「帰ってこられる場所」があることに感動しました。
ボランティアスタッフの声
宿泊ゲストや地域住民、そして我々ホスピタリティの担い手が垣根を越えて集い、心から祭りを楽しむ光景を目の当たりにし、胸が熱くなる思いでした。かつての学び舎がホテルへと姿を変えた今、母校を懐かしむ同窓生の方々が往時の思い出を語り合う姿は非常に感慨深く、地域に深く根差した交流の尊さを再認識いたしました。
このように人と人との繋がりを育む場に携われたことは、地域共創を目指す我々にとっても、極めて意義深い経験となりました。(ホテル ザ セレスティン京都祇園 茂木さまより)
ザ・ホテル青龍京都清水 総支配人 室井 孝謙コメント
かつて清水小学校の校庭で行われていた盆おどりを、地域の皆さまとともに再びこの場所で開催できたことを、大変嬉しく思います。当日は、地域の方々、旅で京都を訪れた方々、そして東山のホテルスタッフが一緒に輪になり、交流する姿が見られました。
また、卒業生の皆さまが母校で再会し、ご家族へ思い出を語り継ぐ姿を拝見し、元清水小学校からホテルへと役割が変わっても、この場所に刻まれた記憶や、人と人とのつながりは受け継いでいくことができる。そのことを改めて実感した一日となりました。これからも地域の皆さまとともに、この場所が人々の思い出をつなぎ、新たな交流が生まれる場所であり続けられるよう取り組んでまいります。
元清水小学校からヘリテージホテルへ
明治2年に下京第二十七番組小学校として開校し、1933年に現在の場所に移転・新築された元清水小学校の、歴史ある校舎を活用し、2020年に開業したザ・ホテル青龍 京都清水。
元清水小学校は、コミュニティの中心施設として地域にかかせない場所として愛された施設でしたが、2011年3月に少子化の影響で閉校し、小学校としての役目を終えました。
ザ・ホテル青龍 京都清水は、長年地域で愛されてきた学び舎の、歴史と意匠を大切に受け継ぎ、「記憶を刻み、未来へつなぐ」をコンセプトに、世界に誇れるヘリテージ(遺産)ホテルとして役割を変え継承しています。世界遺産清水寺の参道に面した唯一無二の立地を活かし、この場所でしか見ることができない「絶景」と、このホテルならではの「体験」を通じて、訪れる方々に記憶に残る滞在を提供しています。



