【国内最大級の観光アワード】ジャパントラベルアワード2027、ファイナリスト17件が決定!

「2027年に訪れるべき日本の感動地」の受賞者は、1月上旬発表予定

株式会社しいたけクリエイティブのプレスリリース

この度、グローバル視点でのブランディング、コンテンツ制作、マーケティングを専門とする 株式会社しいたけクリエイティブ(東京都港区、代表取締役:本郷誠哉)が企画・運営する、国内最大級(※)の観光アワード 「ジャパントラベルアワード2027(https://japantravelawards.com)」 では、一次審査を終え、過去最多となる293件のエントリーの中から17件の地域・企業を選出したことをお知らせいたします。

※国内の観光アワードのエントリー数における当社調べ(2026年8月時点)

今後、8月から10月にかけて現地審査を実施し、インバウンド、サステナビリティ、アクセシビリティなど多様な視点で最終審査を行ったうえで、2027年1月上旬頃に「2027年に訪れるべき日本の感動地」として受賞者を発表予定です。

「ジャパントラベルアワード2027」について

ジャパントラベルアワードは、「観光からより良い社会をつくる」ことを目的に、2021年に創設された観光アワードです。誰もが安心して旅を楽しめること、多様な人々の視点やニーズを大切にすること、地域や環境にやさしいことを実践する、日本各地の魅力的な観光地やユニークな体験を「感動地」として発掘し、表彰しています。

2021年の初年度は80件だった応募は年々増え続け、本年度は293件にまで上昇!毎年たくさんのエントリーが全国から寄せられる、日本最大級の観光アワードとなりました。多様な旅行者がいる中で、誰もが「居心地が良い」と感じられる場所を、グローバルな視点で審査・発信することで、地域や施設の魅力を世界へ広げていきます。

<過去最多のエントリーから見えてきた、3つの特徴>

第6回を迎えるジャパントラベルアワードには、過去最多となる293件の応募が寄せられ、日本各地で観光を通じた社会的価値創出の広がりを感じました。今年のエントリーから、以下に挙げる3つの特徴が見えてきました。

TOPICS 1:文化や地域の継承を目的とした取り組みの増加

後継者不足に悩む伝統工芸や民俗芸能、人口減少が進む集落を観光の力で未来へつなぐ、実践的な挑戦が多く見られました。

TOPICS 2:当事者がガイドを務める体験の増加

職人や漁師、伝承人など、その文化や暮らしを生きる本人が案内役となる体験が増え、旅が「見る」ものから「対話する」ものへと深まっていることが印象的でした。

TOPICS 3:インクルーシブな取り組みが体験価値の核へ

多様な旅行者への配慮にとどまらず、インクルージョンを体験の中心に据えたエントリーが並び、その恩恵が旅行者だけでなく、地域住民の暮らしにも広がりはじめています。

<ファイナリストに選ばれた、17の地域や企業を一挙ご紹介(※順不同)>

1. ホヌホヌダイバーズ(沖縄県)

障害の有無を問わず誰もが楽しめる、バリアフリーのダイビングツアー。日本語・英語での対応に加え、車椅子利用者も安心して参加できるよう、一人ひとりの身体状況や健康状態に合わせて、丁寧な事前準備とサポートを提供。重力から解放される水中で、誰もが自由に沖縄の海の魅力を体感できる特別な体験です。

2. でぃーぷまりん(大分県)

島民11人が暮らす大分県・深島で、島の日常をまるごと体験できる1日1組限定の宿。「深島を無人島にしたくない」という想いから始まり、山菜採りや磯遊び、島のおばあちゃんとの語らいや島猫とのふれあいなど、この島ならではの暮らしに触れられる滞在を提供しています。

3. INNER JAPAN:大阪の伝統染色・型染めワークショップ
(大阪府)

大阪・柏原にある家族経営の染色工房で、地域の伝統技法「型染め」を職人から直接学べるワークショップ。英語ガイドが付き添うため、海外からの旅行者も職人と深くコミュニケーションを取りながら体験を楽しめます。

4. The Heart of The Japanese Sword : 刀匠弟子入り体験(広島県)

刀匠・三上貞直氏が直接指導する、3日間の本格的な作刀体験。日本刀の鋼「玉鋼」を用いて、世界に一つだけの刀を自らの手で鍛え上げ、持ち帰ることができます。担い手の高齢化や後継者不足により存続の岐路に立つ日本刀の文化を世界へ開き、刀匠の営みと伝統の未来を世界へ手渡す3日間です。

5. ポケマルおやこ地方留学(全国9エリアで開催)

小学生の子どもとその保護者を対象に、夏休みの6泊7日を農山漁村で過ごす地域滞在プログラム。子どもは地域の生産者とともに自然や食、命の大切さを学び、親はその間、仕事や自由な時間を過ごせます。子どものひと夏の成長と親の自分時間を両立させながら、地域の関係人口創出にもつながる仕組み。まさに、親も子も地域も笑顔になる新しい夏休みのかたちです。

6. 心拍(兵庫県)

奈良時代から1,300年以上続く、山田錦特A地区・兵庫県三木市の米農家に滞在できる一棟貸しの宿。「共農共杯」をコンセプトに、旅行者は地域の酒や食を味わうだけでなく、田仕事や鎮守の森の手入れといった「村の営み」にも交わります。産地の日常を旅の目的地に変えることで、耕作放棄地の再生や里山の保全など、旅行者と地域の間に豊かな循環を育む新しい観光モデルです。

7. Kirameki(広島県)

世界約50カ国を旅した創業者が、広島県北広島町に見出した観光の可能性を形にする文化交流事業。里山の暮らしや古民家、地域の食を国内外の旅行者につなぎ、地域事業者と連携しながら、知られざる中国山地の姿を丁寧に届けています。原爆の歴史とともに知られる広島に、神楽の舞や神道の伝統、温かくユーモアある人々の営みがある。その奥行きを旅の魅力へと育てています。

8. 宿屋『堂道』(新潟県)

通年人口2人の集落・新潟県の市野々で、村全体を舞台に過ごす「一村貸し」の宿。案内役の伝承人とともに、田植えや稲刈りといった四季の営みに加わり、暮らしそのものを味わいます。歴史や文化が失われゆくこの地を「限界集落」ではなく、都市部にはない「息づいた余白」と捉え直し、集落の価値を未来へつなぐ挑戦です。

9. Japan Sign Travel(東京都)

手話を利用する国内外の旅行者に向けて、日本手話・アメリカ手話・国際手話・日本語・英語で添乗・ガイドを行う旅行サービス。「ろう者も当たり前に旅を楽しめる社会をつくりたい」という思いのもと、手話による情報保障にとどまらず、地域の人々との交流や文化との出会いを大切にした旅を提供しています。

10. 小豆島サステナブルツーリズム(香川県)

瀬戸内海に浮かぶ香川県・小豆島で、誰もが一緒にアウトドアを楽しめる島づくりを進める観光協会。「障害者」と切り分けず、島内のアクティビティやイベントのアクセシビリティ向上に取り組んでいます。その恩恵は島民の約45%を占める高齢者の暮らしにも及び、観光の価値が地域の日常に還元される、持続可能な観光のあり方を示しています。

11. Movement Arts Myoko(新潟県)

新潟県・妙高に300年続く「仮山伏の棒遣い」は、宗教者である本来の山伏とは異なり、住民が暮らしの中で祈りを継いできた、全国でも稀有な伝承演武。この県指定無形民俗文化財を、観客としてではなく「継承の輪の一員」として体験するプログラムでは、継承者の指導のもと稽古を積み、最後には自ら奉納演武を披露します。

12. Setouchi Guide : 海ほたる幻想ナイトツアー(岡山県)

瀬戸内海で、ウミホタルと夜光虫が放つ幻想的な生物発光を観察するナイトツアー。16年以上この光を追い続けた主催者が、地元の人でさえその存在をほとんど知らないことに驚き、地域の誇りとして再発見してほしいとの思いから企画しました。暗い海面に浮かぶ淡い光をたどる時間が、瀬戸内の豊かな海洋環境への理解を深めています。

13. Unveil Japan : Workshops with Local Craft Artists(石川県)

蒔絵や友禅など、石川・金沢の伝統工芸を若手作家から学ぶプライベートワークショップ。参加者は、作家と深く交流しながら作品を作り上げることができます。旅人にとっては、観光向けに簡略化された体験ではなく、地域文化を担う人々の感性や技術に直接触れる機会となり、作家にとっては、収益機会に加え、創作への想いを自らの言葉で発信できる場になっています。

14. Rishiri Antique Inn(北海道)

北海道・利尻島で、江戸時代から続く昆布干しに参加できる宿。かつては島民総出で行われていた作業も、いまは担い手が足りず、その現場を旅人にも開きました。晴れた日は朝3時、島民とともに浜へ出て昆布を並べます。利尻島でしか叶わないこの時間が、島の営みを支え、旅人と島を結ぶきっかけを生んでいます。

15. Omakase Tokyo: LGBTQ+コミュニティを巡る東京ツアー(東京都)

東京・新宿を中心に、LGBTQ+コミュニティの歩みと今を深く知るプライベートツアー。案内役を務めるのは、トランスジェンダー当事者のローカルガイドです。当事者やアライはもちろん、社会や文化を多角的に学びたいすべての人に開かれた設計で、街を歩きながら対話を重ねます。都市の記憶に触れる時間が、旅を学びと出会いの場へと広げています。

16. 海遊記(長崎県)

長崎県・対馬で、現役の漁師がガイドを務める海のツアー。養殖いけすから磯焼けの現場、海洋ごみの漂着地までをめぐり、島の海が置かれた状況を肌で感じられます。美しい景色だけでなく課題までを隠さず見せ、漁師が自らの言葉で対馬を語ること。それが漁業の収益向上や関係人口の創出へとつながり、海を守る担い手を支える循環を生んでいます。

17. 永平寺町 禅プログラム 〜縁の旅〜(福井県)

禅の里・福井県永平寺町で、坐禅や精進料理、地域ガイドとの交流を通じ、土地に息づく文化や自然ごと禅を体感できる滞在型プログラム。参拝中心で滞在時間が短くなりがちだったこの地に、「見学する禅」から「体感する禅」への転換をもたらしました。旅行者と住民のつながりを育みながら、観光消費を地域経済へ還元し、禅文化の継承機会を生む着地型観光のモデルです。

<最終審査に向けて 〜審査委員長よりメッセージ〜>

現地審査では、実際の場に足を運び、皆さまと直接お話できることを毎年心待ちにしています。取り組みの裏にある想いや課題、今後の展望などを伺うことで、応募資料だけでは見えない地域との関係性や持続性の深みを知ることができるからです。また、資料に描かれていたビジョンが現場でどう体現されているのかを確認すること、そしてファイナリストの皆さまが生み出す「期待を超える瞬間」に出会えることを、今年も心から楽しみにしています。

「観光には、社会の未来を変える力がある」

その可能性を確信できるような、感動と気づきに満ちた現地審査となることを願っています。

審査委員長 | 本郷アリー

ライター、編集者、コンサルタント。コンテンツマーケティングを専門とし、数多くの観光プロモーションを手がける。東京大学大学院を卒業後、毎日新聞英語版 The Mainichi や Japan Today での記者生活を経て、Savvy Tokyo 編集長、Tokyo Weekender チーフコンテンツマネージャーを歴任。その後、株式会社しいたけクリエイティブを創業。日本外国特派員協会(FCCJ)会員。大田区多文化共生推進協議会委員。2001年より日本在住。

<「ジャパントラベルアワード2027」エントリー応募者の傾向 >

例年と同じく、今年も宿泊施設や体験アクティビティ事業者からの応募が中心でしたが、今年は体験アクティビティが6割に達し、「タビナカ」の重要性がさらに浸透してきたことを感じました。ジャンル別では「伝統文化」が過半数、「地域主導型観光」が約半数を占め、地域に根ざした文化や暮らしそのものを観光の価値として捉えるエントリーが目立ちました。


◆企画・運営会社

株式会社しいたけクリエイティブ

世界専門の広告制作会社。主に英語の記事執筆やコピーライティング、デザイン、ウェブサイトや動画を含む広告制作などを行っています。国内企業や自治体などの海外向けプロモーション支援を軸に、DEIやサステナビリティ視点での観光を促進する「ジャパントラベルアワード」の運営をしています。

企業名  :株式会社しいたけクリエイティブ

代表取締役:本郷 誠哉

事業内容 :グローバル向け広告デザインや記事制作、ジャパントラベルアワードの運営

設立   :2021年1月

所在地  :東京都港区芝大門1-10-5 シバ・パークビル3階

公式サイト:https://shiitakecreative.jp

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