なぜデジタルノマドは、この島を目指すのか。2026年10月12〜17日のモニターツアー現地取材が可能。2年間で築いた「島の端まで経済を巡らせる」関係人口モデル
株式会社NomadResortのプレスリリース
株式会社NomadResort(本社:沖縄県名護市)は、長崎県五島市から受託して進めるデジタルノマド受入体制構築事業の一環として、2026年4月から長期・中期滞在を支援する「Long stay support plan」を実施しています。
約1カ月滞在できる長期滞在支援は、当初わずか5枠で募集を開始しました。しかし、世界各地から集まった応募は約950人、倍率は約190倍に達し、想定を大きく上回る反響を受けて、受入枠を10枠へ拡大しました。
この事業の次のステップとして、2026年10月12日〜17日、長崎県五島市で、デジタルノマドを招くモニターツアーを開催し、現地取材・同行取材が可能です。
海や山に囲まれた自然、働きながら暮らせるコリビング施設、地域の人の温かさ。そして、来島者と島の人・店・地域課題をつなぐコミュニティマネージャー。今回の約190倍という数字の背景には、宿泊費補助だけでは語れない、地域ぐるみの受入基盤があります。
■ 2年間の成果(2025年4〜2026年3月)
• 23カ国から延べ40名が来島、平均滞在11.5日
• 推計消費総額約557万円、うち島内事業者への直接消費 約458万円(8割超が地域内に還流)
• 参加者の90%が「再訪したい」と回答
• 消費先は観光地だけでなく、普段は来訪者が少ない商店・集落・飲食店にも波及
長期滞在するデジタルノマドとは
デジタルノマドとは、インターネットを活用し、場所に縛られず働きながら国内外を移動する人々です。一般的な短期観光とは異なり、数週間から数カ月にわたって同じ地域に滞在し、仕事をしながら生活します。
なぜ、五島市がこの事業に取り組むのか。
人口減少が進む離島にとって、一度きりの観光消費だけでは地域経済は続きません。長期滞在するデジタルノマドは、宿泊・飲食に加え、レンタカーや日用品、地域の体験へと消費の裾野を広げ、普段は観光来訪者が少ない商店や集落にも消費と交流を届ける可能性を持っています。
実際に、2025年度、島内事業者への直接消費は約458万円にのぼりました。さらに再訪や仕事、友人紹介を通じて、五島に関わり続ける「関係人口」へとつながります。これは、税金を使って一部の来訪者をもてなす事業ではなく、地域経済を島の隅々まで循環させ、担い手を増やすための事業です。
2年前から始まっていた実証事業を「年間受入の仕組み」へ
2024年度、国土交通省九州運輸局による「離島におけるデジタルノマド受入に向けた体制整備に関する実証事業」が五島市で行われました。
実証事業では、五島の自然やコミュニティが高く評価された一方、車を持たない来島者の移動、外国語での交通・滞在情報、継続的に地域と来島者をつなぐ人材など、離島ならではの課題も明らかになりました。
そこで2025年度、五島市と弊社NomadResortは、実証事業を一度きりのイベントで終わらせず、年間を通じて受け入れる仕組みへ発展させました。
• 地域と来島者をつなぐコミュニティマネージャーの育成・配置
• 宿泊、ワーク環境、島内案内を組み合わせた中長期滞在プランの造成
• 日本語・英語・中国語に対応した情報発信
• InstagramやDiscordを活用した、来島前後もつながれるコミュニティ運営
• 高校生、地域住民、商店、事業者と交流する機会づくり
2回目のモニターツアーでは、10人のデジタルノマドが来島し、昨年度より長い5泊6日の滞在を創出。観光地を紹介するだけではなく、来島者が「島の日常」に参加できる導線を、地域の人たちと一緒に整えてきました。さらに、一部の参加者は自主的に延泊し、二次離島である奈留島へ渡り、さらなる五島列島の魅力を体験しました。
また、2025年4月から2026年3月までに、本事業を通じて23カ国から延べ40名のデジタルノマドが五島市を訪れました。
冒頭でも述べたように、平均滞在日数は11.5日、移動、宿泊、飲食、レンタカーなどを含む推計消費総額は約557万円、うち島内事業者への直接消費は約458万円でした。
こうした受入基盤が整った結果、モニターツアーの有無にかかわらず、現在はデジタルノマドが継続的に来島する状態が生まれています。
2026年、より長く、より地域に根ざした滞在の体験価値を届ける
ここまでの2年間の実証を経て、当社は関係人口の創出を目的とした長期滞在支援事業『Long Stay Support Plan』を企画しました。
⬛︎1カ月プラン(10枠)
• 当初5枠で募集を開始し、反響を受けて10枠へ拡大
• コリビング施設「The Pier」と連携し、約1カ月分の宿泊補助(最大7万円相当)
⬛︎1週間プラン(5枠)
• 五島市内の宿泊施設に6泊以上滞在した参加者へ、最大3万円相当の宿泊費補助または体験
*いずれのプランも、認定コミュニティマネージャーによるコミュニティサポート付き。
*選考された参加者には、地域コミュニティへの参加、滞在体験のSNS発信、アンケートへの回答、などをお願いしています。
4月から募集を開始したこの事業は、Instagramなどのソーシャルメディアを通じて瞬く間に世界中に発信され、5月頭までに約950名の応募が殺到。
動画選考等を通して参加者を選定し、6月から毎月1〜2人のデジタルノマドが滞在しています。
この事業では、モニターツアーのような予定されたコンテンツはなく、コミュニティマネージャーが地域のイベントや季節に合わせたアクティビティに誘い、地域事業者や住民との交流を橋渡ししていきます。
宿泊を補助すること自体が目的ではなく、1週間では出会いきれない五島の暮らしに触れ、地域の人と関係をつくるための「滞在時間」を支援しています。
全国初・認定コミュニティマネージャー6名体制。五島が選ばれる4つの理由
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仕事と暮らしを両立できる自然環境
五島には、車を最短10分走らせるだけで、海や山、星空などの豊かな自然と、都市部とは異なる静かな時間があります。オンラインで仕事をしながら、仕事の前後には自然の中で過ごせる環境が、長期滞在を希望するデジタルノマドに支持されています。 -
約1カ月を「暮らせる」コリビング施設
長期滞在支援事業では、五島列島のコリビング施設「The Pier」と連携しています。仕事環境と生活空間があり、ほかの滞在者や地域の人と自然につながれることが、ホテル滞在とは異なる価値を生みます。 -
旅人を地域の日常へ迎え入れる、人の温かさ
参加者は、地元高校生との交流、棟上げや餅まき、島民との食事、共同調理、奈留島での交流など、一般的な観光では出会いにくい島の日常を体験してきました。2025年度の参加者アンケートでは、90%が「ぜひ再訪したい」と回答しています。 -
全国初、CMA卒業生6名が同一地域に滞在する受入体制
2026年4月末時点で、五島地域には日本デジタルノマド協会公認のコミュニティマネージャー養成講座(CMA)卒業生6名※が滞在しています。同一地域に6名が滞在する体制は全国初です。
コミュニティマネージャーは、単なる観光案内役ではありません。来島者の興味や仕事、生活上の困りごとを聞き、地域住民、商店、飲食店、宿泊施設、体験事業者、行政などへつなぐ「コネクター」であり、デジタルノマドはコミュニティマネージャーがいるからこそ、地域を選ぶ特性があります。
※全国初の表記は、日本デジタルノマド協会公認コミュニティマネージャー登録者数を基にしたNomadResort調べ/2026年4月末時点。
主催・運営よりコメント
五島市地域協働課移住定住促進班 谷 一也主査
五島市は2019年のコロナ禍前からワーケーションの推進に取り組んでおり、2024年からデジタルノマドの誘致に取り組んできました。離島でありながら多くのワークスペースと豊かな自然環境を兼ね備える五島市はデジタルノマドにとって魅力的な滞在地となっています。
今では、毎日のように島のどこかで地域住民とデジタルノマドとの交流が生まれており、我々が望む継続的な関係性を構築できていると感じています。
これからも、コミュニティマネージャーや地域住民の方々と共に、世界中のデジタルノマドに愛されるコミュニティを構築していきたいと感じています。
株式会社NomadResort コミュニティマネージャー 浦山佳菜
私たちコミュニティマネージャーの役割は、観光地の案内にとどまりません。来島者の関心と、地域の人・商店・仕事・日々の営みをつなぐコネクターだと考えています。
長く滞在するからこそ、島の中心部だけでなく、端の小さな商店や集落にも足を運べます。買い物や食事、地域の人との会話といった一つひとつの接点が、島の端まで経済を巡らせ、五島に関わり続ける人を増やしていきます。
同一地域に認定コミュニティマネージャーが6名在籍するのは全国初です。目指すのは一度きりの消費ではなく、五島を「また帰りたい場所」と感じてもらい、滞在後も関係が続いていく未来です。
2026年度は、年間40名の誘致と秋のモニターツアー2回を計画
2026年度は、長期・中期滞在支援に加え、年間40名のデジタルノマド誘致と、秋を中心としたモニターツアー2回を計画しています。
第1弾は、2026年10月12日から17日までの5泊6日で開催予定です。参加者は五島で仕事をしながら、地域の人との交流や島の日常を体験します。
今後も、コミュニティマネージャーが来島者と地域をつなぎ、長期滞在による消費と交流を島の周縁部まで届けていきます。そして、一度の滞在を再訪、仕事、友人の来島、地域との協働へつなげ、「世界の友人たちが、ただいまと帰ってこられる島」を目指します。
メディア関係者の皆さまへ|現地取材・インタビューが可能です
本事業では、次のような取材・インタビューに対応可能です。
• 2026年10月12日から17日のモニターツアーへの現地取材・同行取材
• なぜ五島に約190倍の応募が集まったのか
• 海外のデジタルノマド、長期滞在プログラム参加者へのインタビュー
• CMA卒業生、コミュニティマネージャーへのインタビュー
• 長期滞在者を受け入れるコリビング施設「The Pier」への取材
• 来島者とつながった地域住民、商店、飲食店、体験事業者への取材
• 長期滞在者の消費を「島の端まで届ける」地方創生モデル
• 離島の二次交通、外国語情報、長期滞在受入に関する課題と改善策
事業概要
事業:五島市デジタルノマド受入体制構築事業
実施地域:長崎県五島市
受託・運営:株式会社NomadResort
2026年度目標:年間40名の誘致、モニターツアー2回、長期・中期滞在支援
五島デジタルノマド特設ページ:https://goto.nomadresort.jp/
Instagram:https://www.instagram.com/nomadresort_goto/
会社概要
会社名:株式会社NomadResort
代表者:小吹智広、松本知也
設立:2024年3月15日
Webサイト:https://nomadresort.jp/