オーストラリア、アメリカ、カナダ、日本で15年以上にわたり建築・施工に携わってきた経験を基盤に、新モデルの展開、ショールームヴィレッジの拡張、第2生産拠点の整備を進める。
生甲斐組合同会社のプレスリリース

長野飯山市を拠点とする生甲斐組合同会社(Ikigai Collective G.K.)は、事業の次の成長ステージへと進んでいます。2026年夏にはトレーラーハウスのラインアップを拡充し、現在は飯山市のショールーム兼宿泊ヴィレッジを3棟から5棟へ拡張する計画と、市内での第2生産拠点の整備を進めています。
こうした成長の根底にあるのは、創業以来変わらないものづくりの考え方です。日本でも特に厳しい気候環境に対応しながら、快適性、デザイン性、耐久性、そして長期的な使いやすさを妥協しない。世界各地で培った建築・施工経験と、飯山で実際に製造・運用してきた知見を組み合わせ、日本の気候や暮らし方に適したトレーラーハウスを追求しています。
生甲斐組は、トレーラーハウスを単なる「移動可能な構造物」としてではなく、暮らす、泊まる、働く、楽しむための新しい空間として捉えています。
豪雪地帯で設計・製造し、日本の多様な環境に対応する
トレーラーハウスには、移動できること、短期間で設置できること、土地を柔軟に活用できることなど、多くのメリットがあります。しかし生甲斐組では、それらの特徴と、住宅に求められる快適性、耐久性、品質は両立できると考えています。
その設計思想を形づくっているのが、野沢温泉に近い長野県北部・飯山市です。冬の豪雪と厳しい冷え込みは、屋根や構造、配管、凍結対策に高い性能を求めます。一方で、夏の高温多湿な環境では、断熱、換気、湿気対策も重要になります。

「日本でも特に厳しい環境を基準に設計すれば、より幅広い地域に対応できる。」
生甲斐組 が目指しているのは、単に冬に強いトレーラーハウスではありません。春夏秋冬、一年を通して快適で実用的に使えるトレーラーハウスです。
ブランドを支える、4カ国・15年以上の建築経験
生甲斐組を創業したのは、オーストラリア出身の建築職人Mitchel van der Werf(ミッチェル ヴァンデルウェルフ)です。オーストラリア、アメリカ、カナダ、日本の4カ国で、15年以上にわたり建築・施工に携わってきました。
住宅建築や木工からキャリアを始め、その後、コンパクトハウスや輸送可能な住宅の設計・製造へと活動を広げました。2020年にはオーストラリアでタイニーハウスの設計・製造会社「Stay Tiny Co」を創業し、約4年間にわたり事業を運営。建築・施工だけでなく、製品開発、製造体制づくり、顧客ごとのプロジェクトまで幅広く経験しました。
その後、日本で生活し、宿泊施設や不動産の運営にも携わる中で、これまでの経験をより厳しい環境に生かす可能性を見出しました。その舞台となったのが、世界でも有数の豪雪地域である長野県北部です。
「移動できる構造の柔軟性を保ちながら、日本でも特に厳しい気候の中で、一般住宅のような快適性を持つトレーラーハウスをつくることはできないか。」
生甲斐組は、その発想から生まれました。
「標準的なトレーラーハウスを造って、後から“雪国仕様”を追加するという考えではありませんでした。さまざまな国や気候、建築分野で培ってきた経験を生かし、最初から日本の環境に合わせて設計を考えました。」
ショールームであり、実際の運用の場でもある
Ikigai Collective は、トレーラーハウスを製造するだけではありません。飯山市のショールームでは、展示モデルを実際の宿泊施設としても運営しています。
購入を検討するお客様は、図面や仕様だけでは分かりにくい自然光の入り方、天井高、室内の広がり、屋内外のつながりなどを、実際に宿泊しながら体験できます。

また、自社で継続的に運営することで、清掃やメンテナンス、収納、換気、濡れた冬用装備、外装の耐久性、積雪への対応など、完成後の実際の使われ方を直接把握しています。そこで得られる利用者の声や運用上の知見を、細部の改善や次の製品開発へ反映しています。
見た目だけではなく、実際に使ったときにどう機能するか。それを大切にしています。

Ikigai Collective ショールーム兼宿泊施設
長野県飯山市瑞穂5468-1
Mizuho:Booking.com
Nozawa:Booking.com
新モデル「Deck Trailer」と「Hanare」を加え、ラインアップを拡充
2026年夏、生甲斐組はラインアップを拡充し、現在はNozawa、Mizuho、Yamabiko、Hanare、Deck Trailer、Shell の 6モデルを展開しています。住宅、宿泊施設、商業用途など、それぞれ異なるニーズに対応しながら、断熱、換気、耐久性、長期的な快適性という共通の設計思想を大切にしています。
中でもDeck Trailerと Hanareは、必要に応じて空間や機能を段階的に拡張できるモデルです。Deck Trailerは、屋根付きの屋外スペース、座席、バー、収納に加え、スキーやスノーボード、濡れた装備を置くドライスペースとしても活用できます。

Hanare は、メインのトレーラーハウスと組み合わせて使用できるコンパクトな別棟ユニットで、追加の寝室、リビング、ゲストスペースなどに活用できます。
これらを組み合わせることで、宿泊施設の客室を段階的に増やしたり、需要に合わせて施設を拡張したり、自宅にゲストスペースを追加したりと、必要なタイミングで必要な分だけ空間を成長させることが可能になります。

ショールームを3棟から5棟へ。飯山で生産体制も拡大
生甲斐組は現在、飯山市のショールーム兼宿泊ヴィレッジを3棟から5棟へ拡張する準備を進めています。モデル数を増やすことで、来場者は複数のトレーラーハウスを実際に比較できるほか、複数棟を組み合わせた宿泊施設、観光施設、スタッフ住宅などの活用方法も、より具体的にイメージできるようになります。
同時に、飯山市内では第2生産拠点の整備も進めています。新たな生産拠点では、複数のプロジェクトを並行して製造できる体制を整え、生産能力と効率の向上を図ります。
生産規模を拡大しても、ものづくりの拠点を飯山から移すのではなく、地域の材料業者や職人との関係をさらに深め、信州材をはじめとする長野県産材の活用も増やしていく方針です。
「もっと製造しやすい場所でつくることもできます。でも、生甲斐組が育ってきたのは飯山です。ここには信頼できる材料業者や職人とのつながりがあり、この地域の厳しい気候そのものが、私たちのものづくりに高い基準を与えてくれています。」
移動できるからといって、仮設のように感じる必要はない
観光、地方創生、働き方や暮らし方の変化によって、日本各地で柔軟に活用できる空間へのニーズが高まっています。生甲斐組は、住宅、宿泊施設、観光施設、オフィス、スタッフ住宅、商業用途など、トレーラーハウスにはさらに幅広い可能性があると考えています。
私たちが目指すのは、「安い」「早い」という理由だけで選ばれるものではなく、デザイン、快適性、耐久性、メンテナンス性、柔軟性そのものによって選ばれるトレーラーハウスです。
移動できるからといって、仮設のように感じる必要はありません。
今後の展開
新モデルの展開、ショールームヴィレッジの拡張、第2生産拠点の整備を進めるIkigai Collective は、飯山の雪国で培ったトレーラーハウスを、今後さらに日本全国へ展開していきます。
また、2026年後半には、初めて東京で開催される大規模な業界イベントへの出展も予定しています。詳細については、改めてPR TIMESにてお知らせします。
生甲斐組(Ikigai Collective)について

生甲斐組合同会社(Ikigai Collective G.K.)は、長野県飯山市を拠点にトレーラーハウスの設計・製造を行うメーカーです。創業者の Mitchel van der Werf(ミッチェル ヴァンデルウェルフ)は、オーストラリア、アメリカ、カナダ、日本の4カ国で15年以上にわたり建築・施工に携わってきました。
生甲斐組設立以前には、オーストラリアでタイニーハウスの設計・製造会社「Stay Tiny Co」を創業・運営。そこで培った国際的な建築・製造経験と、長野での地域に根ざしたものづくり、自社宿泊施設の運営経験を組み合わせ、日本の多様な気候に対応するトレーラーハウスを開発しています。
現在は、飯山市でモデルラインアップ、ショールーム兼宿泊ヴィレッジ、生産体制を拡大し、日本全国への展開に向けた事業基盤を強化しています。

