ベトナムのライチ蜂蜜が、日本で「はちみつ酒」に 苗木支援から生まれたミード「ヴァイ・ミード」を開発

Shankar and Co.のプレスリリース

台風被害をきっかけに始まった苗木支援 今度は「買い続ける仕組み」を――元ベトナム赴任者が、 ベトナムの小さな村のライチ蜂蜜を日本でミードに

Shankar and Co.は、ベトナムの地域で生産される農産物を日本市場につなぎ、日本側の事業者とともに新しい商品を生み出す「越境型商品開発」に取り組んでいます。

その第一歩として、ベトナム北部のライチ産地で生産された「ライチ蜂蜜」を原料に、日本の醸造所と共同でミード(はちみつ酒)を開発しました。

ライチ蜂蜜で作ったミード(はちみつ酒)

ライチ蜂蜜で作ったミード(はちみつ酒)

この取り組みのきっかけとなったのは、代表がベトナムに赴任していた時に出会った、北部の小さな村との縁でした。

LaLa-Lycheee社(ベトナムであった夫婦)

LaLa-Lycheee社(ベトナムであった夫婦)

1. ベトナムとの出会いから始まった、新しい挑戦

北ベトナム・ハイフォン市のすぐ隣にある小さな村では古くからライチ栽培が行われ、現在も農業が地域の主要な産業となっています。

代表は現地での交流を通じ、地域に根付いた産業を将来につなぐ方法を考えるようになりました。

これはベトナムだけの問題ではありません。日本でも、後継者不足や市場縮小などによって、地域産業や伝統産業の存続が難しくなっている地域があります。

両国には、地域に根付いた産業を次世代につなぐという共通した課題があると感じました。

だからこそ、外部から一時的に支援するだけではなく、その地域で生産されたものが継続的に売れ、次の生産につながる仕組みをつくることができないか。

そう考えたことが、今回の取り組みにつながっています。

Vinh Lap村のライチ畑(上空)

Vinh Lap村のライチ畑(上空)

2. 「支援」ではなく、地域と市場をつなぐ活動にしたい

2024年、ベトナム北部を大型台風が襲い、ライチ産地も大きな被害を受けました。

これをきっかけに、Shankar and Co.ではCAMPFIREを通じてライチの苗木を現地の農家に届けるプロジェクトを実施しました。

( https://camp-fire.jp/projects/795564/view?utm_campaign=cp_po_share_c_msg_mypage_projects_showhttps://camp-fire.jp/projects/964424/view )

2024年VinhLap村の台風被害(ライチの木が倒れる)

2024年VinhLap村の台風被害(ライチの木が倒れる)

苗木支援を一度きりの取り組みで終わらせず、現地の生産物を継続的に購入できる仕組みづくりにも取り組むことにしました

農家が農業を続けるためには、収穫したものが売れ、再び生産するための資金が生まれるという、継続的な経済の循環が必要です。

そこで次の段階として目指したのは、ベトナムの農産物を日本に持ってくるだけではなく、日本側で新しい価値を加え、商品として市場につなぐことでした。

ベトナムでつくる。

→日本へ届ける。

→日本の事業者と新しい商品をつくる。

→そして、その商品を日本の消費者に届ける。

→その売上によって、再びベトナムの生産物を購入する。

こうした小さな循環をつくり、継続することが、地域産業を長期的に支える一つの方法になるのではないかと考えています。

3. ライチの産地から生まれた「生ライチ蜂蜜」

その取り組みの出発点となったのが、ベトナム北部のライチ産地で採れた生ライチ蜂蜜です。

VinhLapという村は、ベトナムのライチ産地の一つで、一面にライチの木が広がっています。ライチの花が咲く時期には、白い花と甘いライチの香りに包まれる中で、この蜂蜜が生まれます。

しかし、今まではその村の中だけで消費されてきただけでした。

つまり、この蜂蜜を購入することは、単に蜂蜜という食品を購入するだけではなく、ライチを栽培する地域の経済活動につながります。

ライチの木があり、花が咲き、蜂が蜜を集め、蜂蜜が生産される。

その農産物を日本に届け、さらに日本で新しい商品へと変えていく。

今回目指しているのは、こうした地域の営みそのものを、日本の市場につなげていくことです。

4. ベトナムの蜂蜜を、日本で「お酒」に

今回、このライチ蜂蜜をそのまま販売するだけではなく、日本側の技術と組み合わせた新しい商品をつくることに挑戦しました。

その商品が、ライチ蜂蜜を原料としたミード「ヴァイ・ミード」です。

(ミードとは、蜂蜜を発酵させてつくる酒で、ワインやビールなどと並ぶ古い歴史を持つ醸造酒の一つです。)

今回のミードは、ベトナム産のライチ蜂蜜を日本へ輸入し、埼玉県秩父市のディアレットフィールド醸造所に醸造を依頼して製造しました。

ライチ蜂蜜

ライチ蜂蜜

5. 「ベトナムの農産物」×「日本のものづくり」

現在、2026年9月4日から10月31日まで、CAMPFIREで先行販売を行っています。

今回のミードを一つの実践として、今後もライチ蜂蜜を継続的に購入するとともに、ベトナムの生産者と日本の事業者をつなぎながら、新たな商品開発の可能性を探っています。

Campfireページ: https://camp-fire.jp/projects/964424/view

今回の商品開発と販売が実現できたのは、日本に幅広いものづくりの技術や、それを担う事業者があるからこそだと思っています。

ベトナムの農産物と日本のものづくりを組み合わせることで、両国の地域に新しい価値を生み出していけたらと考えています。

【会社概要】

商号  : Shankar and Co.

所在地 : 東京都武蔵野市境南町3-7-4 武蔵野ハイツ102

設立  : 2024年5月

事業内容: ベトナム Vinhlap村産ライチ蜂蜜と関連商品の日本市場へつなぎ、

      日本事業者と連携し新商品を生み出す越境型商品開発と販売

URL   : https://camp-fire.jp/projects/964424/view

      https://vaimead-vietnam.stores.jp

      https://lllych-vinhlap-jpn24.stores.jp

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