木内酒造株式会社のプレスリリース
末創業の古川酒造店の歴史と精神を継承旧酒蔵を再生し、海を感じるウイスキーづくりと観光の新たな拠点へ

木内酒造株式会社(本社:茨城県那珂市、代表取締役社長:木内敏之)は、大洗町に残る旧古川酒造店の跡地を活用した新たなウイスキー蒸溜所「磯の浜蒸溜所」の開設に参画いたします。
旧古川酒造店は、かつて「日本で最も海に近い酒蔵」と称され、幕末から平成にかけて130年以上にわたり浜の酒文化を築いてきました。その歴史的空間を再生し、大洗の海辺の風土を映すクラフトウイスキーづくりと、地域観光の新たな拠点の創出に取り組みます。蒸溜所は2027年春の始動を予定しており、始動後には、蒸溜所見学をはじめ、買い物や飲食、テイスティングなどを楽しめるビジターセンターも整備します。
本事業は、木内酒造株式会社、メキシコのフラタニティ・スピリッツ(Fraternity Spirits World SA)、大里 愛氏(旧古川酒造店)が出資・参画する合弁事業です。旧古川酒造店から受け継ぐ歴史を礎に、「常陸野ネストビール」や「日の丸ウイスキー」などで培った木内酒造の製造・蒸溜所運営の知見と、フラタニティ・スピリッツのグローバルな酒類販売ネットワークを結集。海辺の風土を映すウイスキーを国内外へ発信するとともに、磯の浜蒸溜所を大洗の新たなデスティネーションへと育てていきます。
浜の記憶をつなぐ 海の郷の蒸溜所

134年にわたり、大洗の浜で酒文化を紡いできた古川酒造店。その酒造りの精神と海への想いを受け継ぎ、「磯の浜蒸溜所」は誕生します。
この土地ならではの風土を映すウイスキーを育み、かつて浜辺のバー文化が花開いたこの場所を、人々が再び集い、グラスを交わす新たな酒文化の拠点へと再生します。
受け継がれる「進取の精神」

古川酒造店の歴史は、慶応年間(1865〜1868年)、創業者・古川政吉が、天狗党の乱をくぐり抜けた古い蔵で酒造りを始めたことにさかのぼります。以来、「松籟(しょうらい)」「黄門」などの銘柄を手がけ、130年以上にわたり、大洗の町で酒と文化を育んできました。
昭和期、四代目・政次の時代には、手がけた酒が数々の賞を受賞するとともに、「清酒カクテルバー」をはじめ、当時としては斬新な企画を次々と打ち出し、浜辺のバー文化を醸成しました。さらに、酒蔵に残る政次の書斎には、当時すでにウイスキーづくりを研究していた痕跡も残されています。
伝統を守りながら、新たな酒文化に挑んだ古川酒造店の「進取の精神」。その志は時を越え、磯の浜蒸溜所へと受け継がれます。
茨城産原材料でつくる、海を感じるウイスキー

磯の浜蒸溜所では、茨城県産の麦を用い、大洗の海辺の個性を映すブリニー(briny)なウイスキーづくりに取り組みます。その最大の特徴となるのが、ピートに代えて海藻で麦芽を燻す試みです。潮気や海を思わせる香りを引き出し、この土地の記憶を感じさせる味わいを目指します。
この取り組みは、自社で製麦を手がける木内酒造の知見と技術を生かすことで実現します。磯の浜蒸溜所のために設計された銅製ポットスチルで丁寧に蒸溜し、その原酒を海にほど近い大洗の地で時間をかけて熟成。麦の豊かな風味と海を思わせる余韻を備えたウイスキーへと育てていきます。
また、旧古川酒造店で育まれた浜辺のバー文化を現代へ受け継ぐ商品として、リキュールやボトルドカクテルもラインアップします。
歴史ある酒蔵を再生する、海辺の蒸溜所
磯の浜蒸溜所では、幕末から昭和にかけて建てられた旧古川酒造店の歴史ある酒蔵を再生し、新たな蒸溜所として活用します。時を重ねた梁や柱、酒造りの記憶をとどめる道具や資料など、かつての面影と歴史の重みが息づく空間でウイスキーの製造を行います。
施設内には、製造工程を間近に感じられる蒸溜所見学ルートに加え、古川酒造店の歴史と酒造りの物語に触れる展示エリアを開設します。さらに、蒸溜所限定の商品やオリジナルグッズが揃うショップ、ウイスキーやカクテルを楽しめるテイスティングバー、飲食スペースを備えたビジターセンターを整備します。蒸溜所見学の開始時期や予約方法、ビジターセンターの詳細は、後日、公式WebサイトやInstagramでお知らせします。
趣ある酒蔵の空間に浸り、ここでしか味わえない一杯を楽しむ——。地域の方々をはじめ、国内外から訪れる多様な人々が集い、気軽にグラスを交わせる大洗の新たなデスティネーションとなることを目指します。


会社・施設概要

会社名:株式会社古川酒造 磯の浜蒸溜所
代表者:代表取締役社長 木内敏之
施設名:磯の浜蒸溜所(ISONOHAMA DISTILLERY)
所在地:〒311-1301 茨城県東茨城郡大洗町363番地
設立:2024年8月
事業内容:ウイスキーを中心とする酒類の製造・販売、蒸溜所見学、ショップ・飲食施設の運営
蒸溜所始動:2027年春予定
コンセプトワーク:文化星人
ロゴデザイン:粟辻デザイン
公式Webサイト: https://isonohama.co.jp/
公式Instagram:https://www.instagram.com/isonohamadistillery/
開業時期や蒸溜所見学、商品などに関する最新情報は、公式Instagramを中心にお知らせします。
木内酒造について
1823年に現在の茨城県那珂市の地で、木内儀兵衛により創業。清酒「菊盛」にはじまり、1996年には常陸野ネストビールの製造を開始。伝統の技と厳選した原料にこだわり、国内外へ向け日本の酒造りを発信しています。
2016年にはウイスキー製造を開始。2020年には茨城県石岡市に「八郷蒸溜所」を新設し、ジャパニーズウイスキーの生産体制を確立しました。
酒造りのみならず、食と酒を楽しむ場として飲食事業も展開し、関東で「常陸野ブルーイング」「蔵+かつ」などの飲食店も運営しています。
■会社概要
会社名 :木内酒造株式会社 / 株式会社 木内酒造1823
創業 :1823年(文政6年)
事業内容:酒類製造・販売・飲食事業
所在地 :〒311-0132 茨城県那珂市南酒出808
HP :https://kiuchibrewery.co.jp/
木内酒造株式会社
茨城県那珂市南酒出808
TEL:029-212-5111 E-Mail:information@kodawari.cc

