Visit Finland(フィンランド政府観光局)のプレスリリース
ヘルシンキの豊かなデザインと建築の伝統が新たな段階に入ります。アアルト作品群がユネスコ世界遺産に登録され、2027年春にはフィンランド国立博物館が再オープンし、2030年には新しい建築・デザインミュージアムが完成する予定です。デザインや建築に興味のある日本の皆様には、展示会やコンサート、新規出店などを通じて、ヘルシンキのクリエイティブな文化やフィンランドの味覚を日本でもお楽しみいただけます。
アアルト作品群:人間中心のデザインがユネスコ世界遺産に
フィンランド全土に点在する13の建築『Aalto Works』(アアルト作品群)は、先駆的なモダニズム建築家アイノ、エリッサ、アルヴァ・アアルトによるもので、2026年7月にユネスコ世界遺産に登録されました。建築における人間中心のアプローチが国際的な建築思想に影響を与え続けていること、また、ウェルビーイング、平等、コミュニティの暮らしを支えるデザインの役割が世界的に高く評価されたものです。
ヘルシンキはこの新しく認定された世界遺産の魅力を探る出発点として理想的な場所です。13の建築のうち5作品がフィンランドの首都に位置しており、作品群の中でも最多です。アアルト達の建築、デザイン、日常生活へのアプローチについて、独自の洞察に触れていただくことができます。
アアルト自邸とスタジオ・アアルトはヘルシンキのMunkkiniemi(ムンッキニエミ)にあり、ガイド付きツアーで見学ができます。アアルト自邸はアイノとアルヴァ・アアルトが自宅兼オフィスとして設計し、1936年に完成しました。スタジオ・アアルトはアルヴァ・アアルト建築事務所専用の仕事場として1955年に完成しました。この2つの建築から、アアルト一家の日常生活、創造的プロセス、建築とデザインへのアプローチに親しんでいただくことができます。
フィンランディアホール – ヘルシンキの中心に位置するユネスコ世界遺産の傑作
フィンランディアホールは、フィンランドの最も象徴的な名所の一つで、まさに建築とデザインの傑作です。ヘルシンキの中心、トーロ湾沿いにあるフィンランディアホールは、世界的に有名なアルヴァ・アアルトの最高の業績の一つで、新しく認定されたユネスコ世界遺産アアルト作品群のハイライトの一つです。名所であるだけにとどまらず、フィンランドの建築、デザイン、文化、ライフスタイルにも触れていただくことができます。堂々とした大理石のファサードから家具、照明、内装にいたるまで、建物のひとつひとつのディテールがアルヴァ・アアルトによって丁寧にデザインされ、芸術的な建物となりました。
大規模改修を経て、フィンランディアホールは誰もが利用できる活気あふれる文化的デスティネーションに進化しました。アルヴァ、アイノ、エリッサを中心とした没入感のある展示を探索したり、Finlandia Café&WineやFinlandia Bistroでフィンランドの味を堪能したり、フィンランドデザインのショッピングを楽しんだり、さらには建物内にあるFinlandia Homesに宿泊したりすることもできます。フィンランディアホールは、国際会議、コンサート、カルチャーイベント、お祝いなどの主要会場でもあります。タイムレスな建築、とりわけ高い機能性、温かい北欧のホスピタリティで、デザイン、自然、文化が融合した忘れられない思い出をお作りいただけます。
フィンランド国立博物館の新時代
フィンランドで来館者数が最も多い国立博物館は、その歴史上最大規模の変革を経て、2027年春に新時代を迎えます。この博物館は、フィンランドという国家を定義し、フィンランド人のアイデンティティを語る場所として19世紀に建てられたものです。一世紀以上たった今も、同じ質問を投げかけ続けています。フィンランドはどのようにして現在の国になったのか。答えはもはや一つではなく、進化し続けています。
リニューアル後の博物館では、著名な3人の建築家、ヘルマン・ゲセリウス、アルマス・リンドグレン、エリエル・サーリネンにより設計されたナショナル・ロマンティシズム様式の建物が修復され、JKMMアーキテクツの大胆な設計による現代的な増築部と融合します。建築、デザイン、歴史、現代文化が一つになって、建物全体が芸術作品となります。リニューアルされた国立博物館は、単なる博物館ではなく、展示、建築、イベント、市民生活が集約された文化的な見どころであり、公共空間でもあります。国を定義するために創られた博物館は、繰り返し再構想されるフィンランドらしさを探求する場所です。展示、イベント、公開討論を通じて、博物館は好奇心を刺激し、学びを促し、フィンランドの過去、現在、未来を創り出します。
建築・デザインミュージアムは、新ミュージアムに先駆けて、主要な変化を公開
建築・デザインミュージアム ヘルシンキは、ヘルシンキ南港に2030年完成予定の新ミュージアム建築に向けて、大きな変化の時期を迎えています。来春、現在Korkeavuorenkatu(コルケアヴォオレンカトゥ)通りにあるミュージアムにて、展示、イベント、サービスをシームレスに体験していただける『Designed & Loved』という新コンセプトを展開いたします。
リニューアル後のミュージアムの中心には、世界からの旅行者と地元の人々のために企画された、フィンランドの建築とデザインの歴史を多角的に探る意欲的なコレクション展があります。ミュージアムの展示場全体を使い、これまで一般公開されていないものを多数含む、所蔵品数百点を展示します。
1階は、無料で誰もが自由に出入りでき、休憩したりインスピレーションを感じたりすることのできるウェルカムフロアになります。再デザインされたフロアでは、より大きなデザインショップや新しいブックギャラリー、新しいカフェCafé Nolitaをお楽しみいただけます。ミュージアムは、2027年1月7日から一時閉館し、3月5日に再オープンいたします。
JKMM アーキテクツ – ミュージアムは人々のためにある場所
街の文化景観を形成するいくつかの主要ミュージアムプロジェクトの背景にはヘルシンキを拠点とするJKMMアーキテクツの存在があります。同建築事務所は、地下のギャラリーと特徴あるドーム型の屋根が突き出る公共広場によりアート、建築、都市生活を統合させ、2018年にオープンしたAmos Rex(アモス・レックス)ミュージアムも設計しています。JKMMは地下の展示場とイベント空間を備えて1年中楽しめる2027年オープン予定のフィンランド国立博物館の増築部の設計もしています。さらには、ヘルシンキ南港に完成予定の新しい建築・デザインミュージアムの国際建築コンペも勝ち取りました。どのプロジェクトでも、JKMMはミュージアムを展示会場であるだけとは捉えず、文化、学び、交流、都会の日常生活といった人々のためにある場所としてアプローチしています。
日本でヘルシンキを体験する
日本のみなさまには、日本にいながらヘルシンキらしさに触れていただく機会もございます。東京および国内各地で、マリメッコやカレワラからアルヴァ・アアルトやエクベリまで、展示、コンサート、新規オープンのショップ等にて、フィンランドデザインや、建築、職人技、音楽、フィンランドの味などを体験していただけます。
ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団の日本・韓国ツアー
2026年10月、首席指揮者ユッカ=ペッカ・サラステ氏率いるヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団は、ヘルシンキの音色を日本と韓国にお届けします。日本では、高崎、大阪、川口、東京、浜松、上田(長野県)、横浜にて、ソリストに角野隼斗氏(ピアノ)、東亮汰氏(ヴァイオリン)を迎え8公演が行われます。日本ツアー終了後には、ソリストにヤン・インモー(ヴァイオリン)を迎え、韓国にて3公演が行われます。
日時:2026年10月9~18日
東京公演:10月13日サントリーホール、10月14日東京オペラシティ
東京にフィンランドのモダニズムをもたらすArtek(アルテック)
1935年ヘルシンキにて創業のArtek(アルテック)は、日本で初の直営店をオープンしております。約200㎡の店内には、アルヴァ・アアルト等フィンランドデザインの巨匠達による家具、照明、テキスタイルから、現在グローバルに活躍するデザイナーの最新作まで、アルテックのコレクションが一堂に会します。特別商品、アルテックと価値観を共有するブランドや製品をともに取り扱っております。
所在地:アルテック 東京 東京都渋谷区神宮前 5 – 9 – 20, 1F ・B1
Ekberg(エクベリ) – ヘルシンキの老舗ベーカリーカフェが東京に
1852年創業のEkberg(エクベリ)は、フィンランド最古のベーカリー、パティスリー、カフェです。2026年7月、家族経営のヘルシンキの老舗は、初の海外進出先として新宿伊勢丹に出店し、フィンランド人の愛するシナモンロールkorvapuusti (コルヴァプースティ)やvoisilmäpulla(ヴォイシルマプッラ)などを提供しています。
所在地:東京都新宿区新宿3-14-1 伊勢丹新宿店 本館地下1階
Kalevala(カレワラ)が日本初のコンセプトストアをオープン
ヘルシンキを拠点とするジュエリーブランドKalevala (カレワラ)は、2026年9月日本初のコンセプトストアをオープンしました。ニュウマン高輪のストアでは定番コレクションから最新作まで幅広く展開するほか、ヘルシンキの自社工房で受け継がれてきた職人の技や、北欧の自然・文化を感じられる空間をお届けします。
所在地:東京都港区高輪2-21ー1 ニュウマン高輪 North 2F
フィンランド スピリット サウナ―自然と生きる温もりの文化―
本巡回展はフィンランドのサウナ文化、歴史、日常生活における役割を探るものです。
写真、動画、オブジェクト、実寸大のサウナ内装再現模型を通じてアルヴァ・アアルトを特集します。巡回展は、東京での展示に続き、富山市ガラス美術館にて開催されます。
会場:富山市ガラス美術館
会期:2026年10月31日(土)~2027年1月24日(日)
模様のちからMarimekko: Art of Printmaking – Beauty, Dream, Love
主要な巡回展では、ヘルシンキで誕生したデザインハウス、Marimekko(マリメッコ)のプリントメイキング、色使い、日常生活への特徴あるアプローチをご紹介します。京都での開催に続き、現在は東京で展示が行われています。東京開催の後は、広島など全国各地を巡回します。
会場:東京都港区白金台5-21-9 東京都庭園美術館
会期:2026年10月3日(土) – 12月20日(日)
Visit Finland (フィンランド政府観光局)について
旅行先としてのフィンランドブランドを発展させ、海外旅行者にフィンランドをプロモーションし、旅行業界の企業のグローバル化を支援しています。旅行先や地域、旅行産業ビジネス、その他の輸出関連企業および大使館と協力しています。Visit FinlandはBusiness Finlandのグループ機関です。https://www.visitfinland.com/