一般社団法人コンテンポラリーアートプラットフォームのプレスリリース
https://www.artweektokyo.com/
2026年11月4日(水)〜8日(日)に開催する「アートウィーク東京(略称:AWT)」の記者発表会を10月28日(水)に開催しました。

記者発表会はAWT共同創設者の白井一成による挨拶からはじまり、AWTディレクターの蜷川敦子より、アートバーゼル主任芸術責任者のヴィンチェンツォ・デ・ベリスから届いたメッセージ動画を交え、AWTのコンテンツを紹介。
続いて、今年から開催形式を刷新し10会場での回遊型となる「AWT FOCUS」でコラボレーションするギャラリーフェスティバル「curated by」ボードメンバーで、ウィーンのギャラリー「Galerie nächst St. Stephan」のディレクターであるラファエル・オーバーフーバーさん、キュレーター・批評家であり、「AWT FOCUS」の展覧会「逆立つ翼のパッチワーク」(会場:ウェイティングルーム)の監修のひとりMultiple Spirits[マルスピ]の丸山美佳さん、AWT教育プロジェクトディレクターであり「AWT TALKS」共同企画者を務める塩見有子さん(NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]理事長)らを迎えたセッションを実施し、今年のAWTの見どころをご紹介しました。

「『Curated by』はウィーンで2009年に始まり、今では毎年開催される重要な文化フェスティバルの一つとして定着しています。このフォーマットは都市全体を舞台に、国際的なキュレーターや視点をギャラリーへ持ち込むことで、ギャラリーの活動そのものを広げ、新しいプログラムや芸術的アプローチ、そして鑑賞者の新たな体験を生み出してきました。すでに実証されたこのモデルが、東京でどう展開されるのか非常に興味深いです」(ラファエル・オーバーフーバーさん)

「『逆立つ翼のパッチワーク』はアーティストやアクティビストによるグループ展。イメージや印刷物がどのように伝播していくのかに関心があり、染物やテキスタイル、タペストリーといった“メッセージの運ばれ方”にも焦点を当てています。国際的に軍事化が進む中で、芸術が産業とどう結びつくのか、さまざまな運動とどう連帯できるのかを考えたいです。週末には映像のスクリーニングや印刷のイベントも予定しています」(丸山美佳さん)

「『キッズ・ユース向けアートウォーク&ワークショップ』はAWTの回遊性を活かし、親子やユース世代が、作品を見るヒントが詰まった探検キットを手に、バスや徒歩で会場を巡るプログラム。参加者が“アート探偵”に扮し、『優しさ』『ぞわぞわ』『自由』といったキーワードを手がかりに、自分だけの発見を集めていきます。お子様と保護者1名までは対象美術館に無料で入場できるので、親子・ユースならではの感じ方を交換しながら楽しんでほしいです」(塩見有子さん)

今年気になるプログラムは?
後半は、AWTで4回目のアンバサダーを務める俳優・鈴木京香さん、そしてスペシャルゲストとして俳優・古川雄大さんを迎え、アートをテーマにしたトークセッションも実施しました。

鈴木京香さんのコメント
「世界中のアートイベントに行ってみたいと思うほど、私はアートが好きなのですが、秋の東京の美しい景色のもとでアートを楽しめるのは、本当に貴重な機会だと思います。多くの方にアートウィーク東京を楽しんでいただきたいです」
鈴木京香さんが注目するプログラム
「『AWT FOCUS』の展示をはじめ、今回も多彩なキュレーションが展開されますが、一番行ってみたいのはタケニナガワで開催される『鴨治晃次:Everyday Life』です。あとは『AWT BAR』ですね。やはり素晴らしい作品を見た後は誰かと語り合いたくなりますから、バーで美味しいお酒を一杯楽しむのもぜひおすすめしたいです」
「AWT FOCUS」鴨治晃次:Everyday Life
「AWT BAR」

古川雄大さんのコメント
「今回は50カ所以上の施設が参加し、それらを繋ぐ無料バスが走っていて、自分が選んだ好きな作品を見に行くことができる貴重な機会です。アート通の方はもちろん、僕のようにこれからアートを学んでいきたいという方にとっても素晴らしいきっかけになると思いますので、ぜひ多くの方に参加していただけたら嬉しいです」
古川雄大さんが注目するプログラム
「僕は映像プログラムの『AWT VIDEO』が気になっています。最近映像作品に携わらせていただく中で、映像におけるアートの魅力を知りたいと思いましたし、AIが普及して様々な映像が作られる現代において、アートの映像作品はとても特別な存在になっているのではないかと感じているからです。また舞台芸術に多く触れてきたので、インスタレーションを深く知ることで舞台に立ったときの舞台美術にも新しい視点が生まれそうです。その意味で『AWT FOCUS』のひとつである『土屋信子:ハートのA』も気になっています」
「AWT FOCUS」土屋信子:ハートのA

「アートウィーク東京」は11月4日(水)に開幕!
アートウィーク東京(AWT)は、東京の現代アートの創造性と多様性を国内外に発信する年に一度のイベントです。いわゆる「メイン会場」はなく、都内56の美術館・ギャラリーがそれぞれ開催する個性あふれる展覧会のほか、AWT独自のプログラムや関連イベントなどを自由に巡ることで、東京のアートやカルチャーの「いま」に触れていただけます。
美術館・ギャラリーによる展覧会
会期中は過去最多となる都内56の美術館およびギャラリーがそれぞれ展覧会を開催(今年はポーラ ミュージアム アネックス、セイソン&ベネティエール、パーセル、思文閣銀座が初参加)。各施設の展覧会情報は、アートウィーク東京の公式ウェブサイトの「展覧会」ページからご確認いただけます。
AWT BUS
AWTの参加美術館やギャラリー、プログラム会場をつなぐ無料のシャトルバス。11⽉6⽇(金)~8⽇(⽇)の3日間運行します。
https://www.artweektokyo.com/bus/

リストバンドで展覧会が割引に
AWT BUSのバス停やAWT参加美術館内に設置される AWTデスクでは、「AWT参加証(リストバンド)」を配布します。 参加美術館のチケットカウンターで提示すると、 開催されている展覧会の一部で割引が適用されます。

AWT FOCUS
「買える展覧会」として2023年に始まったAWT独自の展覧会「AWT FOCUS」は、従来の型にはまらない展示のあり方やキュレーションの可能性を探求してきました。
4回目となる今年は、ウィーンを拠点とするギャラリーフェスティバル「curated by」とのコラボレーションのもと開催形式を刷新し、会場を10カ所に拡げた回遊型として開催します。都内10カ所のギャラリーおよびアートスペースがそれぞれに国内外で活躍するキュレーターを迎え、「AWT FOCUS」のセレクションコミッティーが厳選した10の展覧会を展開します。
https://www.artweektokyo.com/focus/
・ウェイティングルーム(江戸川橋)
『逆立つ翼のパッチワーク』|キュレーター:Multiple Spirits(マルスピ)
・XYZコレクティブ(巣鴨)
『増塩太朗、ソフィー・ニス』|キュレーター:オリヴィエ・ミニョン
・思文閣銀座(銀座)
『メアリー・ウェザーフォード:Komorebi』|キュレーター:ジェレミー・ストリック
・スカイザバスハウス(根津)
『土屋信子:ハートのA』|キュレーター:マーティン・クラーク
・スペースアン(青山一丁目)
『ジュリアンノックス:How Much Light Must I Consume?』|キュレーター:エコウ・エシュン
・タケニナガワ(麻布十番)
『鴨治晃次:Everyday Life』|キュレーター:マリア・ブレヴィンスカ
・ミサコ&ローゼン(大塚)
『エリカ・ヴェルズッティ:彫刻の肖像』|キュレーター:ジュリー・ブクブザ
・ミサシンギャラリー(広尾)
『青柳菜摘:有り得べき言葉、有り得べき世界』|キュレーター:シン・ジェミン
・無人島プロダクション(錦糸町)
『日本国憲法展 2026』|キュレーター:グレッグ・ドボルザーク&小野賢
・ユタカキクタケギャラリー(京橋)
『The Quiet』|キュレーター:アウグスト・アルビゾ
「AWT FOCUS」展覧会デザイン缶バッジ
今年都内10カ所で開催される「AWT FOCUS」では、それぞれの展覧会デザインのオリジナル缶バッジを無料で配布しています(配布個数がなくなり次第終了となります)。

AWT VIDEO
ゲストキュレーターを招き、AWT参加ギャラリーのアーティストの作品から選りすぐりの映像作品を上映する無料のプログラム。2026年は上海のロックバンド美術館(RAM)のエグゼクティブディレクター兼チーフキュレーターである朱筱蕤(X・ジュー=ノウェル)が監修を担当します。
今年のテーマは「あなたのための旅行ガイド」(英題:Your Travel Guide To…)。あえて目的地を記さないタイトルのもと、鑑賞者自身が自らの目的地をつくりだすための余白を示し、場所がいかにして可視化され形づくられていくのかを10人のアーティストによる作品を通じて問い直します。
https://www.artweektokyo.com/video/


AWT BAR
新進の建築家がデザインする南青山のポップアップバー。気鋭のシェフによるオリジナルフードやアーティストとコラボレーションしたカクテルが楽しめます。
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建築
AWT BARの建築アドバイザーは、昨年に引き続き建築家の妹島和世が担当。2026年の空間設計を手掛けたのは、2014年から2025年まで妹島和世率いるSANAA/妹島和世建築設計事務所に在籍して犬島プロジェクト(岡山)や2025年日本国際博覧会(大阪)などの様々なプロジェクトに従事し、2025年にオフィス伊東加恵を設立した建築家・伊東加恵です。
今年の空間タイトルは「KURU KURU」。シンプルなステンレス製の12個の円弧からなるモジュールで構成され、開いたり閉じたりすることで座る場所や物を置く台、オブジェへと役割を変えながら、この場所・この時間だけの一期一会の景色をつくり出します。


アーティストカクテル
AWT BARではアーティストカクテルが味わえます。今年は、AWT FOCUS(ミサシンギャラリー)で個展を開催する青柳菜摘、ギャラリー小柳で個展を開催する須田悦弘、森美術館で個展を開催する森万里子の3人が、それぞれカクテルを考案しました(※一部ノンアルコール対応可)
フード
フードは、パリの名門「カフェ・ド・フロール」で唯一の日本人ギャルソンとして20年以上活躍した山下哲也が総支配人を務める南青山のオールデイダイニング「LA & LE(ラ・エ・ル)」が担当。同店のシェフである横溝隆一が「Entre」(フランス語で「あいだ」の意)をテーマに、見た目と味わいの印象をあえて逆転させた2種類のフィンガーフードを考案しました。

AWT TALKS
国内外のキュレーターや思想家を招いたシンポジウムから、 オンライントーク、コレクターを⽬指す人に向けたガイドツアーなど、多彩なプログラムを通じてアートとの身近な接点を生み出し、 アートを一歩深く知るための場を提供します。
https://www.artweektokyo.com/awt-talks/

シンポジウム「不安の記憶──現代美術と歴史の残響」
SNSでの歴史論争や検閲、AIによって増幅されるプロパガンダなど、歴史をめぐる対立が先鋭化する現代において、現代アートはいかに過去の記憶と向き合い、新たな視座を提示できるのでしょうか。キュレーションとリサーチの最前線から、時代に応答する実践を紐解きます。
登壇者は東京を拠点とする美術史・社会史研究者の足立元、ライター、リサーチャーであり、第61回ヴェネチア・ビエンナーレ芸術監督のキュラトリアルアドバイザーを務めるラシャ・サルティ、そして上海のロックバンド美術館エグゼクティブディレクター兼チーフキュレーター、X・ジュー=ノウェルです。
https://www.artweektokyo.com/awt-talks/symposium
ディレクターズ・カンバセーション「新たなる希望──次世代の美術館を想像する」
世界各国の美術館のリーダーたちを招いて東京都現代美術館で開催するディレクターズ・カンバセーション。今年は新世代やコミュニティとの関係構築、担い手の育成、100年先を見据えた組織革新の三つの問いから次世代の美術館像を想像します。
https://www.artweektokyo.com/awt-talks/directors-conversation/
コレクター初心者向けミートアップ
ラウンドテーブル
オンライントーク
その他のプログラム
キッズ・ユース向けアートウォーク&ワークショップ

秋のアート巡りを彩る取り組みとして、今年もAWT参加施設周辺の飲食店を紹介する「AWT EATS」を公開しました。ウェブサイトのマップページでは、それぞれの土地をよく知るAWT参加施設の方々からの推薦をもとに選ばれた、個性豊かな53軒の飲食店をご紹介しています。
トートバッグ
一部プログラムの会場では、来場者の方にアートウィーク東京オリジナルトートバッグを配布しております(数量限定のため、なくなり次第終了となります)。

対象プログラム(配布場所)
AWT VIDEO、AWT BAR、AWT TALKS、一部のAWT参加美術館内設置のAWTデスク、キッズ・ユース向けアートウォーク&ワークショップなど
スタンプラリー
国内のアートイベントでの体験をサポートする無料アプリ「japan ART EX」を使えば、アートウィーク東京がもっと楽しく、もっと便利に。「MAP」による AWT BUS のルート確認や参加施設の情報⼊⼿、 限定クーポンなどを提供します。また、AWT の会期中はアプリを使ったスタンプラリーも開催。AWT 参加施設にある QR コードを読み取ることでスタンプをゲットできます。バスルートのいずれかひとつでスタンプを全部集めた⽅には、過去のAWTのトートバッグのプレゼントが。ぜひご参加ください。
TOKYO HOUSE TOUR
コレクター向けガイドツアー
アート教育付き託児サービス
コラテラルイベント
アートウィーク東京が協力する外部関連企画を「コラテラルイベント」として公式ウェブサイトでご紹介しています。
アートのある暮らし @ 松屋銀座
AWT × SHIBUYA PARCO ART NIGHT「REVOLIC -Revolution Holic/革命中毒」
国際文化会館「AIと哲学」
セラカイ・スタジオ「セラカイ・スタジオ パフォーマンス:チェン・リャンロン(陳亮融)」
Tokyo Jazz Club
Project O+O: Gabriel Orozco at HIGASHI-YAMA Tokyo
TOKYO ATLAS関連企画「座標」
開催概要
アートウィーク東京
名称:アートウィーク東京(欧⽂:Art Week Tokyo、略称:AWT)
会期:2026年11⽉4⽇(水)〜8⽇(⽇)10:00〜18:00
会場:都内の参加美術館・ギャラリー、AWT FOCUS、AWT BARほか各プログラム会場
主催:⼀般社団法⼈コンテンポラリーアートプラットフォーム
提携:アートバーゼル(Art Basel)
特別協⼒:⽂化庁
アートウィーク東京モビールプロジェクト
名称:アートウィーク東京モビールプロジェクト
会期:2026年11⽉6⽇(金)〜8⽇(⽇)10:00〜18:00
主催:東京都/アートウィーク東京モビールプロジェクト実⾏委員会
料金
– AWT BUSの乗⾞無料。
– 参加ギャラリーの⼊場無料。参加美術館ではAWT会期中に限り所定の展覧会にてAWT特別割引適⽤。
参加施設
参加施設および、各施設の展覧会情報は公式サイトで順次公開しています。
コーポレートパートナー
オフィシャルパートナー:SMBCグループ
ホテルパートナー:オークラ東京
ビバレッジパートナー:ルイナール
リードメディアパートナー:フィナンシャル・タイムズ
メディアパートナー:The Art Newspaper
メディアパートナー:日本経済新聞社
メディアパートナー:ArtReview Asia
メディアパートナー:Design Anthology
「アートウィーク東京」運営体制概要
アートウィーク東京は、アートバーゼルとの提携および文化庁の協力を受け、一般社団法人コンテンポラリーアートプラットフォームが主催します。また、都内のアートアクティビティーの体験を創出する「アートウィーク東京モビールプロジェクト」を、東京都とアートウィーク東京モビールプロジェクト実行委員会の主催により実施します。
「アートウィーク東京モビールプロジェクト」概要
東京都とアートウィーク東京モビールプロジェクト実⾏委員会が主催。アートウィーク東京の会期中に都内各地に広がる主要なアートスペースをつなぐ「AWT BUS」を運⾏するほか、会期前から会期中にかけて⼦どもや若者、アートコレクターを目指す方などを対象とする様々なプログラムの展開や、国内外のキュレーターを招聘したシンポジウムなどを通じて、幅広い鑑賞者層に対してアートアクティビティーの体験機会を創出。国内のアートに対する関⼼の裾野拡⼤を⽬指します。実⾏委員は、⽚岡真実(森美術館館⻑)、北山浩士(東京国⽴近代美術館館⻑)、渡邉努(東京都現代美術館副館長)、塩⾒有⼦(NPO法⼈アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT]理事⻑)、蜷川敦⼦(アートウィーク東京ディレクター/⼀般社団法⼈コンテンポラリーアートプラットフォーム代表理事)。
「アートバーゼル」概要
世界最⾼の規模と質を誇る近現代美術のアートフェア「アートバーゼル」。毎年、拠点となるスイスのバーゼルをはじめ、⾹港、マイアミビーチ、パリで開かれるアートフェアには、世界各地から⼤勢のアートファンや専⾨家が集まる。(公式サイト)

