【平取町内観光従事者向け】「インバウンド観光人材スキルアップ研修」開催 in 平取

公益社団法人 北海道観光振興機構のプレスリリース

北海道の広域連携DMO※1として、北海道観光の認知度向上と、国内・海外観光客の誘致等を推進する北海道観光振興機構(北海道札幌市)は、ポストコロナ時代の観光を担う人材育成の一環として10月より「インバウンド※2観光人材スキルアップ研修」を行います(全20回予定)。
コロナ前の観光と、ポスト(=ウィズ)コロナの観光で「変わった/変わっていくこと」と「変わらないこと」を紐解き、訪日観光客受入体制づくりに役立つ知識を学びます。
11月9日は平取町内での開催。ゲスト講師の北海道博物館長 石森秀三氏からは「文化観光とミュージアムの可能性」、(株)ライフブリッジ代表櫻井亮太郎氏からは「魅力的な観光プログラム造成と情報発信」をテーマとした講義が行われます。
10月以降、北海道内の以下のエリアで開催予定。
(札幌・千歳・岩見沢・砂川・小樽・岩内・南富良野・帯広・登別・函館・長万部、他調整中)
※1…地方ブロックレベルの区域を一体とした観光地域として、マーケティングやマネジメント等を行うことにより観光地域づくりを行う組織(出典:観光庁)
※2…訪日外国人旅行者

 

 

  • <カリキュラム(予定)>

1. オリエンテーション
   わが町の観光=「地域の総合産業」を考える
2.文化観光とミュージアムの可能性(仮題)
   【北海道博物館 石森氏】
3.アイヌ文化の現代的復興とミュージアム
   ~ノカピライウォロ・ビジターセンターを事例に~
   【ビジターセンター運営スタッフと吉原氏】
   ~ 歴史館へ移動・昼休憩 ~
4.観光・ツーリズムのトレンドと観光地経営
   【タナベコンサルティング 矢野】
5.魅力的な観光プログラム造成と情報発信
   【ライフブリッジ 櫻井氏】
6.終講 
 

  • <概要>

開催日時:22年11月9日(水)10:00~16:00
会場:ノカピライウォロ・ビジターセンター(平取町芽生84-7)※集合場所
~午後には以下の会場に移動します~
沙流川歴史館および平取町立二風谷アイヌ文化博物館(平取町二風谷コタン)
参加費用:無料
主催:公益社団法人 北海道観光振興機構
協力:平取町アイヌ施策推進課
 

  • <申し込み方法>

下記のページから必要事項をご記入の上、お申込みください。
https://tanabekeiei-hokkaido.jp/tourism_seminar_221109

  • <講師・コーディネーター紹介>

北海道博物館長/国立民族学博物館名誉教授
北海道大学観光学高等研究センター特別招聘教授
観光文明学、博物館学、文化開発論
石森秀三氏
神戸市生まれ。京都大学人文科学研究所研究員、国立民族学博物館助教授、教授、研究部長などを経て、2006年から北海道大学観光学高等研究センター長、13年から北海道開拓記念館長、15年から北海道博物館長。その間に北海道遺産協議会会長、北海道博物館協会会長などを務める。政府の観光立国懇談会委員、アイヌ政策推進会議委員、文化庁文化審議会企画調査会会長、国土審議会専門委員などを歴任。
著書・編著書に『危機のコスモロジー:ミクロネシアの神々と人間』、『観光の20世紀』、『観光創造学へのチャレンジ』など多数。
 

ノカピライウォロ・ビジターセンター運営スタッフ&吉原秀喜氏(学芸員)
このビジターセンターは今年7月に開設され運用が始まったばかりの新しい施設。当センターと二風谷コタンの設営に長期間たずさわってきた平取町アイヌ施策推進課のスタッフ(学芸員を含む)が経緯や施設概要、展示内容等をご説明。


 

(株)ライフブリッジ 代表取締役 櫻井亮太郎氏
英リッチモンド大学国際経営学科卒。10年間の海外生活、6年間の金融機関勤務を経て、2006年に故郷:仙台で同社設立。全国各地でインバウンドに特化した研修、講演を行う。内閣府クールジャパン地域プロデューサー、一般社団法人宮城創生DMO副会長。
日本最大級の欧米豪向けYouTubeチャンネル「Abroad in Japan」(登録者数270万人)をプロデュースする他、自身もユーチューバー、インスタグラマーとして地方の魅力を世界に発信。「時間と距離を超えても行きたくなる」をテーマに国籍を問わない高付加価値ツアーの企画・造成にも取り組んでいる。
 

(株)ナベコンサルティング北海道支社 コンサルタント矢野裕之
 金融機関での国際業務、海外駐在(シンガポール)を経てタナベ経営(現 タナベコンサルティング)に入社。現在は経営コンサルタントとして、企業と社員の成長に繋がる階層別人材育成に取組んでいる。​
海外駐在時にはシンガポールを拠点に12ヵ国を訪問し、「海外のライバル地域と比較してこそわかる、北海道ならではの魅力を伝える」ことをテーマに、文化博やスポーツ(ラグビー、マラソン)イベント等でのインバウンド観光プロモーションに携わる傍ら、日々事務所を訪れるFITへの観光相談や現地学生向けの観光セミナー等、北海道を訪れたい「一人ひとりの外国人」と対話する草の根観光振興にも取組んできた。​

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