株式会社三菱総合研究所のプレスリリース
株式会社三菱総合研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:籔田健二)は、2025年開催の大阪・関西万博に関して、2021年4月から、全国における独自の意識調査を半年ごとに実施してきました。4回目となる2022年10月実施の調査結果を公表します。
(1)関心度: 20歳代で上昇
- 大阪・関西万博に対する関心度(※)は、全国では31.3%で、前回調査の30.1%から1.2pt上昇。
- 年代別に見ると、20-29歳では31.3%で、前回調査26.1%から5.2pt上昇。
図1 2025年に大阪・関西万博が開催されることの関心度の推移(年代別)
出所:三菱総合研究所
※「2025年に大阪・関西万博が開催されることに関する関心度」について、「大いに関心がある」「まあ関心がある」を選択した人の割合
(2)関心の高い項目:「会場『大阪 夢洲(大阪市臨海部の人工島)』」、「世界各国・国際機関の参加」、「テーマ『いのち輝く未来社会のデザイン』、コンセプト『未来社会の実験場』」
- 関心の高い項目は、全体では「会場『大阪 夢洲(大阪市臨海部の人工島)』」が22.7%で最も高く、次いで「世界各国・国際機関の参加」が18.6%、 「テーマ『いのち輝く未来社会のデザイン』、コンセプト『未来社会の実験場』」が15.7%と高い。
- 年代別に見ると、関心が上昇した20-29歳では、「キャラクター(ミャクミャク)」が25.3%で最も高く、次いで「会場『大阪 夢洲(大阪市臨海部の人工島)』」25.0%、「ロゴマーク」が21.5%、「世界各国・国際機関の参加」が19.4%と高い。
- 「世界各国・国際機関の参加」は、各年代で18%~19%と同程度の関心がある。
図2 2025年大阪・関西万博の内容への関心(年代別)
出所:三菱総合研究所
(3) 来場意向:20歳代で上昇
- 万博開催期間中の会場への来場意向は、全国では31.0%で、前回調査の29.7%から1.3pt上昇。
- 年代別では、20-29歳が最も高く、35.4%で、前回調査の26.8%から8.5pt上昇。
なお、数値は小数点以下第2位を四捨五入しているため、前回調査との差の値等が合わない場合があります。
図3 2025年大阪・関西万博への来場意向推移(年代別)
出所:三菱総合研究所
2.調査概要
対象:全国20-60歳代の男女2,000名
時期:2022年10月
方法:WEBアンケート調査
項目:2025年の大阪・関西万博に関する認知・関心、参加意向等
エリア区分と回答者数:
・首都圏:埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県
・京阪神圏:京都府、大阪府、兵庫県
・中京圏:岐阜県、愛知県、三重県
・その他東日本:上記以外で、新潟県・長野県・静岡県以東
・その他西日本:上記以外で、富山県以西
各エリア400名
※なお、調査結果は、エリア別・性別・年齢別の人口構成比に合致するように、重みづけ(ウエイトバック)して集計しています。
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