公益社団法人 北海道観光振興機構のプレスリリース
北海道の広域連携DMO※1として、北海道観光の認知度向上と、国内・海外観光客の誘致等を推進する北海道観光振興機構(北海道札幌市)は、ポストコロナ時代の観光を担う人材育成の一環として10月より「インバウンド※2観光人材スキルアップ研修」を行います(全20回予定)。
コロナ前の観光と、ポスト(=ウィズ)コロナの観光で「変わった/変わっていくこと」と「変わらないこと」を紐解き、訪日観光客受入体制づくりに役立つ知識を学びます。
12月2日は網走市内での開催。ゲスト講師に一般社団法人 十勝プラス 代表理事 及川氏を迎え、「観光地域づくりと発信の手法」をテーマとした講義等が行われます。
10月以降、北海道内の以下のエリアで開催予定。
(札幌・千歳・岩見沢・砂川・岩内・南富良野・帯広・登別・平取・函館・長万部、他調整中)
※1…地方ブロックレベルの区域を一体とした観光地域として、マーケティングやマネジメント等を行うことにより観光地域づくりを行う組織(出典:観光庁)
※2…訪日外国人旅行者
- <カリキュラム(予定)>
第1講:観光・ツーリズムのキーワード 【タナベコンサルティング】
観光・ツーリズムのキーワード(要点)を、コンサルタントの視点から短時間でおさらいします
(多様な〇〇ツーリズム/持続可能な観光・SDGs/アドベンチャーツーリズム/多様性対応 等)
第2講:観光地域づくりと発信の手法 【十勝プラス】
十勝・芽室町における観光・教育面からの地域活性化の事例を紹介します
(観光人材の育成 / 郷土愛の醸成 /地域の魅力発信 等)
第3講:伝える力を磨く 【十勝プラス/タナベコンサルティング】
地域の魅力を捉え直し、伝えたいことのカタチを整え、伝える方法を学びます
- <開催概要>
日時:22年12月2日(金)13:00~17:00
会場:オホーツク・文化交流センター(通称:エコセンター)
(網走市北2条西3丁目 3番地)
参加費用:無料
主催:公益社団法人 北海道観光振興機構、オホーツク総合振興局、オホーツク観光連盟
- <申し込み方法>
下記のページから必要事項をご記入の上、お申込みください。
https://tanabekeiei-hokkaido.jp/tourism_seminar_221202
- <講師・コーディネーター紹介>
一般社団法人十勝プラス 代表理事 及川雅敦 氏
埼玉県川越市出身。一般社団法人十勝プラスで、サイクルツーリズムをはじめとした観光推進、地域の交流拠点となるゲストハウスの運営支援、探究学習の支援など地域活性化に幅広く携わる。千葉、宮城、東京などでの生活、ポルトガル留学、海外でのバックパッカー生活、自動車メーカーでの海外営業を経て、2016年北海道に移住。芽室町での地域おこし協力隊として「めむろ散走(さんそう)」、冬の雪上ファットバイク体験イベントなど、自転車を活用した観光地域づくりの基盤を作る。現在は十勝管内の広域周遊プログラム造成など観光振興や、関係人口・交流人口の拡大による持続可能な地域づくりに取り組んでいる。
(株)タナベコンサルティング北海道支社 コンサルタント矢野裕之
金融機関での国際業務、海外駐在(シンガポール)を経てタナベ経営(現 タナベコンサルティング)に入社。現在は経営コンサルタントとして、企業と社員の成長に繋がる階層別人材育成に取組んでいる。
海外駐在時にはシンガポールを拠点に12ヵ国を訪問し、「海外のライバル地域と比較してこそわかる、北海道ならではの魅力を伝える」ことをテーマに、文化博やスポーツ(ラグビー、マラソン)イベント等でのインバウンド観光プロモーションに携わる傍ら、日々事務所を訪れるFITへの観光相談や現地学生向けの観光セミナー等、北海道を訪れたい「一人ひとりの外国人」と対話する草の根観光振興にも取組んできた。