OIS実行委員会のプレスリリース
今年で6年目となる、日本最大級のアウトドア業界向けカンファレンス「Outdoor Innovation Summit 2022(以下、OIS)」が2022年12月21日(水)〜12月22日(木)の二日間、東京ビッグサイトTFTホールでのオフライン開催とオンライン配信にて開催します。
【Outdoor Innovation Summitとは】
日本のアウトドアレジャー業界が後世に渡って持続可能であるために、アウトドア関係者・官公庁等、異なる分野のリーダー・イノベーターが集い、アウトドアレジャーへの参加人口増加や地域活性、自然環境保護などの課題を共有し、議論する場として開催される日本最大級のアウトドア業界カンファレンスです。
過去2年はコロナ禍の影響によりオンライン開催を余儀なくされましたが、それでも多くの方にご参加頂き、またネットワーキング可能なリアル会場での開催を望む声も多く頂戴しました。そこで6回目となる今年の開催は感染症対策を講じた上で、これまでのように会場で行い、同時にオンライン配信も行う形で開催いたします。
【今年のメインテーマ】
「不自由な日本の自然を、もっと自由に楽しむために」
OISが立ち上がった2017年以降、産官学×業界内外のリーダーと共にアウトドア業界の様々な課題やイシューについて議論をしてきました。
そして、個別具体の議論を積み上げていくプロセスから見えてきたのは、「自然を楽しむ・利用する・活用することに対する規制・制約」が多数存在するということでした。
2022年のOISではこの状態をスタート地点に据え、規制や制約を突破する新しいアウトドア産業のあり方(Japan Caravan構想)の実現に向け「より良い自然との利活用と関わり方」や「アップデートされた新しい楽しみ方」を探索をしていきます。
・「規制・制約」が密集している領域にフォーカスして深く探求していくセッション
・まったく別の角度から「規制・制約」を越えるアイデア創発的なセッション
今年は下記5のセッションを通じて、皆様と探索できるのを楽しみにしています。
基調講演
『自然アクセス制から考える日本のアウトドアの未来』欧州の国々では、土地所有に関わらず自然環境に誰もが
親しめるような制度(自然アクセス制)が多くあり、これがさまざまなアウトドア活動の基盤になっています。
北欧、英国、スイスなどでの事例から、自然アクセス制の仕組みや、制度の成り立ちやトラブル防止の取り組みを紹介し、日本でアウトドア活動を支える社会的な仕組みを考えるきっかけとしたいと思います。
齋藤 暖生氏
東京大学大学院 農学生命科学研究科附属演習林 富士癒しの森研究所・所長
■行動倫理セッション
『アウトドアユーザーから選ばれる事業者の行動倫理とは何か』
昨今、一般消費者の行動変容にサステナブルやエシカルといったキーワードが目立つようになりました。それらはアウトドアユーザーのフィールドでの行動にも変化をもたらし始めています。この動きはアウトドアに関わる我々事業者も変わる、もしくは対応していかなければならないことです。自然の近くで実践している事業者の事例とシンクタンクによるデータから実情をご紹介します。
原 薫氏(株式会社柳沢林業 代表取締役)
亀田 知代子氏(株式会社博報堂 博報堂SDGsプロジェクト)
柴田 大吾氏(御岳レースラフティング クラブ代表 兼 ラフティングプランナー)
大西 宏志氏(NPO法人信越トレイルクラブ 事務局長)
■行政管理セッション
『持続可能なフィールドの維持のための条例を作る・変える・無くす・広げる』
アウトドアフィールドは基本誰かの土地であり、管理されております。その土地所有者または管理者が行政の場合、管理・運営・利用などについて地方自治法に基づいて地方議会により制定された条例が制定されているケースがあります。履行された時代背景と現在のニーズが異なっていく中、持続可能なフィールド維持のためにこの条例について考えます。
熊谷 俊人氏(千葉県知事)
神達 岳志氏(常総市長)
川口義洋氏(津山市 総務部 財産活用課長 一級建築士、認定ファシリティマネジャー)
飯石 藍氏(公共R不動産コーディネーター 株式会社nest取締役)
■フィールド開発セッション
『誰もがアウトドアを楽しめる未来をつくるために私たちができること』
誰でもアウトドアや自然を楽しむ権利をもっています。しかし楽しむことができない事実があります。規制や権利以外の楽しむことができない理由や課題についてフォーカスし、誰もがよりアウトドアを楽しめる未来をつくることについて考えます。
佐々木 健一郎氏(公益財団法人そらぷちキッズキャンプ 執行理事 兼 事務局長)
■自然保護セッション
『活用と保護を二律共存させる環境保全のあり方と進め方』
国立公園でもあり文化財でもある、日本の代表的なアウトドアエリア上高地。2014年から始まった「上高地再生と安全プロジェクト」から、いくつもの法の網や規制を調整し、保護と利用がトレードオフとならない方法を一つの事例としてご紹介します。
小林 吉文氏(松本市 総合戦略局 アルプスリゾート整備本部 次長補佐)
市川 哲生氏(株式会社BO-GA 専務取締役)
三浦 務氏(一般社団法人コンサベーション・アライアンス・ジャパン 代表理事)
■新技術・テクノロジーセッション
『テクノロジーの発展と活用によるアウトドア産業の発展と進化の可能性』
アウトドア産業がコロナ過によって行動制限が行われ、市場としては追い風だった、人の行動変容は想像もしないトリガーによって大きく変容することが認知された。現在開発されている先端テクノロジーによってレジャー産業、アウトドア業界がどのような変化が起きる可能性があるのかトークセッションを通じて予測する。
為末 大氏(Deportare Partners代表/元陸上選手)
※登壇者は決まり次第随時発表して参ります。
詳細:https://www.outdoorinnovationsummit.jp/
【Outdoor Innovation Summit 2022開催概要】
【Outdoor Innovation Summit 2022開催概要】
■日時:2022年12月21日(水)10時〜20時 懇親会有り
2022年12月22日(木) 9時〜16時 (オンライン配信は10時開始)
※開始終了時間は変更になる場合があります
■会場:TFT(東京ファッションタウン)ビル西館 ホール500
〒135-0063 東京都江東区有明3丁目11−1
アクセス:https://www.bigsight.jp/organizer/buildings/tft/access.html
■配信:ZOOMウェビナー
※申込者を対象に後日アーカイブ配信あり
■参加費:
<OIS2022 会場参加チケット>
・会場参加(2日間)&懇親会 :¥7,000
・会場参加(1日目のみ)&懇親会 :¥5,000
※懇親会では軽飲食をご提供いたします。
・会場参加(1日目のみ): ¥3,000
・会場参加(2日目のみ):¥3,000
<OIS2022 オンラインチケット>
・オンライン: ¥2,500
※各税込
<団体割引>
各社で5名以上のご参加予定の場合、団体割がありますのでこのフォームからは申し込まず、事務局までご連絡ください。お申し込み方法について個別に返信いたします。
メール:ois@rprojectjapan.com
■参加申込み:事前申込み制
以下専用webサイトよりお申込みください。
https://www.outdoorinnovationsummit.jp/
■主催:OIS実行委員会(一般社団法人コンサベーション・アライアンス・ジャパン、特定非営利法人リーブノートレイスジャパン、株式会社R.project)
※感染症対策を万全にして開催にのぞみますが、東京都や会場側の要請によって内容が変更される可能性があります。
【協賛をご検討の企業様へ】
OISは協賛企業様の多大なるご支援によって成り立っております。また過去5回の実績からもBtoBのマッチングやサンプリング等ビジネスKPIに寄与します。具体的なご提案のご要望、資料送付などは以下事務局までご連絡ください。
メール:ois@rprojectjapan.com
【2021年のサマリー動画】
【当イベントに関するお問い合わせ】
OIS実行委員会事務局(株式会社R.project内)
メール:ois@rprojectjapan.com