JR東日本ホテルズのプレスリリース
ホテルメトロポリタン 川崎(運営/日本ホテル株式会社、総支配人/金田 文典)では、ホテルのテーマで
ある「出会いと物語の始まる場所」から、館内に若手作家の作品を年間を通じて展示しています。常設作品のほか、訪れるお客さまに新しい作品に出会っていただきたいという思いから、イベントシーンに合わせて年5 回作品を入れ替え、積極的に紹介してまいります。
11月11日~1月7日は、川崎市出身である小林健太の作品を3 か所に展示します。期間終了後はご購入いただくことも可能です。
■小林健太プロフィール
1992 年神奈川県川崎市生まれ。
東京と湘南を拠点に活動。写真家、アーティスト。画像編集ソフトを用いて、写真や映像の一部を絵画のストローク(筆致)のように変容させた「#smudge」シリーズが、代表作として知られている。近年では、立体作品、パフォーマンス、CG、VR、NFT へとメディアを横断して活動。
主な個展に「THE PAST EXISTS」三越コンテンポラリーギャラリー(東京、2022 年)、「Tokyo Débris」WAITINGROOM(東京、2022 年)、「#smudge」 ANB Tokyo 6F Studio1 (東京、2021 年)、「自動車昆虫論/美とはなにか」G/P gallery(東京、2017 年)、主なグループ展に「COMING OF AGE」フォンダシオン ルイ・ヴィトン(パリ、2022 年))「ハロー・ワールド ポスト・ヒューマン時代に向けて」水戸芸術館(水戸、2018 年)「GIVE ME YESTERDAY」プラダ財団 Osservatorio(イタリア、2016年)など。主なコレクションに、サンフランシスコアジア美術館(アメリカ)など。
kentacobayashi.com
■設置日時 2022年11月11日~2023年1月7日
■設置場所 ホテルメトロポリタン川崎 2階ロビー、エントランス、フロント
■設置個所および作品詳細
◇エレベーターホール
【作品タイトル】 Zombie #blur #sharpness 【サイズ】 H72.8×W103 ㎝
【素材】 アーカイバル・ピグメント・プリント、額 【制作年】2018 年
◇風除室(レストラン入口)
1
【作品タイトル】 Fire #smudge #repeater 【サイズ】 H128.7×W72.8 ㎝【制作年】2019 年
【素材】archival pigment print,acrylic mount
2
【作品タイトル】 Dan #smudge #repeater 【サイズ】 H128.7×W72.8 ㎝【制作年】2019 年
【素材】archival pigment print,acrylic mount
3
【作品タイトル】 Cabin #smudge #repeater 【サイズ】 H128.7×W72.8 ㎝【制作年】2019 年
【素材】archival pigment print,acrylic mount
◇フロント
1
【作品イトル】Nehiilistic glitter
【サイズ】 直径120cm
【素材】 フォトアクリル
【制作年】2022 年
2
【作品タイトル】Neither time nor gravitation
【サイズ】 直径120cm
【素材】 フォトアクリル
【制作年】2022 年
◇アートディレクションCHIE SAIKI ART PROJECTSからのメッセージ
小林は、「写真」という枠に収まらない、抽象画のような作品を、独自の創作活動で展開してます。「ダンヒル」
の2020 年春夏コレクションでのコラボや、ヴァージル・アブロー率いる「ルイ・ヴィトン」の2019 年秋冬メンズコレクションのキャンペーンイメージを手掛けるなど、世界からも注目を集めています。
展示では、割れた鏡に都市風景が映り込む景色をCG で制作し、高画質で印刷した円形のアクリルマウント
作品、代表作の「#smudge」シリーズの写真作品をお届けします。
代表作「#smudge」シリーズは、写真や映像の一部を、ソフトのツールを使って、抽象絵画の筆の動き(ブラシストローク)のように表現しています。ソフトのツールは、一般的には写真の修正などに使われますが、小林はそれを過剰に用いて写真を絵の具のパレットのように扱いイメージを変容させます。smudge によるブラシストロークは、写真と絵画の境界線を跨ぐ身体性の痕跡であり、ブラシストロークがはいることにより、人の動きが持つ美しさや遊びが感じられます。
■ホテルメトロポリタン川崎
2020年5月開業 神奈川県川崎市幸区大宮町1-5
https://kawasaki.metropolitan.jp/