株式会社KabuK Styleのプレスリリース
2019年4月より旅のサブスク™️「HafH(ハフ)」を運営するTravel Fintech(トラベルフィンテック)企業の株式会社KabuK Style(本社:長崎県長崎市、代表取締役:砂田 憲治、以下 KabuK Style)は、多様な価値観を多様なまま許容する社会の実現に向け、元ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス合同会社取締役人事総務本部長 島田由香が取締役に就任しました。あわせて、KabuK Styleは事業ドメインや職種に応じた多様な働き方を実現していくため、以下2つの子会社に再編しました。
株式会社HafH Co-living Operations(以下 HafHCo)
本社所在地:京都府京都市
代表取締役:田口 弦矢
承継事業:KabuK Styleの直営Co-living施設開発・運営事業を承継
株式会社HafH User Success & Comunities(以下 HafH USC)
本社所在地:福岡県福岡市
代表取締役:田口 弦矢
承継事業:KabuK Styleのカスタマーサクセス部門、パートナーサクセス部門、トラベルオペレーション部門を承継
“多様な価値観を多様なまま許容する社会のインフラを作る”をミッションに掲げるKabuK Styleは、当社ではクルーと呼ぶ、KabuK Styleのミッションに共感した仲間たち(以下「クルー」)全員がWell-beingを実現できることを目指し、それぞれの価値観や役割に応じて多様な働き方ができるような仕組みの整備を行なっています。この度の島田由香の取締役就任により、さらにその動きを加速させていきます。
加えて、KabuK Styleの事業ドメインをTravel Fintech(トラベルフィンテック)にフォーカスし、プロフェッショナルでユニークな「プロダクト開発」中心の組織運営を行なっていく中で、クルー全員がWell-beingな組織環境のなかで働ける事業・組織運営をおこなっていくため、直営ホテル開発・運営事業に関してはHafHCoに、ユーザーサクセスを中心とするサービス部門についてはHafH USCに承継しました。これら二社は、戦略子会社として、KabuK Styleの戦略との整合もとりながらも、KabuK Styleとは異なるミッション、ビジョン、バリューを掲げた経営を行ってまいります。
なお、KabuK Styleは、当社のユーザーである、旅行者、宿泊施設、交通事業者ごとに事業部門を再編し、それぞれがプロダクトを管掌します。引き続きユーザーと共に新しいプロダクトを作る組織づくりを行ってまいります。
- 島田由香 プロフィール
株式会社YeeY 共同創業者/代表取締役
アステリア株式会社 CWO(Chief Well-being Officer)
慶應義塾大学卒業後、パソナを経て、米国コロンビア大学大学院にて組織心理学修士号取得。日本GEにて人事マネジャーを経験し、2008年ユニリーバ・ジャパン入社。2014年より取締役人事総務本部長に就任。人のモチベーションに着目し「WAA」など独自の人事施策を多数実行、同社はForbes WOMEN AWARDを3年連続受賞した。2017年に株式会社YeeYを共同創業し代表取締役に就任。マーティン・セリグマン博士やエド・ディーナー博士、タル・ベン・シャハー博士などウェルビーイング研究の世界的権威を招聘したカンファレスを行うなど、日本企業や社会のウェルビーイングリテラシー向上に貢献。企業の経営支援や人事コンサルティング、組織文化の構築支援などを通じて、日本企業のウェルビーイング経営実現に取り組んでいる。自身も1年の半分近くをワーケーション先で過ごすなど地域活性に情熱を燃やし、地方自治体の組織コンサルティングやワーケーションなどのコンテンツ開発支援、地域住民のウェルビーイングを高める仕組みづくりを行う。また、内閣官房 行政改革推進会議有識者議員をはじめ、内閣府、総務省、林野庁、観光庁、その他 地方自治体などにも有識者として招聘される。日本の人事部「HRアワード2016」企業人事部門 個人の部 最優秀賞。「国際女性デー|HAPPY WOMAN AWARD 2019 for SDGs」受賞。Team WAA! 主宰、Delivering Happiness Japan代表/チーフコーチサルタント、Japan Positive Psychology Institute 代表、アステリア株式会社CWO(ウェルビーイング最高責任者)、一般社団法人dialogue 代表理事、合同会社NOTONO 代表。
- 島田由香 コメント
すべての人が笑顔で自分らしく生き豊かな人生を送る社会を創る – これが私のPurpose(人生の目的)です。”Well-being〟は明確にこれからの経営ならびに働き方・生き方のキーワードであり、『いい調子、いい感じと自分が思えるかどうか』が私なりのその定義です。私たちが一日の多くの時間を使う仕事や職場においてWell-beingであることの効果はすでに様々なリサーチで分かっており、その中でも、働き方は私たちのWell-beingに非常に大きな影響を与えます。多様な価値観を多様なまま許容する社会のインフラを作るというミッションを持ったKabuK Styleの中で、そのPurposeの実現を目指していけるよう努めていきます。
- HafHCoについて
HafHCoは「生きる場所に自由を」をミッションに掲げ、「暮らす」と「旅する」の境界線のない世界観を実現し、一人ひとりが多様な価値観をそのままに選択できる生き方ができる未来ある社会をつくります。日本各地・海外に短期宿泊だけでなく、長期居住を前提とした設計・設備を持つ、以下のような特徴のあるCo-living施設を展開します。
・居住者・利用者がつながる場であるカフェコミュニティ空間と、プライベートを確保するパーソナル空間の両方を併せ持つ。
・旅をしながら働く現代のライフスタイル・ワークスタイルを実現するために、カフェ・ラウンジを併設する。
・居住者・地域を巻き込んだコミュニティを形成し、居住者が安心して暮らせる環境を創出する。
- HafH USCについて
HafH USCは「プロモーターで溢れる世界を」をミッションに掲げ、サービス提供者と利用者の間にあるコミュニケーションの隔たりを限りなく減らしていくために、声やデータに基づいて、より生産性高く効果的で戦略的なコミュニケーションとオペレーションを構築し、質の向上による感情的な満足の高いコミュニティを創造し、プロモーターを増やし、ユーザーやパートナーとのコミュニケーションの新たな体験価値を実現していきます。
URL:https://hafhusc.com
- KabuK Style CEO 砂田憲治コメント
KabuK Style グループが、2019年の業務開始以来、順調に業況を拡大させ、多くの仲間たちを抱えるまでに発展してきたことを嬉しく思います。この度、グループ組織を再編したことで、クルー全員がWell-beingな状態を目指しやすい状態へ持って行けたと考えています。
KabuK Styleは、HafHの2022年度の計画として、「HafH 2022:3つの取組み」を下記の通り発表し、実行しており、よりTravel Fintech企業として、イノベーションにフォーカスした組織づくりを行う上で、今回の取り組みは欠かせない施策であると考えています。
HafH 2022:3つの取組み
(1)交通サブスクをさらに進化、HafHを移動も含めた定額制MaaSサービスへ
(2)海外提携施設再拡大と、海外顧客の獲得へ
(3)宿泊施設のDXを全面的にサポート
<詳細はこちら>
旅のサブスク「HafH」、4年目に向けて航空サブスクや海外展開の強化など<HafH 2022:3つの取組み>を発表
(2022年3月29日プレスリリース)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000058.000039388.html
しかし、Well-beingは、私たちクルー全員の不断の改善と、そうしていく強い意思によってのみ成し遂げられるものであり、今回の施策のみで達成されるものではないと考えています。KabuK Styleグループは、今後も日本から世界の旅行市場にイノベーションを起こしていくTravel Fintech企業として、そのビジョンを達成していくためのWell-being推進にコミットし続けてまいります。
- HafH USC CEO&HafHCo CEO 田口弦矢コメント
HafHCoは、「生きる場所に自由を」をミッションに、「暮らす」と「旅する」の境界線のない世界を実現するために、日本各地・海外に短期宿泊だけでなく、長期居住を前提とした設計・設備をもつ[HafH]ブランドの直営のCo-living施設を展開していく会社です。同時に、現在、長崎で取り組んでいるように、地域活性・地方創生を目的に、行政や地方銀行、地元の企業や商店街、地域の学校のみなさまと連携しつつ、各地域にあった、地域活動、コミュニティ活動、ビジネススタートアップ支援などを行っていく予定です。そのために、地元の人材の新しいコミュニティ運営の活動拠点としたり、HafHを通じてユーザーが交流することで生まれる新しいプロジェクトの推進となったりする施設を展開していきます。
HafH USCは、「プロモーターで溢れる世界を」をミッションに、ユーザーサクセスを実現していくことを通じて、KabuK Styleの企業姿勢の体現を行いつつ、KabuK Styleのサービス「HafH」のお客様の体験価値をあげていく会社です。ユーザーにとっての新しい付加価値を生み出すために企業運営自体の再構築を行い、サービス提供の面だけでなく、自身の組織運営の面において労働集約型の課題解決やサービス構造のリデザインを行います。そういった改善を通じて労働生産性を上げ、新しい業務価値を生み出す挑戦をしていきます。同時に、今までの概念のユーザーサクセスではなく、新しい「プロモーターで溢れるコミュニティサービス」を創り出すことを使命として取り組んでいきます。
※Co-living施設とは、生活空間の一部がシェアされた施設で、個人の居住スペースとは別に、仕事をしたり、余暇を楽しんだり、住人同士が交流したりできるような共有空間を設けているものと定義しています。
<株式会社KabuK Style 会社概要>
代表:代表取締役 砂田憲治
創業:2019年1月8日(設立 2018年2月5日)2019年4月1日 サービス開始
資本金:15億1,320万円(2022年4月末時点、資本準備金等含む)
事業内容:旅のサブスク™️「HafH(ハフ)」の運営、宿泊及び賃貸運営業、旅行業
<株式会社HafH Co-living Operations 会社概要>
代表:代表取締役 田口弦矢
設立:2019年12月24日
事業内容:Co-living施設の開発・運営、Co-livingパートナー・提携企業のプロデュース、Co-living施設地域での地方創生事業
<株式会社HafH User Success & Comunities 会社概要>
代表:代表取締役 田口弦矢
設立:2020年6月10日
事業内容:インターネット情報提供・営業支援及び運営管理、コンタクトセンター業務の運営企画及び提供