株式会社小学館のプレスリリース
- 宮城・岩手・福島の東北3県を取り上げた連載全3回
ハロー!プロジェクト内の人気グループ・アンジュルムのメンバーで、ファッション誌『CanCam』の専属モデルとしても活躍する佐々木莉佳子さんが、ふるさと宮城県気仙沼市を訪れ、新たな魅力を再発見! 本日よりCanCam.jpで公開します。
佐々木さんは、2011年に起きた東日本大震災の被災3県にある地元新聞社、岩手日報・河北新報・福島民報が取り組む「ネクストとうほくアクション」(特別協賛:花王グループカスタマーマーケティング株式会社)に協力。手を取り合い、東北の皆さんとともに未来を考え、未来につながる活動を推進していく同プロジェクトで東北の素敵な企業を紹介していきます。地元の魅力を伝えたいという現地の大学生も加わり、CanCam.jpにて全3回のプチ連載が本日よりスタートします。
第1回目を担当した佐々木さんは、上京する前は気仙沼のご当地アイドル「SCK GIRLS」のメンバーとして活躍。現在は「みなと気仙沼大使」を務めるなど、これまでもふるさとの魅力を発信し続けてきました。
そんな佐々木さんが訪れたのは、気仙沼を拠点に、丁寧に時間をかけた質の高い手編みのニットを世界中にお届けしている企業「気仙沼ニッティング」。震災直後の2012年に当初、復興支援プロジェクトとして立ち上げ、現在はその品質の高さから着実にファンを増やしている注目企業。アンジュルムではそのセンスの高さからファッションリーダー的存在である佐々木さんにとっても、思い入れ深い取材になりました。
- 「修理を前提」に、長く着られるニット
気仙沼の港近く、丘の上にまるで隠れ家のようにひっそりと佇んでいるお店は、レトロさとスタイリッシュさが入り混り、木のあたたかみを感じる素敵な空間。店内に足を踏み入れると、そこには色とりどりのニットがずらり。
セーターは、ひとつひとつ丁寧に編み上げられ、それぞれ「編み手」にまつわる異なるストーリーがあり、同じ商品はひとつとしてありません。そんな、手編みならではの特別感やあたたかさを感じる〝一点モノ〟が人気を集めています。
気仙沼ニッティングを起業したのは、代表取締役の御手洗瑞子(みたらい・たまこ)さん。東京大学経済学部を卒業後、マッキンゼー・アンド・カンパニー東京支社を経て、2010年からブータン政府で観光産業の育成に従事。その後震災をきっかけに気仙沼で事業を立ち上げたという異色の経歴を持ちます。
気仙沼ニッティングのファーストモデル、MM01。このオーダーメイドのカーディガンを5着受注生産するところから、気仙沼ニッティングは始まりました
そんな御手洗さんを、佐々木さんと、気仙沼の観光や産業を中心に学んでいる宮城学院女子大学の後藤瑠佳さんが取材。アイドルと学生、ともに地元を愛するふたりが、起業の経緯から、編み物と気仙沼の素敵な縁など、お聞きするのはどれも新鮮な話ばかり。詳しくはCanCam.jpをご覧いただくとして、ここでは佐々木さんが興味津々のおしゃれなセーターについてのやりとりを一部ご紹介します。
(左から)後藤さん、御手洗さん、佐々木さん
気仙沼ニッティングのこだわりについて、「修理することを前提に、飽きの来ないデザインで、ずっと長く大切に着られる服をつくること」と話す御手洗さんに、佐々木さんは、「私、お洋服が大好きなんですけど、好きすぎて、たくさん着て古くなってしまった服もなかなか捨てられないんです。だから、そうやって長く着られる服って素敵…。ほしくなっちゃいました」と、すっかり魅了された様子。
撮影で着用した商品『ユニコーン』(写真下)についても、「着てみるとわかるんですが、柔らかくて、本当に着心地がいい…」と、撮影が終わってもなかなか脱ぎたがらない佐々木さんでした。
上質なカシミヤをたっぷり使って手編みされた気仙沼ニッティングの商品『ユニコーン』
このほか記事では、佐々木さんが子どもの頃から来ていたお気に入りスポットの「安波(あんば)山」や、レトロでチャーミングな「風待ち地区」を巡る〝街ブラ〟レポートも。
佐々木さんの地元愛がたっぷり伝わってくる言葉選びで、気仙沼の魅力をお届けします。
- 岩手編も&福島編も近日公開予定!
さらに近日公開予定の第2回、第3回では「岩手県盛岡市」と「福島県福島市」の企業もピックアップ。それぞれ南部鉄器の工房や温泉旅館と、その地に根付く産業の新たな魅力を発信していきます。