ザンビアの子どもたちが沖縄美ら海水族館をオンライン体験!

認定NPO法人ロシナンテスのプレスリリース

アフリカの内陸国ザンビアの子どもたちに沖縄美ら海水族館を体験してもらう「美ら海遠隔授業 in ザンビア -Aquarium Live Online Lectures」を開催します。アフリカで医療支援を行う認定NPO法人ロシナンテス(所在地:福岡県北九州市、 理事長:川原尚行)は、一般財団法人沖縄美ら島財団と連携して、イベント実現に向けた支援を行ってきました。

沖縄美ら海水族館は、パンデミックによる人的な交流が途絶えたなかで、遠隔地とオンラインで繋がる教育プログラムを実施してきました。これまで、主に日本国内の病院の小児病棟などを対象として、のべ134回、3,673人と交流を行いました。

今回このプログラムを、ロシナンテスの活動国であるザンビアのデイビッド・カウンダ校で開催します。次いで、中央州の小児病院でも開催を予定しています。海の生き物や環境に接する機会のないザンビアの子どもたちが、オンラインで水族館と繋がり、研究員や学芸員のガイドを通じてインタラクティブに学ぶことができます。こうした学習機会を提供することで、日本とザンビア相互の国際理解が深まることも期待されます。

【開催概要】

  • イベント名: 美ら海遠隔授業 in ザンビア -Aquarium Live Online Lectures
  • 日時(いずれも日本時間):
    • 1)2023年1月25日(水): 18:00-20:00、27日(金):18:00-20:00、
    • 2)2023年2月28日(火): 18:00-20:00(仮)
  • 開催場所:
    • 1)ルサカ州:David Kaunda National STEM secondary school(人数:200人程度/回、対象者:高校生)
    • 2)中央州:Kabwe Women, new-born and children Hospital(人数:50人程度/回、対象者:小児科病棟患者、小学校高学年)
  • 方法:Web会議サービスZoomを利用したオンラインLive配信
  • 言語:英語
  • 主催:一般財団法人沖縄美ら島財団、認定NPO法人ロシナンテス
  • 共催:在ザンビア日本国大使館
  • 後援:JICA沖縄

沖縄美ら海水族館
自然豊かな沖縄の海をそのまま展示するコンセプトのもと、「沖縄の海との出会い」をテーマに南西諸島・黒潮の海に生きる多種多様な水圏の生き物達との出会いの場を創出する水族館。豊かな自然や歴史文化の体験をはじめ、イルカたちとのふれあいも楽しめる海洋博公園にある人気スポットの一つ。

一般財団法人沖縄美ら島財団
亜熱帯性動植物、海洋文化、首里城等に関する調査研究、知識の普及啓発、技術開発、サービスの提供等および公園緑地、レクリエーション施設、教育施設等の管理運営、並びに首里城基金、世界自然遺産沖縄基金の造成、管理および運用等の事業を行い、市民の心身の健全な発達および環境の保全に寄与すること、並びに地域社会へ貢献することを目的として設立された。

認定NPO法人ロシナンテス
内戦中のスーダンに外務省医務官として赴任した川原尚行が、外務省を辞して2006年に立ち上げた国際NGO。病院が無いなどの理由で必要な保健医療が受けられない地域に、医療が届く仕組みを整備することで、誰もが健やかに生きることができる環境を作ることを目指して活動する。アフリカのスーダン・ザンビアを中心に、巡回診療や診療所建設、給水所建設などを実施している。

取材を希望される方には、オンラインでのアクセスコードを提供しますので、以下の申し込み先にご連絡ください。なお、イベント終了後には、メディア対応の質疑の時間を設ける予定としています。

<お問い合わせ>
≪取材・資料貸出について≫沖縄美ら島財団 事業部 水族館業務課 利用サービス係(広報) 
TEL 0980-48-3748 / FAX 0980-48-4444

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