CRITEO株式会社のプレスリリース
レポートはこちらからダウンロードいただけます:https://bit.ly/travel2023springpr
■主な調査結果
旅する日常の回復
– 全世界における、全旅行カテゴリーの予約件数の合計は、2023年1月も引き続き好調を維持
– EMEA(ヨーロッパ、中東、アフリカ)およびAMERICAS(南北アメリカ)地域は、パンデミック直前の20年1月水準まで、ほぼ回復
– APAC(アジア太平洋)地域は2年以上続いた移動制限が解除され、パンデミック中であった2020年の40ポイントから2023年には141ポイントと歴史的な伸びを記録
1月の旅行予約状況の推移(グローバル) – 全旅行カテゴリーの合計
(2019年1月を100として指数化)
出典:Criteo データ(2019年以降のオンライン予約の経年調査が可能な旅行関連企業のデータより)
– 2019年1月(パンデミック前の基準値)を100として、以降各年1月の水準を指数化
海外旅行予約の伸びが顕著なAPAC
APACの主要地域における1月の航空券予約状況の内訳では、国際線に分類される航空券の割合が大幅に増加
出典:Criteoのデータ(フライトデータは、両年とも一貫したデータを持つAPAC航空旅行パートナーの同じセットで、2022年と2023年の両方で、1月25日から31日の予約データより算出)
東南アジア: パキスタン、インドネシア、タイ、マレーシア、フィリピン、ベトナム、シンガポール / 太平洋地域:オーストラリア、ニュージーランド
環境に配慮した旅行
– サステイナブルな旅行を重視する欧米の旅行者と比較するとAPACの旅行者は環境に配慮した旅行への関心は低い
– “「低排出ガス」などでフィルタリングし、持続可能な旅を予約することを重視している”と回答した日本の旅行者は21%で、“旅行中の二酸化炭素排出量を少なくしたいと考えている”と回答したのは33%だった
出典:Criteo調査– 消費者の旅行嗜好(調査期間:2023年2月13日〜23日、対象:グローバル N=10,738)
オンライン旅行予約が、前年比成長率でサプライヤー*1を上回る
– 1月の世界全体の予約状況は、前年同月比で、 OTA*2がサプライヤーの予約件数を大きく上回る
– 予約をする際、旅行者はオンラインの旅行予約サイトやポータルを好んで利用
– 日本では、オンライン予約が昨年比で、OTAが約3.4倍、サプライヤーが約2.2倍に増加
*1 ホテル、航空機、車両を所有・運営する旅行サービスの提供者, *2 オンラインのみで営業する旅行代理店
1月の旅行予約状況の推移(グローバル) – 全旅行カテゴリーの合計
(2019年1月を100として指数化)
出典:2019年1月(パンデミック前の基準値)と比較した1月の旅行予約の指数化。2019年以降、オンライン予約の経年調査が可能な旅行事業者と同じデータセット。
旅行関連の予約には、モバイルの方が好まれる傾向
航空券はモバイルからの予約が2022年1月と2023年1月の間に51%から60%へと9ポイント増加
デバイス別、1月の旅行関連予約(APAC)
出典:Criteo データ(2022年、2023年中の1月の予約状況を比較。アプリは除く。APAC)
検索から予約するまでの時間 – ホテル&リゾート(APAC)
– ホテル&リゾートの最初の検索から予約完了までにかかる平均時間は、デスクトップの方が、モバイルよりも約3日短い
-予約にかかった時間が短かった上位25%の旅行者だけを見ると、デスクトップよりもモバイルで予約した人の方が短時間で予約するまでに至っている
– 日本では、旅行者がデスクトップでの検索から予約までに要した時間は平均14.6日、モバイルでは平均17.9日と、APACの旅行者の中でも予約までにより時間をかける傾向
出典: Criteoのデータ(2022年4月24日~30日の予約状況。新規訪問者については、最初のアイテムページ閲覧から予約アクション完了までの時間を計測し、予約が完了した訪問者については、2/1/22~4/30を閲覧期間とする。対象:航空券販売を取り扱う企業)
プレスリリース:
https://prtimes.jp/a/?f=d5449-4-5764ef931b82310240857c9355ef69c4.pdf