モナコ公国の「創設者」と言われる レニエ3世大公生誕100周年イベント開催

モナコ政府観光会議局日本事務所のプレスリリース

©Palais Princier Monaco©Palais Princier Monaco

モナコ政府観光会議局(所在地:モナコ公国)は2023年5月31日(水)から2024年1月28日(日)まで、モナコ公国レニエ3世大公生誕100周年イベントの開催をお知らせします。現代のモナコ公国の「創設者」と言われるほどモナコの発展に貢献したレニエ3世の生誕100周年を祝い、人として、そして国家元首としての大公について物語る一連のイベントがステファニー公女指揮の下開催中です。

「大きな夢を抱くには大きな国である必要はありません。その夢を実現するために多くの人々が必要ということもありません。」この名言は1949年から2005年まで、モナコの大公の中で最長治世記録となる56年にもわたるレニエ3世大公の治世の糧とされていた言葉です。

存命であれば2023年に100歳を迎えるはずだったレニエ3世大公はモナコに偉大な軌跡を残し、この国を国際的に有名にしました。生誕100周年イベントではこのレニエ3世大公の時代にスポットが当てられ、記念行事は生誕日である5月31日から開始しています。この日はモナコ公国の国民全体が家族のように一つになって、大公が情熱を注いでいた趣味にまつわる教室やアクティビティが行われました。さらに、大公宮殿のグラン・アパルトマンではこの日から約3か月間、「The Prince At Home(自宅でのモナコ大公)」と題された展覧会も開催され、希少な写真コレクションや調度品、資料などが公開されました。その他にもグレース公妃への愛情の象徴であるグレース公妃のバラ園、マリンスポーツ愛好家であったことがわかるモナコ・ヨットクラブ、動物好きでもあった一面を覗かせる動物園などで様々な展覧会が開催中です。また6月にニューヨークの国連本部で行われたモナコ騎兵隊楽団によるコンサートはレニエ3世大公が貢献したモナコの国連加盟30周年を記念するものでした。

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今後注目すべきは、海洋博物館で12月1日に「Monaco and the Ocean(モナコと海)」 展の中心に設置される、海洋保護を支持するレニエ3世大公の活動に捧げられたスペース 「A whole world to protect(守るべき世界)」です。大公によって始められた活動が、今日でもなお、地中海の保護とその豊かな生物多様性のためにいかに重要で未来にも貢献するものであるかを、魅力的なプレゼンテーションによって知ることができます。さらに2023年末から2024年初頭にかけて、クリスマス・マーケット、モンテカルロ・ヒストリック・ラリー、モンテカルロ国際サーカス・フェスティバルなど、大きなイベントが行われます。レニエ3世が半世紀を超える治世で果たした多くの業績を華やかに祝いながら1年の幕を閉じるのにふさわしい行事となることでしょう。

このように、大公にオマージュを捧げるイベントなどが目白押しです。(一部観光客が参加できないものもあります。)

 詳細はこちら:https://centenairerainier3.mc/

モナコ政府観光会議局の役割について

日本におけるモナコ政府観光会議局は、他の海外事務局のネットワークを活用しながら、グローバルな規模で観光事業を推進し、モナコ公国(以下 モナコ)への渡航者需要の喚起に努めています。

1995年から開始した、このグローバル規模での取り組みによって、旅行業界のビジネスパートナーとの協力関係をより強化し、短期ないし中長期でのビジネスを生み出してきました。モナコは世界で2番目に小さな国でありながら、国内には様々な専門分野に特化したビジネス・イベントやレジャー観光施設が揃っています。1970年代からモナコ政府が推進している観光政策を推し進めた結果、観光産業は徐々に増加してきました。今日では、ビジネス目的の観光はモナコ国内の年間ホテル販売客室数のうちの30%以上を占めています。

2018年から続く「レスポンシブル・ラグジュアリー」 (Responsible Luxury: 地球に優しいラグジュアリー)のコンセプトはそのままに、「Like Nowhere Else 比類なき美しい国、モナコ」を2023年から観光テーマとして掲げています。

モナコは、世界中の裕福な人々が集まる国としても知られていますが、観光客にラグジュアリーなモナコの様々な施設やサービスを楽しんでいただくだけでなく、2030 年までに55%の温室効果ガス排出を削減、2050 年までにカーボンニュートラル実現を目標としています。その目標に向かい、政府、観光局、ホテルはもちろん観光業を取り巻くさまざまなパートナーとともに限りある資源を最適化し、地球、海洋保全の活動に積極的に取り組み、伝統を守りつつもイノベーションを促進し、革新的文化の創造をし続けるモナコを、渡航先として選んでいただけるよう様々な活動を展開しています。さらに、ビジネス渡航需要の喚起を含めたモナコへの渡航者数増加という目的を達成するために様々な活動を実行しています。例えば、トレード向けの専門業界イベントへの参加、提携ツアーオペレーターや旅行代理店への認知拡大、プロモーションキャンペーンの実施(教育ツアーや旅行代理店向け特別プロモーション、観光事業施策のプレゼンテーション実施)などです。

モナコ政府観光会議局日本事務局はモナコ政府支援による国家事業として、ビジネスおよびレジャー観光に関する事業について様々なアドバイスをご提供いたします。

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