公益社団法人日本広告制作協会のプレスリリース
賢治と三陸
宮沢賢治といえば、花巻や盛岡のイメージが強いけど三陸はどうなの?そう想われる方も多いかと思います。
しかし、賢治29歳の1925 年(大正14年)三陸を訪問しています。花巻駅から尻内駅(現在の八戸駅)に向かった賢治は種市へ向かい、種市からバスで久慈、堀内から船で宮古を経由し山田港。そこから徒歩で、大槌、釜石を巡りました。そこで書かれた『発動機船』、『旅程幻想』などの詩碑が三陸地方には建立されており、賢治の三陸地方への想いをしのぶことができます。
あなたのイーハトーブを探しましょう
三陸鉄道『イーハトーブ列車』では秋の車内・車窓はもとより、三陸地方、そして宮沢賢治が描いた理想郷「イーハトーブ」=岩手の全域で、”あなたのイーハトーブ”を探し、見つけてほしいと願っています。また『イーハトーブカレンダー2024』では、宮沢賢治は知っているけれど、実際に読んだことは無いという方にも、そのフレーズの響きなどを感じてもらい、実際に賢治の作品に触れるキッカケにもなればと思います。
『イーハトーブカレンダー2024』について
応募作品73 点から13点を選出。各月は宮沢賢治の詩や童話からのフレーズとイラストで構成しています。また巻末ページには三陸鉄道沿線はもとより、グルメ・観光・宮沢賢治ゆかりのスポットをイラストマップで掲載。宮古駅隣の「さんてつや」と三鉄オンラインショップ「さんてつ屋」 https://santetsuya.com/ で10 月3 日より販売いたします。
■仕様:A4(展開A3)・28 ページ・カラー ■定価:1,000 円(税込)
■使用した賢治のフレーズは、以下のものから抜粋または全文を掲載しています。
『銀河鉄道の夜』・『暁穹への嫉妬』・『発動機船 第二』・『ゆがみつゝ ⽉は出で』・『「春」変奏曲』・『祠の前のちしゃのいろした草はらに』・『ながれたり』・『栗の木花さき』・『虔十公園林』・『風の又三郎』・『グスコーブドリの伝記』・『注文の多い料理店』序・『銀河鉄道の夜(一~三次稿)ブルカニロ博士の言葉』。
さあ、三陸鉄道で秋の旅をお考えの方、そして宮沢賢治ファンの方も、ご自身のイーハトーブをお探しください。