新千歳空港国際アニメーション映画祭のプレスリリース
コロナ禍を越え、4年ぶりに世界各国のフィルムメイカーたちが新千歳空港に集結
新千歳空港国際アニメーション映画祭実行委員会では、2023年11月2日(木)、新千歳空港ターミナルビルを中心に5日間に渡って開催する「第10回 新千歳空港国際アニメーション映画祭」が開幕しました。
本年で10周年を迎える映画祭では、コンペティション部門をはじめ、招待部門に豪華ゲストを招いた特別上映・トークプログラム、音楽ライブ用の音響機材を増設した爆音上映、北海道内の人気音楽フェスとコラボしたライブプログラムほか、無料トークプログラムなど全63プログラムを実施します。
本年で10周年を迎える映画祭では、コンペティション部門をはじめ、招待部門に豪華ゲストを招いた特別上映・トークプログラム、音楽ライブ用の音響機材を増設した爆音上映、北海道内の人気音楽フェスとコラボしたライブプログラムほか、無料トークプログラムなど全63プログラムを実施します。
アニメーションという表現を通じて、日本で唯一、空港内に映画館を持つ新千歳空港が新たなアニメーション文化のハブになることを目指し、10年目の節目を迎えました。コロナ禍を越えて4年ぶりに、国際審査員、フィルムメイカー、クリエイターが世界各国から新千歳空港に集結します。気鋭の作家たちが集い、その国際交流の中でクリエイター同士が刺激し合い、また新たな作品を生み出すきっかけになる場となることを期待します。
11月2日(木)14:00、新千歳空港 国際線旅客ターミナル内に位置するポルトムホールを会場に、出展作家や審査員ら約150名が集まり開会式を実施
「審査員として帰って来れて光栄」ポパクル氏
本映画祭の短編・長編コンペティションの審査員を代表して、トメック・ポパクル氏よりご挨拶をいただきました。ポパクル氏はポーランド在住のアニメーション監督、ミュージシャン、グラフィックデザイナーとして幅広く活動するクリエイターであり、本映画祭の2014年・2019年と2度のグランプリを受賞しています。
ポパクル氏は、 「こうして審査員として参加できることを光栄に思う」と、自身の受賞歴で一番大きい賞は本映画祭であることに触れながら、空港で開催する映画祭で挨拶するという機会にあたり、1986年の映画「Streetwise /子供たちをよろしく 」の一節を挙げ、「ここ空港という場所からみんなで一緒に飛び立ち、この映画祭を成功させていきたい」と挨拶しました。
ポパクル氏は、 「こうして審査員として参加できることを光栄に思う」と、自身の受賞歴で一番大きい賞は本映画祭であることに触れながら、空港で開催する映画祭で挨拶するという機会にあたり、1986年の映画「Streetwise /子供たちをよろしく 」の一節を挙げ、「ここ空港という場所からみんなで一緒に飛び立ち、この映画祭を成功させていきたい」と挨拶しました。
「偶然性のきらめきのようなものが映画祭にはある」ディレクター小野朋子
初回2014年の本映画祭立ち上げから関わり、現在ディレクターを務める小野朋子は、「空港内での映画祭は当初、多くの人にとって想像がつきにくいものだったかもしれない」とした中、10年という歳月の中で、世界中無数にある映画祭の中でも、「新千歳空港という特別でエンターテイメントな場は、刺激的なアニメーションに出会い、新しい作品が生まれる一端を担う存在として選ばれるようになった」と開催当初から今日までを振り返ります。
「映画祭に来てみなければわからない、この場に立ってみなければわからない、偶然性のきらめきのようなものが映画祭にはある」と、本日から始まる映画祭への期待を語りました。
「映画祭に来てみなければわからない、この場に立ってみなければわからない、偶然性のきらめきのようなものが映画祭にはある」と、本日から始まる映画祭への期待を語りました。
また、本映画祭実行委員長 小出正志は、記念すべき回であり、これまでこの映画祭を大きく育てるために尽力してくれた全ての方にお礼を申し上げ、開会宣言によって幕を開けました。
Social Media Animation Award 授賞式
本映画祭のSNS部門「NEW CHITOSE AIRPORT Social Media Animation Award」において、141の応募作品の中からグランプリに選ばれた『花と隣人』大橋史 氏が授賞式に登壇しました。
グランプリおよび審査員特別賞の3作品は、本映画祭期間中、国内線旅客ターミナルビル 2階 センタープラザにて展示されています。
グランプリおよび審査員特別賞の3作品は、本映画祭期間中、国内線旅客ターミナルビル 2階 センタープラザにて展示されています。
空港では、AR作品やARエフェクトなどのエンタメコンテンツも
空港内4つのポイントでは「NEW CHITOSE ARport Walk」としたAR体験展示を期間中展開。スマホを持っている方ならどなたでも、4組の作家によるAR作品が楽しめます。
さらに、センタープラザでは、クリエイティブデュオ「TOCHKA」による開発中のウェブARアプリケーション「STREET WRITTER」を展示。ユーザー複数人が空間や壁にらく書きが可能なツールです。
来場者のみなさんに、さまざまな切り口でアニメーションの可能性を体感いただく機会として取り組んでいます。
さらに、センタープラザでは、クリエイティブデュオ「TOCHKA」による開発中のウェブARアプリケーション「STREET WRITTER」を展示。ユーザー複数人が空間や壁にらく書きが可能なツールです。
来場者のみなさんに、さまざまな切り口でアニメーションの可能性を体感いただく機会として取り組んでいます。
本年の実験的取り組み、映画祭ゆかりのクリエイターの動画を販売する 「フィルムメーカーズマーケットオンライン by Roadstead」スタート
「Roadstead」は、クリエイターが制作した動画を個数限定で販売し、ユーザーは視聴するだけでなく、いにトレーディング(売買やレンタル)することで動画の流通に参加できる、世界初のDVT(デジタルビデオトレーディング)プラットフォームです。クリエーターには一次販売の収益だけでなく、ユーザー同士のトレーディングによる収益の一部も還元されるほか、安心して作品をオンラインすることが可能です。
今年の実験的取り組みとして、本映画祭とRoadsteadが連携、映画祭ゆかりのクリエイター5名が参画し、映像作品をオンラインにて販売する「フィルムメーカーズマーケットオンライン by Roadstead」を企画し、映像作品の販売を本日よりスタートしました。
また、アニメ制作会社「studio hb」が企画・製作をする、オリジナルアニメを中心としたメディアプロジェクト「旅はに」のイベント入場権付き動画を販売中です。
新千歳空港国際アニメーション映画祭とは
新千歳空港国際アニメーション映画祭は、北海道と世界を結ぶゲートウェイである新千歳空港ターミナルビル(北海道千歳市)を会場とした、アニメーション専門の国際映画祭です。
記念すべき10回目の開催となる今年は、2023年11月2日(木)~11月6日(月)の5日間で、国内外の話題作など招待作品の上映はもちろん、アニメーションの意義を拡張する様々なプログラムを展開し、アニメーションの意義を拡張するような新しい価値を生み出す「遊び場」として、エネルギーを持ち帰ることができる文化交流拠点の創造を目指します。
記念すべき10回目の開催となる今年は、2023年11月2日(木)~11月6日(月)の5日間で、国内外の話題作など招待作品の上映はもちろん、アニメーションの意義を拡張する様々なプログラムを展開し、アニメーションの意義を拡張するような新しい価値を生み出す「遊び場」として、エネルギーを持ち帰ることができる文化交流拠点の創造を目指します。