プラットヨネザワ株式会社のプレスリリース
■歴史ある上杉雪灯篭まつり。しかし、開催規模は縮小を辿る。
山形県米沢市で毎年冬に開催される「上杉雪灯篭まつり」は、東北を代表する最大級の冬の風物詩です。2024 年 47 回目を迎える本祭りは、雪景色に浮かぶ幻想的な灯りを求めて、全国から 20 万人を越える人々が米沢へ訪れます。途中コロナ禍などで開催できない年も含めて、50 年近い歴史を持つ本祭りは「戦死者への鎮魂(祈り)」を起源としつつも、雪の季節の中で寒さを耐え忍び、春の訪れを感じることができる、地域の人の心の拠り所として、長年大切にされてきた祭りです。
その一方で、「地域人口の減少や、祭りの意義を伝えられていない」などの課題を抱えており、開催規模は年々縮小しているのが現状です。過去 300 基以上あった雪灯篭は、166 基まで減少しており、祭りの継続が困難になってきているのが実態です。それらの課題を解決するため、地域の伝統を次世代に繋ぎ、文化を保存していきながら、地域の魅力をアップデートするため、このたび「東北一番桜よねざわプロジェクト」を立ち上げ実施することとなりました。
このプロジェクトは、「上杉雪灯篭まつり」本来の価値を再認識し、人々に愛されるための取り組みです。鎮魂目的から始まった「上杉雪灯篭まつり」のルーツと従来の実施形式は継続しつつ、地域に対して、祭りへ参加できるきっかけを設けることや、県外の参加者を増やす取り組みなどを行います。
さらに、冬を耐え忍ぶ東北の方へ、春の予感を楽しんでもらいたいという想いで、東北で一番最初に街が桜色に染 まる「東北一番桜」を実施します。詳細に関しては後日発表しますので、続報をご期待ください。これまでの伝統を守りながら、米沢の魅力を県内外、さらには世界に発信し、多くの人々を魅了するため、今後も活動を続けてまいります。
※過去の上杉雪灯籠まつり実施の様子1(雪灯篭)
「上杉雪灯篭まつり 東北一番桜よねざわプロジェクト」詳細
① 米沢が桜色に染まる!街全体でのライトアップ
米沢の街全体を、東北で一番最初に桜色に彩る「東北一番桜」として演出します。メイン会場は、上杉神社全体の桜色のライトアップ、イルミネーションの実施です。詳細に関しては後日発表します。
② 地域参加型プロジェクト「雪ぼんぼり作戦」
地域の方々が参加するためのきっかけとして、桜色の雪洞(雪ぼんぼり)や山形の桜である「啓翁桜」を街中に飾ることで、 地域参加型プロジェクトとして実施します。
③ 県内、県外からの応援・プロジェクト参加者募集
米沢の理解や協力を仰ぐべく、実行委員会のみのリソースだけではなく、クラウドファンディングなどを活用し、広く参画いただく方を募集する予定です。
※過去の上杉雪灯籠まつり実施の様子2(雪洞(雪ぼんぼり))
【プラットヨネザワ(株)について】
会社名:プラットヨネザワ株式会社
所在地:山形県米沢市松が岬1丁目4番24-2号
代表者:代表取締役 宮嶌浩聡
設立 :2022/4/20
事業内容:観光まちづくり法人(DMO候補法人)、観光データベースマネージメント
URL:日本語版 https://www.instagram.com/yonezawa_abc_jp/
英語版 https://www.instagram.com/yonezawa_abc/