【地球の歩き方×近畿日本ツーリスト共同事業】生徒が編集者! 地域探求ができる、ガイドブック制作授業プログラム「地域の歩き方」が11月末より販売開始

株式会社 学研ホールディングスのプレスリリース

株式会社 学研ホールディングス(東京・品川/代表取締役社長:宮原博昭)のグループ会社、株式会社 地球の歩き方(東京・品川/代表取締役社長:新井邦弘)は、近畿日本ツーリスト株式会社(東京都・新宿区/社長:瓜生修一)と、「地域探求」をテーマとした中高生対象の初の授業プログラム「地域の歩き方」を共同企画しました。

  • 「地域の歩き方」とは?

「地球の歩き方」が長年培ってきた編集ノウハウを学校授業向けにアレンジし、テキスト化および動画化した地域探求をテーマとした、全国の公立・私立の中学・高校で導入いただける授業プログラムです。ガイドブック制作には①「課題の設定」②「情報の収集」③「整理・分析」④「まとめ・表現」のプロセスが必要であり、これらは学校教育における探究学習に通ずる点に着目しました。専門的かつ汎用的でありながら、広く学校環境に合わせられるよう先生主体で進行いただく授業構成になります。各プログラムをサポートするワークシートやレクチャー動画も用意しているため、先生はファシリテーションやアドバイスを中心として、専門知識の必要なく授業を展開いただけます。

プログラムでは「地球の歩き方」仕様のテンプレートを利用します。生徒はガイドブック制作を通し、編集者・読者双方の視点で地域を見つめ、自ら設定したテーマに向けて取材(情報収集)を行います。集められた情報は、限られた誌面の中で整理され、読み手の興味を意識した表現により、ガイドブックとして情報発信されます。“地域を学び、人と接し、自分たちの言葉で情報を伝達する”。生徒のより深い学びのため、修学旅行や各種遠征、課外授業等で教育現場に密接に携わる近畿日本ツーリストが、販売と導入をサポートいたします。

  • 「地域の歩き方」概要について

 □展開ツール
 ・先生用マニュアル
 ・ワークシート
 ・レクチャー動画
 ・原稿テンプレートファイル
  
 □学びのポイント
 ▶課題設定の方法
 ▶ガイドブック制作業務における編集者の仕事内容
 ▶取材における事前準備、取材マナー、独自の取材に仕上げるポイントなど、専門的な知識
 ▶原稿執筆の基礎知識
 ▶読者の興味を意識した記事の作成方法
  
 □期待できる効果
 ▶制作するガイドブックに生徒自身が考えるテーマ・課題を設定し、主体的な学びが期待できます
 ▶グループ活動とすることで、計画性・協調性を養うことが可能です
 ▶情報発信に際し、限られた文字数で言語化する力は、生徒のキャリア形成の面からも表現力の向上が期待できます
 ▶出版業界への興味や、将来の職業選択に対する気づきになります
  

  • トライアル実施について

プログラムの販売に先立ち、トライアルを実施しました。

 対象:品川女子学院中等部3年生
 内容:2023年3月実施ニュージーランド修学旅行の事前・事後学習として
 
品川女子学院・中等部のニュージーランド修学旅行は、学校での学びやキャリア教育の集大成ともいえます。同校の修学旅行においては、語学学習、異文化探求、協調性を高める、自立(自分の力のみで物事を進める)、自律(自分自身で立てた規範に従って行動する)という5つの目標が設定されています。生徒の事前・事後学習や実体験等の成果を「地球の歩き方」というプロの指導により形に残すことができることに魅力を感じていただきました。

【感想】白石賢佑先生
「取材に関する動画授業を3回にわたって行っていただきました。その中で取材のノウハウや誌面作りの方法などを学ぶことができました。私自身、感想文や反省文などのように生徒にとって受け身になりがちなことよりも、主体的に取り組んでほしいと思っていて、自分はどうしたいのかを考えながら楽しんでできることを大切にしたいと考えています。生徒たちにとっても非常に良い経験になったと思います」

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