滋賀県立琵琶湖博物館のプレスリリース
今年の干支である「辰(龍)」にちなんだ展示として、水族展示室保護増殖センター前のトピック展示コーナーで「龍になったといわれるコイ」を2024年1月4日から開催しています。
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展示概要
今年の干支は「辰」ということで、龍にまつわる魚のトピック展を開催します!
「コイが川を上り、滝を登り、龍となった。」という話を聞かれたことがあるのではないでしょうか。これは、中国の逸話で「登竜門」のもとになったとされています。今回の水族トピック展示では、そんな龍になったと言われるコイについて紹介します。
開催場所:水族展示室 保護増殖センター前トピック展示コーナー
開催期間:2024年1月4日(木)〜2月29日(木)
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コイについて
コイは「野生型」日本在来のコイと、「飼育型」外国から来たコイの2つに分けられます。日本各地に野生型コイは生息していましたが、飼育型との交雑などにより、純粋に近い野生型コイは、国内で琵琶湖の水深20m以深にしか残っていないのではないかと言われています。
滋賀県とコイ・龍との関わりとしては、毎年行われている大津祭において、コイが滝を登る場面があしらわれている「龍門滝山」という山車があります。
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その他の龍の展示について
B展示室では、人と自然の関係性を表す存在として、龍がナビゲーターとなって展示室を案内しています。B展示室の入口には、巨大な龍のオブジェが飾られています。