いこーよユーザーアンケートをもとに2024年夏休み実際の家族でのお出かけ意欲や傾向について調査・分析
アクトインディ株式会社のプレスリリース
国内最大級の子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」を運営するアクトインディ株式会社(東京都港区 代表取締役:下元敬道 以下、アクトインディ)は、全国のお出かけ施設やレジャー施設に向けた課題解決メディア「いこーよ総研( https://research.iko-yo.net/ )」にて、夏休みに入り猛暑が続く中、実際の家族でのお出かけ意向や傾向に変化はあるのか、ユーザーアンケートをもとに調査・分析し、結果を公開いたしました。一か月前の6月に調査した結果と比較して分析しています。
<トピックス>
▶夏休みのお出かけ予定は9割近く!猛暑で家族でのお出かけをやめる人は少ない
▶「具体的な予定はこれから」が40%
▶お出かけ先の人気は「プール」が圧倒的、夏の風物詩ほか「博物館・科学館・美術館」も人気が高い
▶計画時と比べて屋外施設の人気は下降し、屋内施設の人気が上昇
▶まとめ
(本リリースは、「2024年夏休み 実際の家族でのお出かけ調査レポート」を一部抜粋して作成しています。全文はこちら)
夏休みのお出かけ予定は9割近く!猛暑で家族でのお出かけをやめる人は少ない
まず、今年の夏休みに、お出かけや旅行の予定はあるか、もしくは既にお出かけしたかを尋ねました。
「既に出かけた」という人は16%。「まだ出かけていないが出かける予定がある、検討している」が71%でした。多くの家族連れが「夏休みのお出かけはこれから」という状況です。
一か月前の6月時点の調査結果と比較して見てみましょう。
6月時点では、「出かける予定がある・検討」という人は82%でしたが、夏休みに入った今回の調査では、「既に出かけた」「出かける予定」という人が合わせて90%近くに達しています。連日猛暑のニュースが続いていますが、「出かけない」という家族は少数で、家族でのお出かけ意欲に影響はなさそうです。
具体的な予定はこれから」が40%
つぎに、「夏休みに行きたいと決めている特定の施設はあるか」を尋ねました。
「ある」という回答は60%でした。夏休みもそろそろ中盤ですが、「どの施設に行くか」「何をするか」という具体的な予定はこれから決めるという人もまだ40%いることがわかりました。
6月の調査と比較した結果がこちらです。
具体的な予定を決めたという人は13%増と、7月中旬をすぎてもそこまで大きく増えてはいません。7月後半になり、猛暑やゲリラ豪雨、またコロナなどの感染症のニュースもよく耳にします。天候や体調を見ながら臨機応変に、ギリギリになって予定を決める人も少なくないと推測されます。
お出かけ先の人気は「プール」が圧倒的、夏の風物詩ほか、「博物館・科学館・美術館」も人気が高い
「既に出かけた」「まだ出かけていないが出かける予定がある、検討している」という人に、どこに行ったのか、どこに行く予定かを尋ねました。
最も多かったのは「プール(52%)」でした。この夏は、猛暑のために学校のプールが中止になるという事例もありましたが、依然として子どもの夏の遊び場としてとて人気です。
続いて「お祭り(38%)」「花火大会(37%)」といった、夏ならではのお出かけ先が人気上位となっています。
その次に、「テーマパーク・遊園地」が続きました。「テーマパーク・遊園地」は、春休み、GWの人気お出かけ先として1位でしたが、夏になると「プール」や「お祭り」、「花火大会」などの夏ならではのお出かけ先に人気を譲っています。
「次に海水浴場」が続きますが、同じ水遊び系でも1位の「プール」の半分以下となっており、行くなら海よりもプールという家族が多くなっています。
また、「博物館・科学館・美術館」「水族館」もほぼ同じ割合で続いており、猛暑の中で一日涼しく遊べて学べるということが、人気の理由の一つと思われます。
計画時と比べて屋外施設の人気は下降し、屋内施設の人気が上昇
では、6月に調査した「行く予定」のジャンル結果と比較して見ていきましょう。
6月の調査でもプールが最も人気でしたが、夏休みに入った7月の調査でもその人気が衰えることはなく、非常に人気が高いという状況です。
では、グラフの赤枠で囲ったジャンルについて注目して見てみましょう。赤枠は、6月の調査よりも10%以上数値が減少しているお出かけ先です。
どのジャンルも、「屋外がメイン」または「屋外にも多く見どころや遊び場がある」といったお出かけ先であることが注目されます。夏休み前は「行きたい」と思っていたり「行く予定」としていたものの、梅雨が明けてからの連日の猛暑を受けて、やはり屋外を避ける人が増加していると考えられます。
緑で囲んだ枠は、6月の調査から「行く予定」としている人が増加したお出かけ先です。「博物館・科学館・美術館」「屋内のアスレチック」「映画館」など、屋内施設の人気が増加していることがわかります。特に「博物館・科学館・美術館」は、6月時点で人気15位でしたが、前述の通り、7月の調査では7位まで人気が上昇していることも注目されます。
前回調査した「夏のお出かけの変化」では、「屋外ではなく屋内の施設に行くようになった」という人が多数見られました。前回の夏休みのお出かけ調査レポートでも『「お出かけ予定」と「実際のお出かけ」は暑さの影響で変わる』と推測していましたが、その結果が目に見えた調査結果となりました。
まとめ
今年の夏休みも記録的な猛暑が続いている中、家族でのお出かけ意欲は依然として高く、「既に出かけた」「出かける予定」という人が合わせて90%近くに達しました。猛暑を理由に「お出かけをやめる」という人はごく少数で、多くの家族連れが積極的に夏休みのお出かけを予定しています。
具体的な予定については、「これから決める」という人がまだ40%もおり、天候や子どもの体調を見ながら柔軟に計画を立てている様子が伺えます。
お出かけ先として最も人気があるのは「プール」で、次いで「お祭り」や「花火大会」といった夏の風物詩が続いています。一方、猛暑の影響で、一か月前の6月調査の時よりも屋外施設の人気が下降し、屋内施設の人気が上昇している傾向が見られました。特に「博物館・科学館・美術館」などの屋内施設が人気があがっています。
猛暑が当たり前になりつつある夏休み。猛暑への対応を考え、安全で快適な夏休みのレジャーの在り方を模索しながら夏休みのお出かけを楽しもうとする家族連れが増えているようです。
■いこーよ施設アンケートの調査概要査方法
調査方法/インターネットアンケート
調査地域/全国
調査対象/いこーよ及びいこーよアプリを利用したユーザー
調査期間/2024年7月15日~7月25日
サンプル数/349サンプル
調査分析/いこーよ総研
■「2024年夏休み実際の家族のお出かけ調査レポート」全文はこちら
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「いこーよ総研」概要
https://research.iko-yo.net/
全国のお出かけ施設・レジャー施設のさらなる発展や市場の活性化を願い、お出かけに関わる様々な調査を実施し客観的な分析データを発信します。
<構成コンテンツ>
【市場レポート】
おでかけ市場の状況について、いこーよのアクセスデータに外部サービスの情報やユーザーアンケート結果を加え、月次で調査。おでかけ市場全体の動きを総合的な視点で分析します。
【調査データ】
いこーよユーザーや登録施設への独自アンケートをもとに、おでかけ施設がいま抱えている課題の解決を目的としたデータ分析記事コンテンツです。ユーザー(利用者)アンケートと施設アンケートそれぞれのアンケートから分析します。
【いこーよ活用】
いこーよクーポン掲出による成果事例や、季節別のいこーよタグ利用比較など、おでかけ施設がいこーよを活用する際に参考となるデータを集めた分析コンテンツです。
【事例紹介】
実際におでかけ施設がおこなった施策やその成果について、独自にインタビューをおこない、他施設向けにその成功・失敗事例を紹介するインタビューコンテンツです。
関連サービス
いこーよ
2008年12月にサービスを開始した子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」は、子育て層の約8割が利用し、全国9.8万件以上の施設情報や7.5万件以上の口コミを掲載しています(2024年5月現在)。「いこーよ」は家族のおでかけがもっと楽しくなる情報を提供し、お出かけを通じて家族のコミュニケーションや子ども達の笑顔が増えることを願って運営しています。
アプリ版「いこーよ」では、現在地から地図で近くのお出かけ先を検索できる他、「いこーよ」のアプリ会員限定の特別クーポンが入手できる素敵な特典も随時更新中。独自の口コミ投稿機能に基づくおすすめのお出かけ先が、子どもの年齢別にひと目で分かり、Web版よりさらにマッチしたお出かけ情報を提供します。
【会社概要】
会社名:アクトインディ株式会社
所在地:東京都港区三田1-4-28 三田国際ビル23階
代表取締役:下元敬道(しももと たかみち)
設立:2003年6月