一般社団法人ひがしかわ観光協会は、持続可能な観光地を目指してカーボンオフセットの取り組みを実施しています。町を訪れる人々に持続可能な観光地を目指し、温暖化対策に取り組んでいる姿勢を示すものです。
一般社団法人ひがしかわ観光協会のプレスリリース
一般社団法人ひがしかわ観光協会は、「ひがしかわカーボンオフセットプロジェクト」として持続可能な観光地を目指したカーボンオフセットの取り組みを2つ実施しています。
このプロジェクトは観光目的地として訪れる「旭岳」と「道の駅」の2か所で2024年7月より実施されています。多くの観光客にこの取り組みを認知してもらうことを目的としています。
1.ひがしかわカーボンオフセットプロジェクト Higashikawa Carbon Offset Project
ひがしかわカーボンオフセットプロジェクトは、道の駅ひがしかわ「道草館」でオフセット対象商品を1個購入につき、ひがしかわ観光協会が1㎏のCo2をオフセットするという内容です。
Jクレジットを利用して北海道内で創出された地球温暖化対策を支援しています。
商品はJAひがしかわ「東川米」や道草館オリジナル商品が対象です。対象商品には目印として該当シールが貼られ、購入者は店頭のPOPや掲示物で取り組みを知ることができます。
ステッカーは今年の新米販売に合わせて添付が開始されます。新米販売開始は月中旬を予定しています。
このプロジェクトでは道の駅ひがしかわ「道草館」に訪れる多くの観光客にカーボンオフセットの取組を紹介したり考えるきっかけを作る機会になることを目的としています。
生産者/流通事業者/購買者が負担する内容ではなく、ひがしかわ観光協会がCO2削減に向けた啓蒙活動として行います。
2.旭岳カーボンオフセットプロジェクト Asahidake Carbon Offset Project
日本最大の国立公園「大雪山国立公園」にある北海道最高峰を誇る「旭岳」(標高2,291m)には毎年多くの方々が登山・ハイキング・ウィンタースポーツを楽しみに訪れています。また、標高1,600m地点にある旭岳温泉は大正時代に開湯以来、長年にわたり良質な泉質で慕われています。
その麓にある東川町はその大雪山系の山々降り積もる雪が解け、長い年月を経てミネラルをたっぷりと含んだ湧水を毎日の生活水として恩恵を受けています。
訪れた人にとっても、住む人にとっても、旭岳と大雪山系の山々の雄大な景色と、季節ごとに見られる木・花・紅葉・雪といった自然の美しさがこの先もずっと続くことを願い活動を開始しました。
このプロジェクトでは大雪山国立公園の入口から旭岳までの移動距離に車両から排出されるCO2を算出し、旭岳エリアの有料駐車場料金の一部をオフセットするというものです。
オフセットは北海道の森林再生や保全を目的とした活動を対象として活用し、地球温暖化対策へ貢献していきます。
■実施期間(予定)
2024年7月1日~10月31日
①旭岳ロープウエイ 7月1日~10月下旬
②旭岳ビジターセンター 7月1日~9月30日
駐車場料金 ¥500/日
駐車場入場時に回収されます。
(参考)
□国立公園入口から旭岳温泉までの距離を基準として算出(片道)
温室効果ガス排出量=走行距離÷燃費×排出係数 (※試算式は1台当たり)
走行距離(片道):11km 燃費:18.9km/L ガソリン排出係数:2.29 kg-CO2/L
1台当たりのCO2排出量 2.7kg
A portion of the CO2 emissions from transportation will be offset through parking fees. This is one of the efforts to preserve the beautiful nature of Asahidake for the future.
■ひがしかわカーボンニュートラルフェスタ2024にブース出展決定
カーボンニュートラル実現に向け、東川町がこれから町民や事業者とどんな取り組みを進めていくのか、楽しく「カーボンニュートラル」について学び、身近に体感できるイベントです。
開催日時 2024年9月7日(土)午前9時~午後3時30分(展示ブース午後3時まで)
場所 せんとぴゅあⅠ 参加料 無料(事前申込必要な講座等もあり)
URL:https://higashikawa-town.jp/portal/top/information/846
実施:一般社団法人ひがしかわ観光協会
北海道上川郡東川町東町1‐1‐15
協力:東川町/ワカサリゾート株式会社旭岳ロープウェイ事業部/旭岳ビジターセンター(東川町大雪山国立公園保護協会)/北海道環境財団