史上初! 護國山観音院 久渡寺・観音堂にて岩木山画家・井上信平が奉納画を公開制作。 10月5日(土)・6日(日)、「お山の聲(こえ)」展を開催。

津軽真言五山の一つ、護國山観音院 久渡寺への作品奉納を記念して、岩木山画家・井上信平による公開制作展「お山の聲」を開催します。

株式会社0172のプレスリリース

兵庫県出身の井上は、27歳で岩木山に魅せられ青森に永住を決意し、以来10年以上に渡って岩木山を描き続け、国内外で作品を発表しています。

本展では、弘前中世寺院のなかでも最も古い歴史を持つ久渡寺・観音堂にて、史上初となる奉納画の公開制作を行います。さらに、過去の作品から最新作まで、井上が手掛けた岩木山画を境内各所に野外展示。また、奉納画の完成と合わせ本堂にて住職・須藤光昭さんとのトークイベントも開催します。


実施概要

井上信平 奉納画公開制作展「お山の聲」

●日時:10月5日(土)・6日(日) ●場所:久渡寺(弘前市坂元山元1)●見学無料

●HP:https://oyamanokoe.iwakisanga.com/ ●主催:㈱0172 協力:久渡寺

1.奉納画 公開制作

静謐で幽玄な自然に包まれた、東北屈指のパワースポット「久渡寺」。その神聖な地に奉納される岩木山画の公開制作が行われます。千年を超えて守られ続けてきた久渡寺、その観音堂で史上初の公開制作が行われます。

井上信平による岩木山画の制作過程が一般に公開されるのは今回が初めてとなります。静寂と自然の息吹を感じ取り、作品を作り上げてゆく様子をご覧いただけます。

●日時:10月5日(土)7:00~15:00 ※休憩を挟みながら随時制作します

●場所:久渡寺 観音堂

2.野外展示

自然の中で、井上信平が描く岩木山画の世界をご紹介します。200段を超える石畳の参道をはじめ、

境内の各所で井上の作品が参拝者を迎えます。

静謐な久渡寺の風景と溶け合う、岩木山画を体験できるのはこの2日間だけ。ぜひお楽しみください。

●日時:10月5日(土)10:00~16:30/10月6日(日)10:00~15:00

●場所:久渡寺 境内各所

3.トークイベント 『自然の聲を聴く』

一説によると、平安時代から自然崇拝の場であったと言われる久渡寺。なぜ、人々は久渡寺に集うのか?久渡寺の歴史、人々を引き寄せる自然の力、アートと精神性をテーマに、 毎週日曜恒例の護摩祈祷の後、久渡寺の住職・須藤光昭さんと井上信平が語り合います。

●日時:10月6日(日)

 護摩焚き 11:00~12:00/トークイベント 12:15~13:15

※飲食自由、軽食等のご用意もあります

●場所:久渡寺 本堂

※天候等の状況により、内容が変更となる場合があります。

プロジェクトについて

岩木山画家・井上信平による新しいアートプロジェクト『お山の聲(こえ)』。本プロジェクトは、岩木山を描く井上の作品が持つ独自の魅力を広め、共鳴する場所や人々、そして自然とのコラボレーションを通じて、その世界観をさらに深めることを目指しています。

今回は、その第一弾として、久渡寺での公開制作を実施します。静寂と調和する寺院で、自然の息吹を感じ取りながら、新たな作品の制作に挑みます。

作家紹介

岩木山画家 井上 信平(いのうえ しんぺい)

1974年兵庫県生まれ。アメリカ ユタ州立大学美術学部卒。

27才で青森の文化に興味を持ち、妻子とともに青森県へ移住。

初めて見た岩木山に一目惚れし、永住を決意。2011年から「岩木山画」の制作をはじめ、岩木山画家として活動している。

ステートメント

自然との共鳴、静かな力強さを感じさせる岩木山画。

観る者は心の奥深くで、何かが響くような感覚を覚える。

描かれた山々は、自然そのものの聲(こえ)を、静かに、力強く語りかけてくる。

主な個展

2013『赤い岩木山の絵展』 常盤ふるさと資料館あすか、青森県南津軽郡藤崎町

2014『赤い岩木山の絵展 in 田中屋画廊』 田中屋画廊、青森県弘前市元寺町

2014『赤い岩木山の絵展 in 仙台市』 R&A heart sharing shop&gallery、宮城県仙台市青葉区一番町

2015『済州島 ART&ASIA JEJU 2015』出展 済州国際コンベンションセンター(ICC済州)、大韓民国・済州島

2019『赤い岩木山の絵展 in 小川町』、埼玉県比企郡小川町

2024『こころの岩木山展』 ふじさき食彩テラス、青森県南津軽郡藤崎町

作品紹介

画材:アクリル 2022年
画材:アクリル 2022年
画材:アクリル 2021年

護國山観音院 久渡寺について

久渡寺の概要

青森県弘前市坂元に所在する真言宗智山派寺院。

山号は護国山。院号は観音院。等級は15等。津軽三十三観音霊場第1番札所で、最勝院や百沢寺(現 求聞寺)、橋雲寺、国上寺とともに津軽真言五山の一つでもある。

本尊は円仁(慈覚大師)の作とされる聖観音。もとの最勝院末寺である。また、王志羅講(大白羅講)や円山応挙作と伝わる幽霊画でも著名。

津軽地方の文化や精神的支柱としての役割を果たしており、地域住民との関わりも深い。

『イタコ』や『オシラサマ』といった東北地方の民間信仰が特に盛んな津軽において、その中心の一つとされている。

住所:〒036-8244 青森県弘前市坂元山元1

駐車場:有り

公式HP:https://kudoji.com/

住職 須藤 光昭(すとう こうしょう)

2017年、久渡寺住職に就任。

僧侶が寺院の仕組みや説法をゆるく紹介する『ゆる説法』や、講談師を招いたイベントなどを通じ、寺院を身近に感じてもらうための取り組みを行っている。地域とのつながりを大切にしながら、伝統文化の魅力を広め、新しい寺院の役割と可能性を追求している。

主催:株式会社0172

青森県平川市を拠点に、DTP、Webデザイン、飲食業を手がける企業。名刺制作からスタートし、現在では書籍、ポスター、チラシなど幅広い紙媒体のデザインを行っている『ワクワク想像カンパニー』。

イベントに関するお問い合わせ先

㈱0172

〒036-0241 青森県平川市八幡崎松枝42-1 2階

TEL: 0172-57-4783

FAX: 0172-88-5075

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