『利根川図志』とは?著者赤松宗旦が残した貴重な資料を公開!
千葉県のプレスリリース
千葉県立関宿城博物館では、令和6年(2024年)9月28日(土)から11月24日(日)まで、幕末の医師 赤松宗旦(あかまつそうたん) が執筆した『利根川図志(とねがわずし)』をひもとく企画展「赤松宗旦と利根川図志」を開催いたします。
『利根川図志』は、利根川に関わる自然・地理・歴史・伝承などについて、過去の文献と現地の見聞に基づき挿絵付きでまとめられており、地誌のみならず、紀行文、百科事典として当時を知るうえで大変貴重な資料です。
本展では、『利根川図志』の内容や作者 赤松宗旦の生立ち、刊行に至るまでの経緯などを宗旦が残した資料をもとに紹介します。
開催概要
名 称 企画展「赤松宗旦と利根川図志」
会 期 9月28日(土)~11月24日(日)
(休館は月曜日。月曜日が休日の場合は、翌日休館。)
会 場 千葉県立関宿城博物館(千葉県野田市三軒家143-4
開館時間 9時~16時30分(入館は16時まで)
入 館 料 一般300円(240円)、高大生150円(120円)
※( )内は団体料金(20名以上)
※次の方は無料:中学生以下・65歳以上・障害者手帳などをお持ちの方とその介護者
主 催 千葉県立関宿城博物館
協 力 千葉県立関宿城博物館友の会
後 援 千葉テレビ放送、千葉日報社
展示紹介
1 著者 赤松宗旦について
赤松宗旦は利根川流域の下総国布川村(現茨城県利根町)に生まれ、医業の傍ら『利根川図志』を執筆します。宗旦の生立ちを紹介します。
2 『利根川図志』刊行への道のり
地方文人による地誌や紀行文の流行など、当時の社会的背景や、『利根川図志』の発行までの様子を、宗旦の日記などから紹介します。
3 『利根川図志』を読む
『利根川図志』には、当館の所在している関宿周辺についても、歴史や祭礼、言い伝えなどが記載されています。その一部を紹介します。
4 『利根川図志』その後
宗旦が、『利根川図志』後編の執筆に意欲的であったことを紹介します。また、後に岩波文庫の復刻に係ることとなった柳田国男と『利根川図志』の関わりについて紹介します。
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実際に触ることができます。触ると良いことが起きるかもしれません。
関連イベント
○ミュージアムトーク
企画展「赤松宗旦と利根川図志」について、学芸員が解説します。
期 日 10月19日(土)・26日(土)・11月16日(土)
時 間 11時~、13時30分~
集 合 エントランスホール
参加費 無料(別途入場料が必要です。)
その他 申込み不要。当日博物館へお越しください。
○野外講座「『利根川図志』ゆかりの地を訪ねる」(日帰りの旅)
学芸員の案内で、『利根川図志』に紹介されている成田山新勝寺を訪れます。※詳細はホームページに掲載します。
期 日 10月20日(日)
見学先 薬師堂、成田山新勝寺、成田山公園など
定 員 20名
参加費 300円
申込み 9月20日(金)9時から電話で申込み受付(先着順)
04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館学芸課)
○歴史講座「『利根川図志』と柳田国男と民俗学」
企画展の関連事業として、千葉県立中央博物館共同研究員秋山笑子氏を講師に、「『利根川図志』と柳田国男と民俗学」について講演を行います。
期 日 11月3日(日・祝)
講 師 秋山 笑子 氏 (千葉県立中央博物館 共同研究員)
時 間 13時30分~15時30分
場 所 集会室
定 員 40名
対 象 一般
受講料 100円
申込み 10月3日(木)9時から電話で申込み受付(先着順)
04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館学芸課)
○体験教室「かんたん和とじでメモ帳を作ろう」
企画展関連事業です。簡易的な和とじでオリジナルメモ帳を作ります。
期 日 11月10日(日)
時 間 10時30分~12時、13時30分~15時
場 所 千葉県立関宿城博物館 集会室
参加費 無料
申込み 当日随時受付(小学3年生以下保護者同伴)
お問い合わせ
千葉県立関宿城博物館
住所 千葉県野田市関宿三軒家143-4
TEL 04-7196-1400
FAX 04-7196-3737
E-MAIL sekiyadohaku@chiba-muse.or.jp