大人も子供も夢中になる！温泉街の風物詩「射的」が楽しめるカフェバー「cork board cafe（コルクボードカフェ）」が城崎温泉街に11月1日（金）新規オープン！

内外装には“コルク”を使用。射的で遊びながらランチやディナーでゆっくり。夜はバーに変身！

株式会社ワサビのプレスリリース

有限会社錦水旅館（本社：兵庫県豊岡市、代表取締役：大将伸介、以下「錦水旅館」）が企画運営を行い、株式会社ワサビ（本社：大阪府大阪市、代表取締役：笹岡周平、以下「ワサビ」。）が空間デザインを手掛けた、射的をコンセプトにしたカフェバー「cork board cafe（コルクボードカフェ）」が11月1日（金）より新規オープンいたしますのでお知らせします。

1300年の長い歴史を持つ城崎温泉街。“まち全体が一つの旅館”として発展してきた城崎ですが、最近では素泊まり需要の高まりなどを受けて飲食店の減少が目立ちます。そうした現状に一手を打つため、伝統的な旅館のおもてなしをモダンな和空間で提供する錦水旅館が企画し、同社が所有する古い木造建築（本館から徒歩2分）をカフェバーとして新規オープンする運びとなりました。オープンするにあたっては、ワサビ監修の元に木造建築のリノベーションを実施。城崎温泉街に訪れた人や、地域の人が集える空間を目指していきます。

◆コンセプトは「射的」

射的はボールゲームなどと共に温泉街の風物詩として親しまれてきましたが、高齢化などで最近は減少する一方で、城崎も例外ではありません。そこで、射的を現代のカタチに作り変え、城崎温泉街で昭和レトロな遊びに今一度触れ楽しんでもらいたいとの想いから、このコンセプトを採用することすることにしました。

◆射的場とコルクを活かした空間デザイン

射的カウンターを空間の中央に設置し、客席はそれを取り囲むようになっています。通常入ることができない射的の「裏」から的を狙う姿を見れるよう、透明のガラス壁を設置しました。そのガラスを曲線でカットし、上方に行くにつれて温泉の湯気が溜まったように白く霞むデザインを施しています。

銃を持って肘をつくカウンターのコーナーは大きなR型にしており、柔らかい素材(和紙)でコーティングすることで安全性や子供が親しみやすいデザインにしました。和紙の提案・施工は紙漉キハタノ氏によるもの。隣の商品棚や後ろ面のカウンターも同素材を使用しています。

内外装には射的に使われるコルクガンの“コルク”を活用しています。床材は今となっては懐かしいコルクボードを使い子供の足に優しいクッション性を取り入れ、壁と天井の左官には細かく砕いたコルクを混ぜ込むことで消臭効果を生み出す工夫を施しています。また、ジャスパーモリソン氏がデザインしたコルクの椅子なども取り入れ、コンセプトにちなんだものも取り揃えました。