【オークラ東京】ザ リーディングホテルズ オブ ザ ワールド発刊の書籍『DESIGN』にオークラ東京が選出 出版記念イベントを11月5日に開催

書籍は2024年12月より書店およびオークラ東京オンラインショップで販売

株式会社オークラ ニッコー ホテルマネジメントのプレスリリース

(左)イベント風景、(右上)書籍『DESIGN』(右上)継承された意匠、宴会場の扉

オークラ東京(所在地:東京都港区、総支配人:髙栁健二)は、ニューヨークを本拠地とする世界最大の独立系ラグジュアリーホテルコレクション「ザ リーディングホテルズ オブ ザ ワールド (以下LHW)」が2024年12月に発刊する書籍『DESIGN The Leading Hotels of the World(以下DESIGN)』に、特にデザイン性が高いホテルとして掲載されることが決定し、2024年11月5日(火)に行われた出版記念イベントにて発表されました。

本書は、1928年の創業以来、世界80カ国に400軒以上のホテルを展開し、卓越したラグジュアリーホスピタリティのパイオニアとしての地位を確立してきたLHWの比類なき伝統を称え、記憶に残る空間を創り出す芸術性と職人技を備えたホテルを紹介することを目的に制作されました。74軒のホテルが掲載されており、旅行、デザイン、文化の分野で活躍するトップジャーナリストや写真家が、独自の視点でホテルの建築美、インテリアデザイン、ロケーションについて寄稿しています。

本イベントでは、LHWの最高マーケティング責任者であるフィル・コセロフスキー氏が来日。2019年のオークラ東京開業に際してホテルオークラ東京再開発準備室長を務めた代表取締役社長の梅原真次と、ファシリテーターに株式会社ハースト・デジタル・ジャパン『エル・デコ 日本版』編集長の木熊太郎氏を迎えて、オークラ東京のデザインの優位性や、独立系ラグジュアリーホテルにおける個性的なデザインの役割とホスピタリティの重要性についてディスカッションが行われました。


■LHW 最高マーケティング責任者 フィル・コセロフスキー氏のコメント

オークラ東京は伝統とモダンの調和したデザインでLHWの価値観を体現している点が評価され、『DESIGN』に特筆すべきホテルの一つとして選出されました。日本建築の伝統に根ざしたミニマリズムを通じて、ラグジュアリーで落ち着いた感覚を引き出し、控えめで洗練されたエレガンスと現代的な美意識が融合したデザインの象徴となっています。(オークラ東京を設計した)建築家・谷口吉生氏が父・吉郎氏のオリジナルデザインに敬意を払いつつ未来へ向けて革新を加えたこのホテルは、私たちのコレクションの中でも最高峰の存在です。

■(株)ハースト・デジタル・ジャパン『エル・デコ 日本版』 木熊 太郎編集長のコメント

オークラ東京のロビーは独特の雰囲気を持ち、背筋が伸びるような感覚を覚える一方で、決して窮屈さを感じさせることなく、和の優しさが感じられる安らぎに満ちた素晴らしい空間です。日本ではスクラップ&ビルドが多い中、ランタンのLED化や家具のメンテナンス・継承、ロビーのメザニン(中二階)を自然な形で引き継ぐなど、かつての本館から伝統的な要素を受け継いだことは非常に意義深い選択だったといえるでしょう。最近、日本国内では京都や東京を中心にデザイン性を重視したホテルが増加していますが、オークラ東京こそがその先駆者であると感じます。

■(株)ホテルオークラ東京 代表取締役社長 梅原 真次のコメント

「LHWの数あるホテルの中から当ホテルをお選びいただき、さらに素晴らしいページを作成していただき、心より感謝申し上げます。私どもはホテルとして、デザインや建築がすばらしくてもお客様にとって居心地の良いものでなければ意味がありません。一般的にはロビーにあるオークラ・ランターンや壁面装飾などの意匠が特徴とされていますが、谷口吉生先生は全体の空間構成にも特徴があると仰っていました。以前の建物を解体する前に光や音の環境調査を実施し、居心地の良さと機能性を徹底的に研究しました。すべての要素を精密に計算することで、ミニマリズムでありながらラグジュアリーで落ち着いた空間を実現できたと考えています。オークラは「世界をもてなす日本のホテル」として歩み続けてきました。国際性を追求する一方で、日本の美と文化を世界に発信することを使命としてまいりました。目に映るもの、手に触れるもののすべてに和の心を宿らせ、心地よさと本物の美しさを提供することは、創業時から変わらないオークラの魂です。この魂が伝統となり、50年、100年と未来へ継承されていくことを信じています。


■『DESIGN』について

LHWに加盟する約400軒のホテルを5年間にわたりテーマごとに紹介することを目的とした書籍シリーズの第一弾です。本書はそのタイトルが示す通り「デザイン」をテーマに、74軒の加盟ホテルを掲載しており、その中でも特にデザイン性が高いホテルとしてオークラ東京がメインホテルに選出されました。オークラ東京は書籍用に特別に撮影され、10ページにわたって紹介されています。本書は、アート関連書籍の出版で長い歴史を誇る米国のPhaidon社より出版され、2024年12月より紀伊國屋書店、蔦屋書店、Amazonなどで販売されるほか、オークラ東京オンラインショップにおいても取り扱いを行います。

書名:  DESIGN The Leading Hotels of the World

著者:  Spencer Bailey, with a foreword by Paul Goldberger

発売⽇: 2024年12月

価格:  未定

仕様:  約26cm×29cm、292ページ

ISBN:   9781838667917

発⾏:  Phaidon社

URL:  https://www.phaidon.com/lhw

※「DESIGN」の詳細はこちら

『DESIGN The Leading Hotels of the World』
The Leading Hotels of the World®

The Leading Hotels of the World®

世界80カ国以上、400軒以上のホテルで構成されるリーディングホテルズは、独立系ラグジュアリーホテルの最大のコレクションです。1928年、38人の独立系ホテル経営者が集まり、リーディングホテルズを設立。それ以来、雪に覆われたヨーロッパのアルプスからアフリカの草原まで、個性的なホテル、リゾート、イン、シャレー、ヴィラ、サファリ・キャンプを厳選し、好奇心旺盛で冒険心あふれるお客様と共有しています。リーディングホテルズのホテルコレクションは世界中を網羅し、幅広い旅行先と非日常的な体験をお約束します。また、リーディングホテルズのロイヤルティ・プログラムであるリーダーズクラブによって、滞在はさらに充実したものとなっています。かつての宮殿を改築したホテル、何世代にもわたって同じ家族が経営する田舎の隠れ家、ダイナミックな都心のきらびやかな高層ビル、静かなプライベート・アイランド・エスケープ、華やかなテントキャンプなど、模索し、インスピレーションを得て、忘れられない旅行の瞬間を提供します。

オークラ東京(The Okura Tokyo)

オークラ東京(The Okura Tokyo)

再開発著しい港区虎ノ門に位置し、グループの旗艦ホテルとして世界に通じるもてなしの心はそのままに、日本の伝統文化や歴史的要素をまとうグループ最上位ラグジュアリーブランド「オークラ ヘリテージ(140室)」と、海外を中心に展開し、都市の躍動感と高機能で現代のニーズを取り込んだ「オークラ プレステージ(368室)」の2棟から構成。客室は、730㎡を有する都内最大級のメゾネットタイプなどのスイートルーム17室を含め、総客室508室。5つのレストランと2つのバー、約2,000㎡の「平安の間」を含む19の宴会場、オークラ フィットネス&スパを兼ね備えます。モダニズム建築として高い評価を得た本館を設計した建築家 谷口吉郎氏の子息である吉生氏。同氏が再現したオークラロビーは、人々の記憶に残るかつての姿を忠実に再現し、未来へと継承しています。

世界80ヵ国以上、400軒以上のホテルで構成されるThe Leading Hotels of the World®に日本で初めて加盟、また、米国『フォーブス・トラベルガイド2024』のホテル部門にて最高評価の「5 つ星」2 年連続獲得に加え、スパ部門にて「4 つ星」、さらに国内初の実施となるレストラン部門の格付けにおいてフランス料理「ヌーヴェル・エポック」が国内唯一の「5 つ星」を獲得しました。

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