夏期シーズンの知床斜里観光船ツアーでのココヘリマリン貸し出しが無事終了

知床斜里の観光船事業者へ水難対策サービス「ココヘリマリン」と専用ポーチを提供

AUTHENTIC JAPAN株式会社のプレスリリース

2024年4月28日より実施していた、山や海での行方不明者の位置を特定する捜索サービス「ココヘリ」を運営するAUTHENTIC JAPAN株式会社(本社:福岡市中央区、代表取締役社長:久我 一総 以下、当社)の寄贈による、知床斜里夏期観光船ツアーでの水難対策サービス「ココヘリマリン」貸し出しが、10月下旬に夏期の運営を無事終了しました。

ツアー参加者約60,000名のうち、子ども約3,000名(2社合計/幼児、小児含む)が、ココヘリマリンを装着したライフジャケットを身に着けてツアーに参加(一部大型船は船内装備として運用)。

参加者からは「これはGPS?」「安全対策があるから安心」等のポジティブな意見が聞かれ、観光船事業者からも「夏期ツアーを無事に終了でき、知床の大自然を楽しんでいただけたと思う。今後もココヘリマリンを含めた安全対策に取り組む」とのフィードバックがありました。

寄贈を受けた3社のうち2社(1社は今期運休)は、来年2月~3月にかけて網走や根室で実施される冬期の流氷ツアー等でも、ココヘリマリン貸出しによる安全対策を実施予定です。

「ココヘリマリン」について

17万人が利用する山岳捜索サービス「ココヘリ」を提供する当社が2024年 4月に開始したサービスです。発信機から発信する専用電波とGPSの2つのネットワークで発信機の位置情報をスマホへ共有します。万が一の際には水上の遭難者の位置を特定し、早期に発見します。

「ココヘリマリン」専用受信機
「ココヘリマリン」専用発信機    幅・高さ約5センチ、厚さ約1センチの携帯型の小型端末

取組概要

2022年 4月に発生した知床遊覧船沈没事故を受けて、2024年 4月28日に知床小型観光船協議会所属の3社に対して、位置情報を発信する発信機140台(専用ポーチ付属)と捜索用の専用受信機7台を寄贈しました。この取組に際して、同年 6月5日に斜里町や関係者が参加した寄贈式を執り行いました。

当社は今後も、全国の観光船運営会社、マリーナ、マリンレジャー運営事業者と協働し、海・湖・川での安全対策・捜索支援を進めます。

 

今回の寄贈先観光船事業者

■  道東観光開発株式会社

〒099-4355 北海道斜里郡斜里町ウトロ東107 TEL:0152-24-2146

■  有限会社丸は宝来水産 ゴジラ岩観光

〒099-4355  北海道斜里郡斜里町ウトロ東51 TEL:0152-24-3060

■  有限会社フォックス(今期運休)

〒099-4355 北海道斜里郡斜里町ウトロ東96-5 TEL:050-3188-8222

「ココヘリマリン」ウェブサイトはこちら


会社概要

AUTHENTIC JAPAN株式会社

代表取締役社長:久我 一総

本社:福岡県福岡市中央区赤坂1-6-15-4F

URL:https://www.authjapan.com/

事業内容:山岳遭難対策制度「ココヘリ」などの展開

 

「ココヘリ」とは

「ココヘリ」は会員に専用の電波を発信する発信機を貸与し、山岳遭難時に受信機を持った民間提携ヘリコプターを始めドローンや民間地上捜索隊を出動させ、発信機と受信機の「直接通信」を用いて登山者の位置を特定することで、捜索時間を大幅に短縮できるサービスです。

 

遭難が発生するような山岳地帯ではスマートフォンの電波が届かないことが珍しくありません。ですが、「ココヘリ」は携帯電話の通信網に頼らない「直接通信」なので、山岳地帯での迅速な捜索が可能となります。こうした「命を守る」ことへの高い性能が登山家に強く支持され、会員数は17万人を超えるまでに達しています。

 

代表取締役 久我 一総の略歴

1978年、福岡県福岡市生まれ。西南学院大学文学部外国語学科英語専攻卒業。2002年パナソニックシステムネットワークスに入社し、SCM部門の責任者としてイギリスの子会社へ出向。10年後に帰国し、商品企画部門へ異動。2011年にAUTHENTIC JAPANを立ち上げ、退職。現在に至る。

 

 


■ 本件に関する報道関係者からのお問合せ先

AUTHENTIC JAPAN株式会社  マーケティング担当

電話:092-791-2595

メールアドレス:info@authjapan.com

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