
ラスベガスといえば、ギャンブルの都。アメリカ人や日本人だけでなく、世界中のギャンブラーに人気の観光地です。
カジノといえば、日本人ならスロットやルーレット、ブラックジャックといった定番ゲームを思い浮かべる人が多いでしょう。しかしラスベガスのカジノには、まだ日本人にはあまり知られていない魅力的なゲームが数多く存在します。ここではそんなカジノゲームをいくつかご紹介します。
スリーカードポーカー
まず最初に挙げたいのが「スリーカードポーカー」。これはプレイヤーとディーラーがそれぞれ3枚のカードを使って役を競うシンプルなポーカーの一種です。
その魅力は、通常のポーカーのように長時間の駆け引きがないため、初心者でも気軽に楽しめる点。プレイヤーは最初にベットして、手札を見てから勝負を続けるか降りるかを選択します。ディーラーの手が「クイーン以上」でなければ勝負は無効となり、プレイヤーに賭け金が戻るなど、独自のルールが特徴。スピード感と戦略性がバランスよく楽しめるため欧米では人気の高いテーブルゲームですがスリーカードポーカーを提供するオンラインカジノでもプレイできるので、本場で体験する前に練習しておくのも良いかもしれません。
カリビアンスタッドポーカー
次にご紹介するのは「カリビアンスタッドポーカー」。スリーカードポーカーと似ていますが、こちらは5枚のカードを使ってディーラーと勝負します。
プレイヤー同士の対戦はなく、勝負は常にディーラーとの一騎打ち。さらに、ジャックポットに連動したサイドベットを置くことで、ロイヤルフラッシュが出た場合に高額賞金を得られる可能性も。運と度胸が試されるこのゲームはカリブ海を周遊する豪華客船上で生まれたとされ、今では世界中のカジノで楽しまれています。
クラップス
「クラップス」はアメリカでは定番のサイコロゲームでありながら、日本ではあまり知られていません。2つのサイコロを振り、その合計値に賭けるシンプルな仕組みですが、実際には多彩な賭け方が存在し、運と戦略の両方が試されます。
基本ルールでは最初の出目(カムアウトロール)が7か11なら勝利、2・3・12なら敗北となり、それ以外の目が出た場合はその数字が「ポイント」として設定され、再び同じ数字が出れば勝ち、7が出れば負けとなります。
クラップスの最大の魅力は、プレイヤー自身がサイコロを振る「シューター」として参加できる点。テーブル上では歓声が絶えず仲間同士の一体感が生まれるため、まるでスポーツ観戦のような高揚感が味わえます。最初は複雑に感じてもルールを覚えれば非常に奥深く、特にラスベガスでは1、2を争う人気ゲームです。
シックボー
最後にご紹介する「シックボー(大小)」は、中国系コミュニティで人気の高いサイコロゲームです。
3つのサイコロの出目を予想して賭けるシンプルなゲームで、ルーレットのように多様な賭け方ができるのが特徴。出目の合計を予想する「ビッグ/スモール」ベットから特定の目を狙う高配当ベットまで、幅広い戦略が楽しめます。ルールは簡単ながらも運要素が強く、特にアジア人の間では定番のカジノゲームとなっています。
まとめ
ラスベガスには、日本人にまだまだ知られていない面白いゲームがいくつもあります。スリーカードポーカーやシックボーのように短時間で結果が出るテンポの良さや、戦略性を兼ね備えたゲームは一度覚えると病みつきになります。まずはオンラインで練習してから、本場のテーブルで勝負に挑んでみては?

