FWT JAPAN認定フリーライドエリア「ZONE FWT」全国13か所のスキー場に拡大

ゲレンデ内の非圧雪エリアで安全にフリーライドの体験と鍛錬が可能に

FWT運営事務局(株式会社Pioneerwork内)のプレスリリース

ZONE FWT 2026 メインビジュアル

FWT運営事務局(株式会社アースホッパー内、本社:東京都台東区、代表:井上慶)は、国内大会である、FWT QUALIFIER、FWT JUNIORの開催にあたり、より多くの方に「フリーライド」の魅力を伝えたいと考えています。それに伴い2023年より、この考えに賛同いただいた全国のスキー場と共に既にゲレンデ内に設定されている上級者コースを、FWT JAPAN認定フリーライドエリア「ZONE FWT」とし、安全にフリーライドの技術向上や経験が可能となる環境を整えてまいりました。

3年目となる今年、全国13か所のスキー場が自然地形を活用した上級コースを「ZONE FWT」とし、共にフリーライドの環境整備と雪崩リスクの啓蒙活動に参画いただくことをご報告いたします。

また、大会同様に本企画も「TOYO TIRES」にスポンサーとしてFWT JAPANの想いを支えていただくことをご報告いたします。

「ZONE FWT 」とは

近年、海外において主流であるバックカントリーの流行により国内においても、パウダー滑走やバックカントリーへの関心は年々高まっています。海外のスキーリゾートは標高2,000mを超える山岳地帯に建設されることが多いため、広大なスキーリゾート内に規制ロープなどを設置せずに自由に山全体を滑走し楽しむことができます。しかし、日本のスキーリゾートは標高1,000mに近い山林地帯を伐採し建設したスキー場が多く、丁寧にロープで規制されたコース上のみが滑走エリアという状況が現代まで推奨されています。

そのため、コースを規制し、圧雪し、安全が確認されたスキー場のみでしか滑走をした経験のないスキーヤー、スノーボーダーが十分な知識や装備を持たずに管理区域外へ出てしまうことによる遭難事故も社会問題化しています。

ZONE FWTは、認定コース全てがスキー場管理区域内のみ選出をし、スキー場の管理下においてフリーライドの醍醐味である「地形変化」や「深雪」を楽しめるエリアです。

FWT JAPANではこの場所を、本格的なバックカントリーへ踏み出す前の「技術習得の場」また「安全マナーを学ぶ場(Mountain Safety Education)」と位置づけ、雪山のルール遵守とセルフレスポンシビリティ(自己責任)の啓蒙を強力に推進します。

バックカントリーはすべてが自己責任であり、滑走の事故は大きな怪我につながるケースも少なくありません。

FWTはスキー場管理区域外で行うイベントですので、大会開催時には参加選手に向けて雪崩が起きた際のレスキュー活動を学べるセーフティワークショップを開催し続けています。

全国13箇所のゲレンデと認定コース一覧

FWT JAPAN認定フリーライドエリア「ZONE FWT」一覧

北海道

・カムイスキーリンクス(旭川市)コース名:ディープパウダーコース

旭川の極上パウダーの中、オープンバーンとツリーランを一本で楽しめる希少なコース設計。FREERIDEには非常に好条件であり、ぜひ訪れて欲しい。

・キロロスノーワールド(余市郡)コース名:Asari Course 2-C

ゴンドラ山頂と朝里第二リフト山頂からアクセスができる、キロロ最大の急斜面コース。

トラックアウトした斜面をFREERIDEの技術を駆使して滑りこなそう。

岩手県

・夏油高原スキー場(北上市)コース名:RABBIT

飛び込むようなDrop inから細い沢に吸い込まれていくため、高い対応力が求められる。大会開催は兎森山山頂にスタートゲートを設置することを想定している。

群馬県

・ホワイトワールド尾瀬岩鞍(利根郡) コース名:エキスパートコース(上部)

幅広で遮るもののないコースは縦横無尽な滑走が可能。急斜だがうねりも少なく、FREERIDEとしての経験値を積むのに最適。

・オグナほたかスキー場(利根郡) コース名:トレーニングコース

今シーズンから新設された非圧雪コース。リフトからのアクセスが大変良く、体力を削られずに何度でも楽しめる。ここからFREERIDEへの第一歩を踏み出そう。

新潟県

・舞子スノーリゾート(南魚沼市)コース名:チャンピオンコース

これまでFWT Qualifier 1*を何度も開催ている斜面であり、デビューに好条件。

FREERIDE未体験の方はぜひここからチャレンジしよう。

・湯沢中里スノーリゾート(南魚沼郡)コース名:チャレンジバーンボトムからの見通しがよく、滑り切った後に自分がどのラインを通ったのかが分かりやすいオープンなバーン。今季よりナチュラルヒットアイテムが登場し、チャレンジ精神をくすぐられる。

・アライマウンテンリゾート(妙高市)コース名:マムシ

FWT Qualifier3*開催地をリフトで回せるという、他に例のない環境。

マップ上では小さなコースに見えるが、足を運ぶと想像以上に大きなフェイスが待っている。

長野県

・御嶽スキー場(木曽郡)コース名:チャンピオンゲレンデCコース

10年ぶりに復活した旧ゲレンデ。BCデビューを考える方におすすめ。現在はリフトが稼働していないがバスでの送迎があり、その高待遇はコンペティターの気分に。

・竜王スキーパーク(山之内町)コース名:木落しBowl

人気の「木落し」コースがツリーランエリアも滑走が可能に。木落しBowlとなって生まれ変わったこの冬新設のエリアの自然地形を開拓しよう。

岐阜県

・高鷲スノーパーク(郡上市)コース名:チャンピオンコース

非圧雪とコブ斜面と地形のうねりの組み合わせが、実力試しにもってこい。南斜面ならではの雪質の変化を攻略することができるかが鍵。

兵庫県

・ハチ・ハチ北スキー場(美方郡)コース名:FWT ZONE NATURE

ゲレンデ規模は関西最大級。雪面コンディションが著しく変化することを予測した上でドロップする場所を選ぶ必要があるが、それもFREERIDEの醍醐味。

広島県

・恐羅漢スノーパーク(山県郡)コース名:砥石郷コース

山陽の中でも特に自然降雪に恵まれ、山の規模感もFREERIDEを楽しむには文句なし。

コースの途中からは片斜面でのトラバースを意識してコースバックしよう。

※コースマップには下記のロゴが配置、コース上にはバナーが設置されております。

スキー場のルールを守って滑走ください。

2026 TOYO TIRES FWT JAPAN SERIES

2026 TOYO TIRES FWT HAKUBA QUALIFIER 4*

⼤会名:2026 TOYO TIRES FWT HAKUBA QUALIFIER 4*

⽇程:1月26日(月)〜1月29日(木)

会場:HAKUBA VALLEY(⻑野県⽩⾺村)

主催:⽩⾺村観光局、株式会社アースホッパー

2026 TOYO TIRES FWT YUZAWA NAKAZATO QUALIFIER 1* 2*/ JUNIOR 1*

⼤会名:2026 TOYO TIRES FWT YUZAWA NAKAZATO QUALIFIER 1* 2*/ JUNIOR 1*

⽇程:2026年1⽉31⽇(土)〜2⽉3⽇(火)

会場:湯沢中⾥スノーリゾート(新潟県南⿂沼郡)

主催:湯沢中⾥スノーリゾート

2026 TOYO TIRES FWT ARAI QUALIFIER 3* / JUNIOR 3*

⼤会名:2026 TOYO TIRES FWT ARAI QUALIFIER 3* / JUNIOR 3*

⽇程:2026年 2月27(金)〜3月1日(日)

会場:ARAI MOUNTAIN RESORT(新潟県妙⾼市)

主催:ARAI MOUNTAIN RESORT

■Freeride World Tourに参戦するには

FWTの傘下に置かれるすべての大会は、4階層のピラミッド構造になっています。

FWT Juniorは18歳未満のための大会で、有望な若手ライダーがスキルを磨き、グローバルランキング獲得への道を歩み始めるステージとして開催します。18歳以上のライダーはFWT Qualifierに出場し、良い成績を残したベストアスリートはFWT Challengerに進みます。ここでは、2024年シーズンでFreeride World Tourに参加したが、2025年シーズンの参加基準の順位に満たなかった選手との入れ替え戦に挑戦することができます。

このFWT Challengerで優秀な成績を収めたアスリートは、すべてのカテゴリーの頂点である、Freeride World Tourに参戦できます。

それぞれの大会シリーズには独自のランキングがありますが、世界チャンピオンの称号が得られるのは、Freeride World Tourで優勝した選手のみとなります。

日本でも開催される、FWT Qualifierには1*~4*の4つの大会レベルがあり、選手たちは各大会を転戦しながら、大会レベルと順位に応じてポイントを獲得していくことになります。スター数が大きいほど順位に応じて獲得できるポイントが大きいのも特徴です。

■フリーライドスキー・スノーボードについて

フリーライドは、ゲレンデ滑⾛だけでなく⼭の⾃然な地形を楽しむ新しいウィンタースポーツのスタイ ルで、世界及び⽇本でも⼈気が⾼まっています。特に⽇本の質の⾼い⼤量のパウダースノーは海外で「Ja pow(Japan + Powder Snow)」と呼ばれ、⽇本は最⾼のフリーライド体験が得られる国の⼀つとして 国際的に認知されてきています。

■株式会社アースホッパー概要

【内容】

代表取締役社⻑:井上慶

会社ウェブサイト:https://www.hopper.earth/company

【事業内容】

・プラットフォーム事業:アースホッパー ( https://www.hopper.earth/ )

・⽇本におけるFreeride World Tourの運営

・マーケティング事業

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