― エンジョイワークスと沿線まるごと株式会社が手掛ける、共感投資による地域事業モデル ―
株式会社エンジョイワークスのプレスリリース
株式会社エンジョイワークス(本社:神奈川県鎌倉市、代表取締役:福田和則、以下「エンジョイワークス」)と沿線まるごと株式会社(本社:東京都西多摩郡奥多摩町、代表取締役:嶋田俊平、以下「沿線まるごと」)は、JR青梅線沿線で展開する分散型宿泊事業「沿線まるごとホテル」において、2例目となるヴィラタイプの宿泊施設を対象としたファンドの募集金額が目標の1億900万円を達成したことをお知らせします。

本ファンドは、エンジョイワークスが運営する地域活性化に特化した不動産クラウドファンディング「ハロー! RENOVATION(ハロリノ)」を通じて組成され、2025年12月5日の募集開始から約3週間で満額に到達しました。

■JR青梅線沿線を「まるごとホテル」として再編集する地域活性化事業
「沿線まるごとホテル」は、駅とその周辺の集落に点在する地域資源を”編集”し、地域全体を”一つのホテル”に見立てる世界観をつくりだす地域活性化プロジェクトです。
沿線まるごとホテルウェブサイト https://marugotohotel-omeline.com/

JR東日本の駅舎や鉄道施設などを「ホテルのフロント」として活用、沿線集落の古民家(空き家)を「ホテルの客室」に改修、さらには地域住民が「ホテルのキャスト」となって接客・運営を行うことで、「沿線」を「まるごと」楽しめる「ホテル」の世界観を構築し、第一弾の拠点となる沿線まるごとホテル「Satologue」を2025年5月に開業しました。現在、レストラン棟、サウナ棟、ツイン4部屋からなる宿泊棟を擁する「Satologue」も堅調な運営実績を重ねており、このような実績を背景に2例目となるヴィラタイプの宿泊施設の整備に着手し、今回のファンド募集に至りました。
本ファンドは、エンジョイワークスが運営する「ハロー! RENOVATION」を活用し、地域や事業の思想に共感する企業・個人投資家から広く資金を募る形で組成しました。単なる利回り志向の投資ではなく、「沿線まるごとホテル」という事業コンセプトや、鉄道インフラと地域資源を活かした持続可能な観光モデルに共感した投資家が多数参加したことが、本ファンドの特徴です。募集金額約1億円という「ハロー! RENOVATION」における比較的大規模な組成でありながら、募集開始からわずか3週間で満額達成となりました。「地域と長期間併走するインカムゲイン型(事業創出型)」のファンドとしては「ハロリノ」史上最速の達成でした。事業の思想への深い共感が、異例のスピードでの資金調達を実現させました。

今回の募集には多摩地域でモビリティ事業を中心に展開しているS&D多摩グループ(トヨタS&D西東京、S&D多摩ホ-ルディングス、ほか)を筆頭に、小澤酒造株式会社様など地域のリーディングカンパニーの方々、その他企業・個人投資家の方々など、「沿線まるごとホテルプロジェクト」に共感をいただいた多くの方々からご出資をいただきました。今後、ご支援いただいた皆さまと共に、より一層魅力的な地域づくりに邁進してまいります。
両社の役割分担による事業推進体制
本プロジェクトでは、「沿線まるごと」が事業主体となり、JR青梅線沿線を舞台に、地域・行政・鉄道事業者との調整や、分散型宿泊施設の企画・運営を担っています。一方、エンジョイワークスは、この度のファンドの組成・運営を通じて、事業に共感する個人投資家が地域事業に参画できる仕組みづくりを担いました。
説明会や現地視察の場では、沿線まるごとホテル側が事業構想や地域の将来像を伝え、エンジョイワークスが投資スキームやリスク・リターンを丁寧に説明するなど、両社が役割を分担しながら、事業の背景や進捗を共有しました。こうした対話を重ねる体制により、投資家は資金提供者にとどまらず、地域事業をともに支える関係人口として関わる仕組みが生まれました。
今回のファンド達成という結果は、両社の連携体制が有効に機能した成果と言えます。このような取り組みが持続可能な地域活性化事業への参加型支援モデルとして成立しつつあることを示す一例となりました。

■今後の予定
・2026年5月:竣工予定
・2026年6月以降:開業予定
※上記は現時点での予定です(今後の工事の進捗等により変更の可能性があります)
【株式会社エンジョイワークス 会社概要】
湘南・鎌倉を拠点として「みんなで一緒にまちづくり」をテーマに、不動産仲介・建築・まちづくり・空き家再生・利活用などに取り組んでいます。地域のさまざまな遊休不動産を活用したカフェやシェアオフィス、宿泊施設などを運営する中で得た課題解決のナレッジを全国に広く展開すべく、2017年2月から空き家・遊休不動産の再生に特化したプラットフォーム「ハロー! RENOVATION」を運営しています。「不動産クラウドファンディング」のスキームを活用し、資金調達だけでなく関係人口の拡大、持続可能なまちづくりに向けて、全国各地のプロジェクトリーダーと事業を展開しています。こうした取り組みから、2023年に国土交通省の「第1回地域価値を共創する不動産業アワード」で大賞を受賞。2024年6月には、和歌山県紀の川市より地域再生推進法人に指定されています。
また、自治体と連携した地域活性にも力を入れており、横須賀市の旧市営住宅団地「田浦月見台住宅」の再生プロジェクトでは、住宅ストックの活用となりわい居住、エリアリノベーションの取り組みで国内各地から注目されています。この事業においては(一社)リノベーション協議会が主催する「リノベーション・オブ・ザ・イヤー2025」の無差別部門で最優秀賞を受賞しています。
所在地:神奈川県鎌倉市由比ガ浜1-3-1-2F
代表者:代表取締役 福田和則
設 立:2007年11月29日
【沿線まるごと株式会社 会社概要】
全国で地方創生事業を手掛ける株式会社さとゆめが、JR東日本スタートアップ株式会社の展開する「JR東日本スタートアッププログラム2020」に応募し、「沿線まるごとホテル」の取り組みが採択されました。その後、JR東日本スタートアップ株式会社とともに、JR青梅線にて、沿線自治体(青梅市、奥多摩町、小菅村、丹波山村)や地域住民・事業者を巻き込んで、沿線に点在する空き家をホテル客室に改修し、沿線全体を一つのホテルに見立てる沿線活性化事業「沿線まるごとホテル」のサービス開発に取り組み、2021年2月~4月に実証実験を行いました。実証実験が良好な成績・評価を得たことから、「沿線まるごとホテル」の事業化を始めとする、沿線活性化における様々な協業を積極的に推進するために、株式会社さとゆめとJR東日本の共同出資会社「沿線まるごと株式会社」を設立しました。
2023年9月には「第7回ジャパン・ツーリズム・アワード」において最高賞である「国土交通大臣賞」を含む2部門を受賞、2024年8月には「Forbes JAPAN Xtrepreneur AWARD 2024」地域活性/モビリティ部門賞を受賞、同年12月には日経クロストレンドの「未来の市場をつくる100社【2025年度版】」に選出されました。
所在地:東京都西多摩郡奥多摩町棚澤390
代表者:代表取締役 嶋田俊平
設 立:2021年12月3日

