<中国インバウンドの最新動向>インタセクト、2月15日から始まる「春節」の大型連休を前に「2026年 春節期間の日本旅行に関する調査」の結果を発表

~日本への渡航自粛ムードも、日本旅行に影響は「全くなかった」が6割以上、日本旅行の決め手は「日本文化やアニメへの関心」が1位~

インタセクト・コミュニケーションズ株式会社のプレスリリース

中国インバウンドの最新動向調査

中国・台湾などの海外プロモーション・インバウンド支援を行うインタセクト・コミュニケーションズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:譚 玉峰、以下 インタセクト)は、日本への渡航自粛の影響が懸念される中、中国の旧正月にあたる「春節」を前に、春節期間中(2026年2月15日~2月23日)の日本旅行に関する最新動向を探るべく、中国在住の方を対象に「2026年 春節期間の日本旅行に関する調査」を実施しました(有効サンプル数:3,995人、そのうち2026年の春節期間中に海外旅行をすると回答した2,869人、その中で「日本」を訪問予定と回答した429人が対象)。

本ニュースリリースでは、その最新調査の結果を発表いたします。また、訪日プロモーションを専門に担当する当社担当者が、本調査の結果を踏まえた中国インバウンドの現状について解説いたします。

<本調査結果のサマリー>

  1.  2026年の春節期間、中国人観光客に人気の海外旅行先1位は「東南アジア」、2位が「韓国」、3位が「日本」に

  2. 日本への渡航自粛ムードによる影響について、日本旅行を決める際、6割以上が「(迷うことは)全くなかった」と回答

  3. 日本旅行の決め手は「日本独自の文化・芸術(伝統工芸やアニメ)への関心」が1位

  4. 人気の観光地は、従来の東京、富士山、京都、大阪などに絞った「ゴールデンルート」集中型から、「ゴールデンルート」に地方都市やリゾート地も加えた周遊型へと変化

  5. 中国人観光客の関心は、「地方の祭事や季節イベント」「アニメ・ドラマの聖地巡礼」「地方の高級温泉旅館」「美容・ウェルネス体験」など、「モノ消費」から「コト消費」へとシフト

  6. 中国人観光客の多くが、春節期間の日本旅行を前に、日本のマナーや習慣について事前リサーチ ― 「ごみの分別や持ち帰り」が59.2%、「撮影禁止場所でのルール」が47.6%など、「事前に調べたことはない」はわずか6.8%に留まる

<回答者の属性について>

本調査は、テンセント社が提供するメッセンジャーアプリ「WeChat」上のアンケート機能を使用し、中国在住の方(有効サンプル数:3,995人、そのうち2026年の春節期間中に海外旅行をすると回答した2,869人、その中で「日本」を訪問予定と回答したのは429人)を対象に、2026年1月15日~17日に実施しました。

今回、調査に回答したのは、北京市、天津市、上海市、南京市、蘇州市、杭州市、成都市、重慶市、広州市、深セン市の計10都市に在住の3,995人(男性: 1,755名、女性: 2,240名)です。年齢層の内訳は、18歳未満が24人、18~24歳が766人、25~30歳が1,265人、31~40歳が1,206人、41~50歳が479人、51~60歳が177人、61歳以上が78人となっています。

また、2026年の春節期間中に海外旅行をすると回答した2,869人の旅行の手配形態の内訳は、個人手配が54.8%(1,572人)、半個人(航空+ホテルのみ)が21.4%(614人)、団体が21.2%(608人)、その他が2.6%(75人)でした。

 

 <調査結果の詳細>

■「2026年の春節の期間中(2/15〜2/23)に海外旅行をする方は、どこに行くつもりですか」(回答者数:2,869人、単一回答)

2026年の春節の期間中(2/15〜2/23)に海外旅行をする方は、どこに行くつもりですか

2026年の春節期間中に海外旅行先として最も人気が高かったのは、「東南アジア」で38.7%(1,110人)となりました。2位は「韓国」で16.5%(472人)、次いで「日本」が15.0%(429人)と上位となりました。また、「オーストラリア・ニュージーランド」「ヨーロッパ」がいずれも全体の約1割となっています。

中国人観光客に人気の海外旅行先トップ3

当社が昨年実施した、2025年の春節期間および国慶節期間の日本旅行に関する調査*1、*2と比較すると、「東南アジア」の人気が大幅に上がる一方、「日本」は昨年の春節期間と比べて9.3ポイント下がる結果となりました。

また、「アジア地域」(日本、韓国、東南アジア)では、全体の7割以上(70.1%)を占める結果となり、昨年の春節期間の63.8%を上回っています。 

■「今回の日本旅行を決めるにあたり、周囲の情報や社会的なムードによって、迷うことはありましたか」(回答者数:429人、単一回答)

今回の日本旅行を決めるにあたり、周囲の情報や社会的なムードによって、迷うことはありましたか

昨年までとは状況が変化しつつある日中関係ですが、日本旅行を決めるにあたり、周囲の情報や社会的ムードが影響したかについて、全体の6割以上(61.5%、264人)が「全くなかった」と回答しました。そのうち、「伝聞よりも、自分の目で見て感じることを大切にしているため」は19.8%(85人)、「これまでの滞在経験から、日本の魅力を自分自身でよく知っているため」は18.6%(80人)、「自分の趣味や関心を、外部の情報より優先しているため」は18.4%(79人)、「特に意識しなかった」は4.7%(20人)でした。

また、「少し迷ったが、それ以上に日本でしか味わえない『体験』を優先した」と回答した人は37.3%(160人)となり、今年の春節期間に訪日予定の中国人観光客は、日本ならではの体験や魅力を重視していることがうかがえます。 

■「今回の日本旅行を決めるにあたり、最も重視した理由は何ですか」(回答者数:429人、単一回答)

今回の日本旅行を決めるにあたり、最も重視した理由は何ですか

日本旅行の決め手について、最も多かった理由は「日本独自の文化・芸術(伝統工芸やアニメ)への関心」で、回答者の半数以上を占める55.9%(240人)でした。中国本土では昨年末から日本人アーティストのコンサートやアニメ関連イベントの延期や中止などがありましたが、訪日予定の中国人観光客にとっては、日本文化が大きな関心事であることがわかりました。

また、2番目に多かった回答は「以前、日本旅行をして素晴らしかった体験」で22.4%(96人)となり、訪日リピーターの多さもうかがえます。

なお、「円安による割安感」は10.5%(45人)で全体の約1割程でした。 

■「今回訪れる予定のエリアについて教えてください」(回答者数:429人、単一回答) 

今回訪れる予定のエリアについて教えてください

「『ゴールデンルート』と呼ばれる東京、富士山、京都、大阪などのエリアに加えて、地方都市やリゾート地の両方」と回答した人は約半数の48.5%(208人)となり、周遊型の旅行が最も人気となっていることがわかりました。「『ゴールデンルート』のみ」と回答した人は39.2%(168人)で、その逆の「地方都市・リゾート地がメイン」と回答した人は12.4%(53人)でした。

今後、従来の「ゴールデンルート」集中型から地方分散型へとシフトしていくことで、オーバーツーリズムの緩和と地方創生への貢献が期待されます。

 ■「今回の日本滞在で、特に予算を割いている(楽しみにしている)『体験』は何ですか(複数3つまで)」(回答数:429人、複数回答)

「地方の祭事・季節のイベント(雪まつり、夜桜、お祭りなど)の観覧」が最も多い36.8%(158人)、次いで、「アニメ・ドラマの聖地巡礼や限定イベントへの参加」が30.8%(132人)、3位が「地方の高級温泉旅館(一棟貸しや露天風呂付客室など、プライベート感のある滞在)」で29.1%(125人)となりました。また、昨今注目を集める「美容・ウェルネス:日本の最新美容医療や、心身を整えるハイエンドなスパ・ウェルネス体験」も23.3%(100人)で4位となりました。

これまでは買い物など都会で行う楽しみが多く見受けられましたが、今回「百貨店・免税店でのショッピング」は17.9%(77名)で9位にとどまり、「モノ消費」から「コト消費」へのシフトや、地方観光への関心の高さが浮き彫りとなりました。

今回の日本滞在で、特に予算を割いている(楽しみにしている)『体験』は何ですか

■「訪日にあたり、日本のマナーや習慣について事前に調べたり、気にかけたりしたことはありますか」(回答数:429人、複数回答) 

訪日にあたり、日本のマナーや習慣について事前に調べたり、気にかけたりしたことはありますか

インバウンドが増加するにつれて課題とされる旅行者のマナーや習慣の違いですが、春節期間の日本旅行を前に、日本のマナーや習慣について事前リサーチしたかを尋ねたところ、「ごみの分別や持ち帰りについて」が最も多く、約6割(59.2%、254人)が意識していることがわかりました。また、「撮影禁止場所でのルール」は47.6%(204人)、「電車内や公共の場での話し声のボリューム」は46.4%(199人)、「温泉や大浴場の入浴マナー」は42.2%(181人)など、「事前に調べたり、気にかけたりしたことはない」と回答した中国人観光客はわずか6.8%(29人)に留まり、今年の春節期間の日本旅行において、旅先のローカルルールを尊重しようとする姿勢が明らかになりました。

■当社 担当者による解説

インタセクト・コミュニケーションズ株式会社

海外広告推進グループ 一部

リーダー 辰巳 亮 (たつみ りょう)

辰巳 亮

2026年の春節期間の中国インバウンドの動向について、日本への渡航自粛の影響が懸念される中、今回の調査では、海外旅行先として「日本」が15.0%で3位となり、昨年の春節(1位)から9.3ポイント下がる結果となりました。

その一方で、訪日を予定している中国人観光客の6割以上が、日本旅行を決める際に迷うことが「全くなかった」と回答しており、日本の魅力や日本ならではの「体験」を重視し、訪日を前向きに検討している「日本ファン」が多くいることがうかがえます。

また、日本旅行の決め手として、回答者の半数以上を占める55.9%が「日本独自の文化・芸術(伝統工芸やアニメ)への関心」を挙げたことも大きなポイントといえるでしょう。訪日の楽しみ方も変化してきており、以前は「爆買い」のイメージが強かった中国人観光客の関心は、「地方の祭事や季節イベント」「アニメ・ドラマの聖地巡礼」「地方の高級温泉旅館」「美容・ウェルネス体験」など、「モノ消費」から「コト消費」へとシフトしています。

日本国内の訪問地に関しても、これまで定番だった東京、富士山、京都、大阪といった「ゴールデンルート」から、地方都市や地方のリゾート地も加えた周遊型へと変化してきており、今後、地方ならではの日本の魅力をインバウンド向けに周知していくことで、社会課題となっているオーバーツーリズムの緩和も期待されます。

また今回の調査では、昨今、インバウンド増加により社会問題化している旅行客のマナーについて、「ごみの分別」や「撮影禁止場所でのルール」「電車内などでの話し声のボリューム」など、日本独自のローカルルールを事前にリサーチする人が多いことがわかりました。

こういったローカルルールは、中国のRED(小紅書)をはじめとするSNSなどでも、過去に日本を訪れた方や、在日とみられる方がシェアされている傾向も見られます

今年の春節期間に日本旅行を予定している中国人観光客は訪日リピーターも多く、海外旅行をただ楽しむだけでなく、その国のマナーや習慣を大切にしながら異国ならではの「体験」を楽しむ、というスタイルに変化しつつあることがうかがえます。 

*1 「2025年 春節期間の日本旅行に関する調査」の詳細は、以下をご参照ください。

◇2025年1月17日発表:<中国インバウンドの最新動向|2025年 第一弾>インタセクト、「2025年 春節期間の日本旅行に関する調査」を実施

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000127.000032118.html

◇2025年1月23日発表:<中国インバウンドの最新動向|2025年 第二弾>インタセクト、「2025年 春節期間の日本旅行に関する調査」の中から中国インバウンドの日本旅行中の動向について、最新結果を発表

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000128.000032118.html

*2 「2025年 国慶節期間の日本旅行に関する調査」の詳細は、以下をご参照ください。

◇2025年9月24日発表:<中国インバウンドの最新動向>インタセクト、10月1日から始まる「国慶節」の大型連休を前に「2025年 国慶節期間の日本旅行に関する調査」の結果を発表

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000145.000032118.html

■本調査の一部及び全文引用・転載等について

・公序良俗に反する掲載方法、媒体ではないことを前提とし、当社への事前・事後の許諾なしで自由に行っていただいて構いません。

・報道機関様以外に、同業他社様のセミナー・サービス紹介資料などへの引用も可能です。

・引用・転載いただく際は、「出典/インタセクト・コミュニケーションズ㈱」または類似の記載にて出所の明示をお願いいたします。

・公表内容をもとにしたグラフの再作成なども自由ですが、引用の仕方により実際と異なる結果に誤認されるような表現とならないようご留意ください。

報道機関様向けに担当者のコメント、取材対応なども可能です。

・その他ご要望などは、文末のお問い合わせ先までお気軽にご連絡ください。 

■会社概要

商号   :インタセクト・コミュニケーションズ株式会社

代表者  :代表取締役社長 譚 玉峰

所在地  :〒101-0052 東京都千代田区神田小川町3丁目1番地 B・Mビル2F

設立   :2000年11月

事業内容 :中国本土・台湾を主軸とした観光DXによる海外プロモーション・インバウンド
(訪日誘客)支援、中国向け越境ECアフィリエイト運用代行アフィリエイトサイトパトロール、システム開発など

資本金  :9,856万円

URL    :https://www.intasect.com/

2000年に設立した日本国内及び中国大陸・台湾地域を主体とした海外プロモーション・システム開発企業で、以下のとおり、幅広い事業を展開しています。

国内海外QR決済ソリューション「IntaPay」。

海外向けとしては、生成AIを用いた観光DXによる訪日誘客施策・旅ナカ回遊促進、百度広告やSNS、在日・海外インフルエンサーなどの海外デジタル広告、WeChatミニプログラム開発、越境EC等の海外販路拡大。

また、アフィリエイト広告運用及びアフィリエイトサイトパトロール、SIサービス、ERP事業、BPM、電子契約、無人AI店舗、モバイルオーダー「eateat」、添削・共有・指示ツールの「Passton」等、国内外においてDX技術を用いた幅広い事業を展開中です。

2025年現在、国内・中国本土あわせ10拠点以上、グループ全体の従業員数は約1,000名となっています。

インタセクト・コミュニケーションズ株式会社

【本件に関するお問い合わせ(メディア掲載・インタビュー・コメント依頼など)】 

インタセクト・コミュニケーションズ株式会社 海外広告推進グループ 

電話:03-3233-3527 (営業時間: 平日9:00~18:00)

 メール: pr@ml.intasect.co.jp

お問い合わせ:https://www.intasect.com/contact/

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