稲沢市で春の訪れを告げる、約1250年の伝統神事「国府宮はだか祭」

日程:2026年3月1日(日) 場所:尾張大國霊神社(国府宮)

愛知県のプレスリリース

 愛知県稲沢市では、約1250年の歴史を誇る伝統神事「国府宮はだか祭(儺追神事(なおいしんじ))」を、2026年3月1日(日)に尾張大國霊神社にて開催します。裸男たちの勇壮なもみ合いによって厄を落とし、無病息災を願う本祭は、尾張地方に春の訪れを告げる行事として広く親しまれ、毎年多くの参拝者で賑わいます。

<過去の様子>

 「国府宮はだか祭」は、毎年旧暦正月13日に執り行われ、42歳の厄年の男性を中心に、褌に白足袋姿の数千人の裸男が参加します。裸男として参加しない方々は、氏名や年齢、願い事を記した「なおい布」を「なおい笹」に結び付け、裸男たちがこれを担いで境内へ奉納します。令和6年には女性が初めて「なおい笹奉納」に参加し、裸男のもみ合いとは別の時間帯に、法被姿で願いを込めた笹を奉納しました。

 奉納の終盤には、手桶隊による水かけが始まる中、全身無垢の神男が警護のもと参道に姿を現します。神男に触れることで厄を落とすとされ、裸男たちが一斉に押し寄せ、激しいもみ合いが繰り広げられます。神男は参道から楼門を通り儺追殿へと進み、この約60分間が本祭のクライマックスとなります。

 さらに祭当日は、毎年尾張近郊の地区から奉納される50俵取り(約4トン)という巨大な「大鏡餅」を拝殿にて見ることができ、祭本番が明けた旧暦正月14日(3月2日(月))の午前8時から切り分けられて頒布されます。この餅を食べれば無病息災であるという言い伝えがあり、毎年多くの参拝者が買い求めます。

 ぜひ、1250年にわたり受け継がれてきた伝統神事の迫力と熱気を、現地でご体感ください。

■「国府宮はだか祭」とは

「国府宮はだか祭」は、正式には「儺追神事(なおいしんじ)」と称され、約1250年前の奈良時代、神護景雲元年(767年)に称徳天皇の勅命で行われた悪疫退散の祈祷を起源とする伝統行事です。全国の国分寺で祈祷が行われた際、尾張国司が尾張大國霊神社において祈願を執り行ったことが始まりと伝えられています。

 当時、周辺地域には節分に行われる大きな行事がほとんどなかったことから、この神事は次第に尾張地方に春の訪れを告げる行事として根付きました。そこに寒中で身を清める裸参りの風習が融合し、現在広く知られる「はだか祭」としての姿が確立したのは、江戸時代の終わり頃とされています。

 かつては、その年の恵方にあたる人物を探し出し、選ばれた男性を「儺負人(なおいにん)(神男)」とする「儺負捕り」と呼ばれる習わしが行われていました。現在見られる裸男たちの激しいもみ合いは、かつて行われていた「儺負捕り」の伝統を受け継ぐものとされています。

<過去の様子>
<過去の様子>

■イベント概要

日程:2026年3月1日(日)15:00頃~

会場:尾張大國霊神社(国府宮)(愛知県稲沢市国府宮1丁目1番1号)

特設サイト:https://www.konomiya.or.jp/hadakamatsuri

※はだか祭開催前後三日間は、神社周辺で交通規制が行われます。

 神社駐車場は使用出来ませんので、参拝時は公共交通機関をご利用下さい。

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