公益財団法人いばらき文化振興財団のプレスリリース
「サメの飼育種類数日本一(※)」のアクアワールド茨城県大洗水族館(アクアワールド・大洗)では当館初となるオーストラリアンスウェルシャークの卵の展示を2026年5月14日(木)から開始いたしました。
※国内水族館団体加盟施設対象(当館調べ/2025年12月時点)

『サメの飼育種類数日本一(※)』を誇るアクアワールド・大洗では、現在55種のサメを飼育しており、この度、新たにアクアワールド・大洗では初めてとなる「オーストラリアンスウェルシャーク」の卵の展示を2026年5月14日(木)より開始いたしました。
オーストラリアンスウェルシャークは、南西部太平洋からオーストラリア南部沿岸の浅海から水深60mまでの海域に生息し、最大で全長150㎝ほどになるサメです。日本近海に生息するナヌカザメに近い種類のサメで、危険が迫ると海水を飲み込んでお腹を膨らませて身を守る習性があり、英名の「スウェル」は膨らむという意味を持っています。ナヌカザメの仲間の卵は、その形と大きさから「人魚の財布」とも呼ばれています。日本に生息するナヌカザメの卵の殻の表面は平滑ですが、本種の卵の殻の表面には美しい曲線の凹凸があり、波打つ模様が特徴的です。なお、模様の意味については詳しいことは分かっておりません。展示中の卵は発生が順調に進んでおり、卵の中でサメの赤ちゃんが成長する様子を確認することもできます。
オーストラリアンスウェルシャーク
学 名:Cephaloschyllium laticeps メジロザメ目トラザメ科
全 長:約150cm 生息域:南西部太平洋~オーストラリア南部

当館では5月上旬に本種の卵を入手し、安定した飼育が可能となったため、卵のみの展示を開始いたしました。オーストラリアンスウェルシャークは、当館ではこれまでに飼育した事例がなく、未知な部分が多いサメです。当館のサメ飼育員にとっても今回の卵はもちろん、ふ化した仔ザメを見るのも初めての経験です。卵の中で育つ新しい命の誕生を飼育員も今から楽しみにしています。卵からどんな仔ザメが生まれてくるのかぜひ想像しながら、みなさまも卵を観察してみてください。
展示場所 :5階なごみの海ゾーン さめっこるーむ
展示開始日:2026年5月14日(木)
※卵のみの展示となります。成魚の展示はございません。
※生きものの状況により内容等が変更になる場合がございます。

アクアワールド・大洗のサメ類の繁殖研究を紹介した「さめっこるーむ」
当館では、サメたちの生態解明に向けて繁殖にも力を入れており、館内5階「さめっこるーむ」では、当館生まれのサメの赤ちゃんの展示とともに、当館におけるサメ類の繁殖研究の最新情報を紹介しています。今回の卵の展示とともに、この機会に当館の取り組みにもぜひ注目してみてください。

※本リリースの画像は全てイメージです。
運営:公益財団法人いばらき文化振興財団

