~草間彌生の『Pumpkin』80号サイズや奈良美智・村上隆の初公開作品も同時公開~
NHN JAPAN 株式会社のプレスリリース
NHN JAPAN株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:安 賢植)は、当社が運営する大分県由布市湯布院町の現代美術館「COMICO ART MUSEUM YUFUIN」において、2026年4月12日(日)より展示を約3年9か月ぶりに大幅リニューアルし、現在新たな展示空間を公開しております。

今回のリニューアルでは、日本を拠点に活動し、国際的に高い評価を受ける現代美術家・李禹煥の代表作7点を、当館初となる海外作家の常設展示として新たに公開しました。さらに、既に常設展示を行っている草間彌生、奈良美智、村上隆による、これまで当館では公開していなかった作品も新たに展示しています。
館内では、隈研吾設計による周囲の自然と調和した建築空間の中で、国内外の著名作家による多彩な作品群を鑑賞いただけます。新たな作品が加わったことで、アートファンはもちろん、初めて来館される方にもより幅広く現代アートの魅力を楽しんでいただける空間となりました。
COMICO ART MUSEUM YUFUINは、2017年10月に開館し、2022年7月には展示エリア増築を経てグランドオープンした現代美術館です。2027年には開館10周年を迎える予定であり、今回の展示リニューアルは、その節目に向けた新たな取り組みの一環となります。
夏の観光シーズンを前に、湯布院の自然と建築、そして世界的現代アートが融合する特別な空間を、
ぜひ多くの方にお楽しみいただければと考えております。
■新展示の背景:自然・建築・アートの融合を深化
これまで当館では草間彌生、宮島達男、杉本博司、奈良美智、名和晃平、村上隆、森万里子の日本を代表する7名の現代美術作家による作品を展示してきました。
2022年7月の新館オープンから約3年9か月ぶりとなる今回の展示拡充では、初めて海外作家の作品も常設コレクションに導入。世界各地の主要美術館で個展を開催し、国際的に高い評価を受ける李禹煥を迎えることで、由布院の自然、建築、アートが織りなす「静謐な対話」をより深化させます。
ギャラリー1に李禹煥、ギャラリー2に村上隆の作品を展示し、互いの作品が対峙しながらも重なるように空間へ浮かび上がります。ギャラリー間に挟まれた水盤からは由布院の柔らかな日差しが差し込み、光と水のハーモニーが訪れる方々の感性をやさしく呼び覚まします。
異なる趣を持つ二人の作家に挟まれた空間にて、鑑賞者それぞれの「静謐な対話」をぜひご堪能ください。
■ 作家プロフィール:李禹煥(リ・ウファン)
1936年、韓国・慶尚南道生まれ。
1956年に来日し、日本を拠点に世界的に活躍する現代美術家。多摩美術大学名誉教授。
1960年代後半から、日本の戦後美術を代表する潮流「もの派」の理論的支柱として国際的に注目を集める。石や鉄板、キャンバスといった素材そのものの存在を尊重し、作家の恣意的な表現を極力排しながら、「出会い(Encounter)」や「関係性」、「余白(空間)」を主題とした作品群を制作している。2010年には直島(香川県)に「李禹煥美術館」が開館。
主な受賞歴・栄誉:
1990年 韓国文化省文化勲章(花冠)
2001年 高松宮殿下記念世界文化賞(絵画部門)
2002年 紫綬褒章(日本政府)
2007年 レジオンドヌール勲章(フランス政府)
2009年 旭日小綬章(日本政府)
2013年 金冠文化勲章(韓国政府)
■ 李禹煥:公開作品について

《From Line》(1981) ※画像左から1・2番目
©Lee Ufan
1970年代より展開された代表的シリーズ。筆に含んだ絵具が尽きるまで垂直に線を引き、その過程を画面に刻む。線が次第に掠れ消えていく推移は「生成から消滅」への時間を可視化し、制作時の呼吸をも映し出す。物質と行為、存在と不在を問い、静謐な「無」の世界を示した記念碑的作品群である。
《Dialogue》(2020) ※画像右から1番・2番目
©Lee Ufan
2000年代以降に展開された主要シリーズ。白地のキャンバスに置かれた数回の大きな筆跡と、広大な「余白」との間に生まれる緊張感や響きを重視する。最小限の点や線によって空間の広がりを顕在化させるこの手法は、作品・空間・鑑賞者の間に「対話」を促す哲学的アプローチであり、見る者の感覚を呼び覚ます静謐な芸術体験を提供する。
その他、
《Response》 ※画像中央
《From Point》
もラインナップに加わっています。
■草間彌生/村上隆/奈良美智の初展示作品について
●草間彌生(初展示作4作):

《Pumpkin(BEPNO)》(2011)
©YAYOI KUSAMA
画像転載不可
草間彌生作品に見られる「ドットペインティング」は、彼女が幼少期から悩まされてきた幻覚や幻聴に基づいています。彼女にしか描けないこの世界観は、世界中の人々を魅了し続けています。
今回、新たに展示する本作品はサイズが80号(145.5×145.5cm)と、当館が所蔵するかぼちゃモチーフ作品の中で最大の大きさを誇ります。
その圧倒的なスケールは、見る者に大迫力の視覚体験を提供し、作品の持つエネルギーを身体で感じることができる点が特徴です。
《生命は限りもなく、宇宙に燃え上がって行く時》(2014)

©YAYOI KUSAMA 画像転載不可
その他では、
《FISH》(2015)
《COSMIC-SPACE(HPPX)》(2010)
もラインナップに加わっています。
●村上隆(展示作3作):

《And Then×6(Redなドット:スーパーフラットメソッド)》
《And Then×6(白 スーパーフラットメソッド、耳が黒と赤)》
《そして、、、いいこともわるいことも、いい日も悪い日も。。。》
©Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.
●奈良美智(初展示作1作):

《Little Tannenbaum, “In the Floating World”》
©Yoshitomo Nara, 1999
■ 由布院の文化拠点として
当館の2025年の年間来館者数は、2020年比で約364%増を記録しました。
さらに、2024年から2025年にかけても約28%増と伸長し、過去最高を更新しています。
名称の「YUFUIN」には、歴史ある「由布院」の系譜に加わり、この場所に「入る(IN)」という想いを込めています。
今回の展示刷新により、隈研吾設計の建築空間はさらに深みを増し、地域と世界をつなぐ文化拠点としてさらなる進化を目指します。
■ 現代美術館「COMICO ART MUSEUM YUFUIN」施設概要
・名称: COMICO ART MUSEUM YUFUIN(コミコアートミュージアム ユフイン)
・所在地: 大分県由布市湯布院町川上2995-1
・設計: 隈研吾(隈研吾建築都市設計事務所)
・開館時間:9:30 – 17:00(最終入場 16:00)
・休館日:隔週水曜日
・入館料(税込):
一般 ¥1,700
大・専門学生 ¥1,200
中・高校生 ¥1,000
小学生 ¥700
障がい者手帳提示(一般・ご本人のみ) ¥1,200
子ども(未就学児) 無料
※事前予約優先制
・公式サイト: https://www.camy.oita.jp/


■本館2F カフェ・ショップについて
【カフェ】

カフェでは、福岡のローカルロースター「COFFEE COUNTY」とコラボレーションした当館オリジナルのコーヒーをはじめ、大分県産のカボスジュースやカボスソーダ、抹茶ラテなど、さまざまなドリンクをご用意しております。さらに、大分県を拠点とする手作りクッキー専門店「muffins」とのコラボレーションによるクッキーもお楽しみいただけます。
アートと自然、そして日常の感覚が交わるこの場所で、ドリンクやデザートを味わいながら、展示の余韻にゆったりと浸っていただけます。
●カフェ営業時間
10:00 – 17:00 (L.O 16:30)
※当カフェは、展覧会をご鑑賞のお客様専用のスペースとなっております。カフェのみのご利用はご遠慮いただいております。
※カフェのご利用料金は、入館料とは別にご精算いただきます。

ショップでは、アートと日常、感性が調和するCOMICO ART MUSEUM YUFUINならではの、館内で展示されている作家の作品をもとにしたオリジナルアイテムや「CAMY オリジナルグッズ」を豊富に取り揃えています。
●ショップ営業時間
10:00 – 17:00
■ 温泉別邸「COMICO ART HOUSE YUFUIN」施設概要
2021年10月にオープンした美術館に隣接する温泉別邸「COMICO ART HOUSE YUFUIN」は、1棟貸しで露天風呂、庭付きのプライベート別邸として、温泉地・由布院を訪れる皆様に特別な時間と癒しを提供しています。
隈研吾建築と現代アート、由布院の自然を一度に堪能できる「COMICO ART HOUSE YUFUIN」 全2棟の客室は、それぞれ「土」「竹」の自然素材をテーマに冠した、素材の持つ可能性を感じる空間です。
ご滞在中は隣接する現代美術館【COMICO ART MUSEUM YUFUIN】にて 日本を代表する現代美術作家である草間彌生、奈良美智、村上隆、杉本博司などの作品を存分に堪能することができます。
疲れた心を癒し、五感を刺激する空間でのご滞在を心ゆくまでお楽しみください。





