不動産の「資産価値」と「情緒的価値」の両立を目指すオレンジ・アンド・パートナーズ、プロフィッツとの事業提携を締結

体験価値を起点に、収益性と資産価値を高める新たなアセットモデルを共創

INCLUSIVE Holdings株式会社のプレスリリース

INCLUSIVE Holdings株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:木村美樹、以下「当社」)は、当社の連結⼦会社である株式会社オレンジ・アンド・パートナーズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:小山薫堂、以下「オレンジ」)が、2026年6月3日付で、株式会社プロフィッツ(本社:東京都千代田区、代表取締役:田中慎一郎、以下「プロフィッツ」)と不動産における「体験価値」や「ブランド価値」の向上を通じて、収益性と資産価値を高める事業提携を締結したことをお知らせいたします。

本提携では、住宅、オフィス、ホテル、既存不動産再生などを対象に、「地域性」「コミュニティ」「体験設計」を軸とした不動産価値向上に取り組みます。単なる空間提供ではなく、“また訪れたくなる”“人に薦めたくなる”体験を生み出すことで、稼働率や再訪率向上、賃料プレミアム創出などにつなげ、新たな不動産価値の創出を目指します。

なお、本提携を通じて、プロフィッツが主体となり、不動産の取得・再生・価値向上を見据えたプロジェクトを推進し、年間延べ200億円程度の投資ボリュームを目標として取り組んでまいります。

■提携の背景:不動産投資戦略×ブランド体験設計

両者は第一弾プロジェクトとして、横浜中華街における「TRAN.SCENDER® HÔTEL Yokohama (トランセンダーホテル横浜)」開発にて協業し、昨年11月に開業しました。プロフィッツが総合的なプロジェクトマネジメントおよびアセットマネジメントを行い、オレンジは「Branded Placemaking」の考え方をもとに、コンセプトメイクから体験設計までを担いました。大型レストランだった建物を横浜中華街の新たなホテルブランドとして蘇らせることで、不動産の資産価値向上に取り組んでいます。

今後も同様に、様々なジャンル・領域においてプロフィッツが持つ投資・不動産戦略の知見と、オレンジが持つブランド体験設計・場づくりの知見を掛け合わせることで、両社は「体験価値」を軸とした新たな不動産モデルの社会実装を目指してまいります。

第一弾プロジェクト「TRAN.SCENDER® HÔTEL Yokohama (トランセンダーホテル横浜)」

■本提携で目指すこと:「面積」や「立地」だけでは測れない不動産価値を可視化する

本提携が目指すのは、単なるリノベーションではありません。その場所に「行きたくなる理由」や「また戻ってきたくなる体験」を生み出すことで、結果として収益や資産価値を向上させる、新しい不動産価値の考え方を構築していきます。例えば、口コミやSNS投稿が自然発生する空間、コミュニティが形成される施設、地域文化や物語を感じられる滞在体験などを、不動産における重要な競争力として捉えていきます。また、価格競争に巻き込まれにくいブランド性の構築も重視します。

そして、これまで感覚的に語られることの多かった「体験価値」を、LTV(Life Time Value :顧客生涯価値)、リピート率、滞在時間、サービス売上、法人利用比率、SNS波及率などの指標へ置き換えることで、投資判断可能な価値として可視化し、不動産における新たな評価軸の構築を目指します。

■想定するアセット変革イメージ:オレンジが考える「Branded Placemaking」

「Branded Placemaking」とは、場所やブランドの歴史・文化・物語を体験に落とし込み、「場」そのものをブランド化する戦略です。それにより、不動産施設の経済的価値、認知度、人々の誇りを高めます。また、施設開業後の顧客体験や社会インパクトから逆算してコンセプト段階からコンテンツを開発することで、地域や来訪者の愛着や所属意識を醸成し、単発的なプロモーションではなく、持続的な情報発信力を高めます。

  1. レジデンス
    「住む場所」から、「日々を豊かにする暮らし方」へ。単なる居住空間ではなく、多様な居住形態やコミュニティ形成を通じて、変化する時代と個性に合った豊かさを体感できる住まいを目指します。

  2. オフィス/シェアオフィス
    「働く場所」から、「新しいアイデアや出会いが生まれる場所」へ。業務効率だけではなく、偶発的なコミュニケーションや共創を促す空間づくりを目指します。

  3. ホテル/宿泊施設
    「泊まる場所」から、「地域文化の発信拠点」へ。その土地ならではの文化や食、ストーリーに触れられる滞在体験を提供し、ホテルが街や地域文化の発信拠点になることで、長く愛される宿泊施設を目指します。

  4. 既存複合不動産/遊休不動産再生
    「使われなくなった不動産」から、「新しい価値を生み出す場」へ。築年数や立地条件だけでは評価されにくかった不動産にも、体験価値やコミュニティ機能を加えることで、新たな利用価値と収益性を創出します。

両社は今後、住宅、オフィス、ホテル、既存不動産再生案件などを中心に、体験価値を起点としたアセット開発・再編集に取り組んでまいります。対象領域やプロジェクトの詳細については、今後順次公表予定です。

■代表メッセージ株式会社プロフィッツ 代表取締役 田中 慎一郎より

オレンジ・アンド・パートナーズとの協業により、これまでプロフィッツが実践してきた「不動産に無形資産を統合し、ユーザー体験価値の向上を通じて収益性と社会的成果を生む投資」を進化させていきます。一見すると両立が難しいとされる、「収益性と社会的成果」、「その場所の意味と投資妥当性の接続」、「一過性のプロモーションではないLTVを高める持続的ファンづくり」といったテーマを接続させ、社会における不動産の役割が人々の感情や体験を豊かにするインフラとなるようチャレンジしていきます。

■株式会社オレンジ・アンド・パートナーズ 代表取締役副社長 萩尾 友樹より

私たちは、これまで様々なブランド課題や地域課題と向き合い、人々の暮らしや社会が豊かになる「企画とアイデア」を生み出してきました。いま、日本中で不動産や施設が数多く開発される中、「経済合理性」と「人や社会が豊かになる」ということを両立しながら発展させる企画と、そのプレイヤーが不足していることを実感します。「場」がブランドとしての力を持ち、そこに集う人々が体験した感動や熱量によって自然な情報発信力を持つようになった時、不動産は立地や面積だけでは測れない新たな価値をもたらすと信じています。今回、そのビジョンに共感いただいたプロフィッツとの協業を通じて、「場のブランド化」、そして「場のメディア化」をさらに推進してまいります。

■株式会社プロフィッツについて

東京都心を中心に、オフィス・住宅・ホテルなどのアセットに対し、ユニークな投資機会を創出・運用しています。不動産を本業としない企業や個人向けのアドバイザリー業務も提供し、投資を通じた社会的ブランディングとCREを支援。さらに、社会的インパクト不動産ファンド「QOLファンド」を組成するなど、ESGの中でも特にSocialに着目したValue-add投資にも注力しています。機関投資家や大手企業、資産管理会社などを主なクライアントとし、AUM:1,550億円を運用しています。※2026年4月末時点

代表:代表取締役 田中 慎一郎
所在地:東京都千代田区丸の内3-3-1 新東京ビル9階
URL:https://profitz.jp/

■株式会社オレンジ・アンド・パートナーズについて

株式会社オレンジ・アンド・パートナーズは「企画」を生みだす会社です。「世の利をつくる愛でありたい」を掲げ、代表である放送作家・小山薫堂ならびにクリエイティブスタッフが多様な分野において課題を解決するため、社会を豊かにするための企画をプロデュース。主なプロデュース事例として、大阪・関西万博のシグネチャーパビリオン「EARTH MART」、NOT A HOTEL社と協業したホテルプロデュース、35歳以下の国内若手料理人コンペティション「RED U-35」等、従来の枠組みにとらわれない企画によるコミュニケーションを通じて、驚きと喜びあふれる世の中をつくっていくことを目指しています。

代表者:代表取締役社長 小山薫堂 /代表取締役副社長 萩尾友樹
所在地:東京都港区麻布台 1-11-10 日総第 22 ビル1F
URL:https://www.orange-p.co.jp

■INCLUSIVE Holdings株式会社

https://inclusive.co.jp/
INCLUSIVE Holdings株式会社は、地域の価値をつくり、伝え、自動化する取り組みを通じて、地域社会と産業の持続的な成長を支えることを目指しています。グループ全体の戦略立案・実行や経営管理、投資を担う持株会社として、デジタルマーケティング事業、企画プロデュース事業、食関連事業、宇宙関連事業などを展開し、「価値の創造」と「行政・産業の効率化」を連動させながら、社会課題の解決に取り組んでいます。

代表者:代表取締役社長 木村 美樹
所在地:東京都港区虎ノ門4-1-1 神谷町トラストタワー
資本金:1421万円(2025年3月現在)

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