保全活動20周年を記念し、全国の研究者や保全関係者が集結。展示・講演会・3町連携協定を通じて未来の保全を考える
長野県富士見町のプレスリリース
富士見町アツモリソウ再生会議(長野県諏訪郡富士見町、会長:中山洋)は、絶滅危惧種アツモリソウの保全・再生活動20周年を記念し、6月20日(土)から28日(日)に「全日本アツモリソウサミット」を富士見町で初開催します。期間中はアツモリソウの魅力や20年にわたる保全活動を紹介する展示のほか、第一線で活躍する研究者による講演会やパネルディスカッションで保全の最前線と今後の展望について発信。植物や自然環境に関心のある方ならどなたでも参加できます。

開催背景
ラン科の多年草で、袋状に膨らんだ深い赤紫の花びらが特徴的なアツモリソウは、盗掘や野生動物による食害、気候変動などにより減少、環境省レッドリスト(※1)では「絶滅危惧II類(VU)」に分類される希少植物です。長野県レッドデータブック(※2)では、県内614メッシュのうち生育確認はわずか3メッシュと報告されており、極めて深刻な状況です。
富士見町は長野県内で唯一、固有種「釜無ホテイアツモリソウ」の自生が確認されている地域であり、行政・研究機関・地域住民が連携した保全活動を20年間継続してきました。今後は、アツモリソウ保全の先進地域である北海道礼文町・岩手県住田町との連携をさらに強化し、全国規模で持続可能な保全体制を構築する必要があります。


(※1)環境省レッドリスト「アツモリソウ」 https://ikilog.biodic.go.jp/rl_rdb/c/1262.html
(※2)長野県レッドデータブック「アツモリソウ」 https://www.pref.nagano.lg.jp/shizenhogo/kurashi/shizen/hogo/kisyoyasei/jorei/documents/atumorisou_1.pdf
イベント概要
【全日本アツモリソウサミット】
保全・再生活動20年の歩みを、パネル展示やビデオ上映、トークセッションで紹介します。
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期間:2026年6月20日(土)〜28日(日)
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会場:富士見パノラマリゾート
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内容:苗の育成や自生地保全の取り組み、全国の保全活動事例などを通じて、希少植物を未来へつなぐ活動を学ぶことができます。日本植物画家協会の方々によるボタニカルアート展示の他、自生地探索記などのトークセッションも開催。植物や自然環境に関心のある方はもちろん、入笠山や八ヶ岳エリアを訪れる観光客、山野草愛好家、親子での自然学習にもおすすめの展示です。

【第2回アツモリソウ保全・再生みらい会議】
全国の研究者や保全関係者、行政担当者が集まり、アツモリソウの保全と再生について考える2日間のプログラムです。一般の方も参加でき、最新の研究成果や保全活動の実践事例を学ぶことができます。
■6月25日(木) 富士見町コミュニティ・プラザ
【3町連携協定締結式】(報道関係者向け)
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時間:10:30~11:00
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内容:富士見町・礼文町・住田町が、アツモリソウ保全・再生に向けた連携協定を締結します。
【みらい会議】(参加無料・事前申込制)
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時間:11:15~12:00 3町による保全活動紹介
13:00~15:00 パネルディスカッション
「アツモリソウ自生地の保護・保全・再生における課題と持続可能な未来への戦略」
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内容:アツモリソウ保全に取り組む3町の実践事例を共有するとともに、全国の研究者や行政関係者が、将来に向けた保全体制や、気候変動時代の希少植物保護のあり方について議論します。国立科学博物館、東京大学、北海道大学、東北大学、千葉大学などの研究者・専門家が参加予定です。
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定員:午前・午後ともに先着50名(参加申込フォーム https://logoform.jp/f/FxU6Z )
■6月26日(金) 富士見パノラマリゾート(山麓レストラン オリオン)
【学識者講演会】(参加無料・事前申込制)
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時間:9:00~12:00
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内容:植物分類学、保全生態学、森林管理など各分野の第一線で活躍する研究者が、アツモリソウの生態や保全の最前線について講演します。自然保護活動に関わる方や山野草愛好家、生物多様性に関心のある方におすすめの内容です。
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登壇者:
・三吉 一光 氏(千葉大学)
・遊川 知久 氏(国立科学博物館 筑波実験植物園)
・河原 孝行 氏(日本森林技術協会)
・陶山 佳久 氏(東北大学)
・蘭光 健人 氏(東京大学)
・志村 華子 氏(北海道大学) -
定員:先着50名 (参加申込フォーム https://logoform.jp/f/FxU6Z)


富士見町アツモリソウ再生会議について
2006年に設立された、富士見町を事務局とするアツモリソウの保全・再生を推進する協議会です。環境省・長野県・大学・企業・地域住民が連携し、生育地保護や盗掘防止、モニタリング調査、普及啓発を20年間継続。近年は礼文町、住田町とともに全国的な保全ネットワークづくりを進めています。
主催・共催・後援
主催:富士見町アツモリソウ再生会議、富士見町
共催:富士見パノラマリゾート
後援:環境省信越自然環境事務所、長野県
長野県地域発元気づくり支援金活用事業
〈本件に関するお問い合わせ〉
富士見町アツモリソウ再生会議(富士見町 建設課 環境係)
TEL :0266-62-9114
MAIL:kensetsu@town.fujimi.lg.jp

