株式会社アルファクス・フード・システムのプレスリリース
神奈川県より2022年10月18日に発表されました、「令和4年度新型コロナウイルス感染症対策ロボット実装事業」において選定施設である「湯本富士屋ホテル(神奈川県足柄下郡箱根町)」で導入実証する配膳ロボットとして、当社配膳AIロボット「サービスショットα8号機」が採択されました。
神奈川県は、「さがみロボット産業特区」の取組などを通じて、生活支援ロボットの実用化や普及・活用を推進されております。本事業は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に資する生活支援ロボットの実装に意欲的に取り組む施設を選定し、業務上の課題を提示していただいた上で、課題を解決する生活支援ロボットやIoT機器(ロボット等)を募集・選定(募集・選定には施設にも加わっていただいています)、令和5年1月(予定)までに、ロボットの導入実証を実施し、効果検証後、ロボット等の実装を検討していただくというものです。
また、実装に向けて県が選定した実装支援事業者(株式会社エヌ・ティ・ティ・データ経営研究所(東京都千代田区))が、実証に係る経費支援に加え、安全対策やより良い運用方法を提案するとともに、効果検証等を支援します。
2.湯本富士屋ホテルのご紹介
箱根七湯のひとつとして、江戸時代から親しまれてきた湯本温泉郷の玄関口に位置し、箱根湯本駅から徒歩3分のロケーション。早川のせせらぎと緑に囲まれたホテルです。新館「レインボープラザ」は1,400平米のコンベンションホールを備え大小会議・婚礼・パーティ等多目的にご利用いただけます。飲食や付帯施設も充実しており、旅館とホテルの良さを合わせもつ機能性の高い施設になります。
3.配膳AIロボットα8号機のご紹介
- 特徴1 ハイブリッド自律走行システム
α8号機は、従来のお食事の配膳・下げ膳の機能で、より店舗運営に即した走行システムを標準化しました。
- 特徴2 環境を独自に把握し、ルートの選択やスピードの可変設定が可能
これまでのロボットは、走行速度を0.7m/秒に決定すると、速度一定で走行しますが、α8号機は、走行エリア内で人の動線とクロスするような場所では0.3m/秒で走行し、それ以外の場所では1.0m/秒で走るなど走行速度に変化を設けることが可能です。
- 特徴3 非接触や業務の効率化のサポートに加え、コミュニケーションモード搭載
α8号機には、これまでの配膳ロボットにはなかった「コミュニケーションモード」を搭載しており、「販促」や「告知」機能が強化されています。モード選択により誕生日を祝いながら配膳を行ったり、オープン時や閑散時間帯では店頭でお客様を呼び込んだりするパフォーマンスを行うことも可能です。
- 特徴4 最大4段設置された配膳トレイで8台同時に運用可能(32か所への連続配膳可能)
配膳トレイは、最大4段まで設置ができ、最大4ヶ所に連続配膳することが可能です。また、8台の同時運用が可能(理論上は30台以上稼働可能)です。配膳ボックスは、脱着式で衛生面にこだわり、開放型・配膳ボックス型の両方での運用が可能となったことも大きな特徴の1つです。
- 特徴5 足回りも強化し段差1.0cm以下でのスムーズな運用が可能
足回りも強化し段差1.0cm以下(大半のロボットが0.5cm以下)での段差運用を可能にしました。
◇株式会社アルファクス・フード・システム
AFS社は、1993年の創業時より一貫して外食チェーン向けに業務基幹システム「飲食店経営管理システム(R)」と勤怠集計管理システム「Timely」を主力にASP/クラウド型でトータルソリューションを提供し、大手外食チェーンを中心に導入店舗数は累計約26000店(約1,800社)で利用されています。また、手作業が前提となる食材・備品発注作業を当日在庫等に考慮して完全に自動的に補充発注できる「自動発注システム」(特許取得)を開発し、世界的な食品ロス削減に向けて提供しています。
社名: 株式会社アルファクス・フード・システム(ALPHAX・FOOD・SYSTEM CO.,LTD)
東証グロース上場(証券コード 3814)
https://www.afs.co.jp/
所 在 地:山口県山陽小野田市千崎128番地(江汐公園内)
代 表 者: 代表取締役社長 藤井 由実子
事業内容:外食企業向けITシステム提供
1.ASP/クラウド型基幹業務サービス「飲食店経営管理システム(R)」の販売・サポート
2.システム機器の企画・販売
3.ハードウェア・ソフトウェアの全国メンテナンスサービス
4.自社製品・サービスの開発・検証を兼ねたホテル・レストランの運営