【英国大使館後援で始動へ】 一般社団法人ティー・ホスピタリティ協会は、日本初となる「お茶」に焦点を当てたアフタヌーンティーアワード「Afternoon Tea Awards Japan」を創設します。
一般社団法人ティー・ホスピタリティ協会のプレスリリース


一般社団法人ティー・ホスピタリティ協会は、日本初となる「お茶」に焦点を当てたアフタヌーンティーアワード「Afternoon Tea Awards Japan」を創設します。
英国大使館の後援のもと、初年度は関東エリアを中心に、30弱のホテルを対象に審査を行う予定です。
近年、日本ではホテルやレストランのアフタヌーンティーが高い人気を集めています。一方で、その評価はスイーツや見た目の華やかさに偏りがちで、本来アフタヌーンティーの中心にある「お茶」の品質や提供方法、文化的背景への理解は、十分に可視化されてきませんでした。
本アワードの審査基準として、「お茶が美味しいこと」「日本茶を含む多様なお茶の魅力を伝えていること」「英国文化としてのアフタヌーンティーへの理解と敬意があること」の3つを柱に審査を行います。一般審査員と専門審査員が一般客として実際にアフタヌーンティーを体験し、お茶の品質、抽出、提供方法、フードとの相性、サービス、空間、文化理解などを多角的に確認します。(詳細は補足参照)

また、クラウドファンディングを通じて一般審査員を募集し、お茶やアフタヌーンティーを愛する消費者が、専門家と共に審査に参加できる仕組みを設けます。単なる人気投票ではなく、学びと体験を伴った新しい形の評価を目指します。

審査員は、クラウドファンディングを通して募集します。クラウドファンディングでは他に人気の和紅茶専門店での飲み比べやチョコレートとお茶のペアリング、英国アンティーク博物館の館長による茶道具などの説明付き館内ツアーなど体験型に加え、現在のロンドンのアフタヌーンティーなどを紹介する講座(動画配信)などを提供、7月25日土曜日に開始後24時間で目標額の50%を達成するなど、関心の高さを表しています。
本アワードは、アフタヌーンティーを一過性の流行としてではなく、提供スタイルの基本など英国文化への敬意を持ちながら今後も日本で発展させていくための取り組みです。ホテル業界に改めて「お茶の大切さ」を伝えるとともに、海外の紅茶だけでなく、「日本のお茶」全体の価値を上げ、ホスピタリティの現場でより正しく伝えていくことを目的としています。
英国Afternoon Tea Awards授賞ホテルや老舗ホテルのマネジャーたちや英国を代表する紅茶研究家などからも、日本での初の試みに対する期待と応援のメッセージが届いています。
【一般社団法人ティー・ホスピタリティ協会について】
一般社団法人ティー・ホスピタリティ協会は、英国で育まれたアフタヌーンティー文化への敬意を大切にしながら、日本茶を含む多様なお茶の魅力を伝え、お茶が主役となる新しいアフタヌーンティー文化の発展を目指して設立された団体です。
ホテル、レストラン、茶業界、お茶の専門家など幅広い分野と連携し、お茶の大切さ、ホスピタリティ、体験、文化が適切に評価される仕組みづくりを進めます。そして、ホテルと茶園、生産者、茶業者との新たな接点を生み、日本のお茶の価値向上につなげます。
主な活動
・「アフタヌーンティー・アワード・ジャパン」の企画・運営
・お茶とホスピタリティに関する審査・評価基準の構築
・英国のアフタヌーンティー文化と日本のお茶文化の普及
・ホテル、茶園、茶業者、教育機関との連携
・日本の多様なお茶の魅力発信
・一般消費者を対象とした学びと体験の機会の提供
発起人プロフィール

スチュワード麻子 | Asako Steward
ティーアカデミージャパン代表。英国在住期間21年、茶業界歴約30年。英国ロンドンのティーソムリ
エ資格を授与する教育機関「UK Tea Academy」講師。英国紅茶文化、日本茶、世界のお茶に精通し、The Leafies、Great Taste Awardsなど国際審査員としても活動。BBC Radio 4、The Guardian、Financial Times、NHKなど国内外メディアへの出演・取材実績を持つ。
ウィンター・マーカス | Markus Winter
Yuzu Kyodai株式会社創業者兼共同CEO。英国紅茶ブランド「Newby Teas London」の日本カントリーマネージャー。Newbyは英国登録慈善団体N. Sethia Foundationが実質的に所有し、利益は慈善活動に還元されている、営利を超えた理念を持つブランド。上質なお茶への理解を深め、茶文化の価値と伝統を守り、次世代へつなぐことを使命としている。UK Tea Academy認定ティーソムリエ。
バンコク、デリー、ロンドン、上海、東京など世界各地で100回以上のアフタヌーンティーを体験し、
英国紅茶文化と国際的なホスピタリティに精通する。
アフタヌーンティーアワード開催概要

名称:アフタヌーンティーアワード
主催:一般社団法人ティー・ホスピタリティ協会
後援:英国大使館
初年度審査対象:関東を中心としたホテル(現在30件弱を予定)
審査予定期間:2026年9月~11月
審査員:一般審査員、専門審査員
審査項目:一般審査約30項目、専門審査約50項目
審査方法:一般客としての匿名訪問、統一評価シートによる採点
受賞ホテル決定:審査終了後、有識者による集計を経て決定
一般審査員募集:クラウドファンディングにて募集
結果発表・授賞式:2027年、都内にて授賞式を開催予定
次年度以降:関西エリアをはじめ全国への展開を予定
代表コメント

〈アフタヌーンティーを、日本茶の新しい消費の場に〉
日本でアフタヌーンティーの人気が続く一方で、「お茶が美味しいアフタヌーンティー」を探すのは案外難しいと思われます。美味しいお茶を提供しているホテルはありますが、スイーツの華やかさや盛り付けに比べ、お茶そのものが評価され、注目される機会はまだ多くないのが現状です。
英国では2010年代以降、アフタヌーンティー人気の高まりとともに、ホテルのティーメニューも大きく進化してきました。世界中から良質なお茶を集め、ホテルごとに個性あるティーセレクションを用意することが、今やアフタヌーンティーの価値を高める重要な要素となっています。
一方、日本のホテル関係者からは、「フードの美しさや美味しさはSNSでも評価されますが、お茶に言及する人は少ない」という声も聞かれます。
さらに円安の影響で、海外産の紅茶は価格面でも負担が大きくなりがち。そこで注目したいのが、日本茶や和紅茶の活用です。
海外では抹茶をはじめ、ほうじ茶を含む日本茶への関心が高まっています。しかし国内では、ペットボトル以外の日本茶消費は必ずしも力強いとは言えず、輸出が伸びる一方で、「海外人気が一過性のブームで終わるのではないか」と不安を感じる生産者の声も聞かれます。
だからこそ、国内で若い世代にも人気のあるアフタヌーンティーは、日本茶にとって新しい出会いの場になり得ると考えられます。ホテルで丁寧に淹れられた煎茶、玉露、ほうじ茶、和紅茶を体験することで、茶葉で飲む日本茶の美味しさに初めて気づく人もいるはずではないでしょうか。
日本初の「アフタヌーンティー・アワード・ジャパン」では、「お茶が美味しいこと」に加え、日本茶や和紅茶を魅力的に提供しているかも審査項目に含めています。お茶に真摯に取り組むホテルを可視化することで、ホテル業界にとっては新たな付加価値づくりに、日本茶業界にとっては国内消費拡大のきっかけにつなげることを目指します。
もう一つ大切にしたいのが、英国文化としてのアフタヌーンティーへのリスペクト。例えば海外で日本料理のコースを頼み、料理もご飯も味噌汁もすべて一度に出され、「温かいものか先に召し上がって」と言われた少し違和感を覚えるのではないでしょうか。英国文化へのリスペクトとは、古い時代のイメージに固執することとは違います。より自由で現代的な楽しみ方へと広がっている現在の英国のアフタヌーンティーの姿を知った上で、日本茶や和菓子、日本ならではの季節感を取り入れていくことは、単なる模倣ではなく日英の文化交流としての新しい発展に繋がるのではないでしょうか。文化は自由に発展してよいものですが、その背景や型への敬意があることで体験の質はより高まるはずです。
本プロジェクトは英国大使館の後援を受け、「日本茶の国内消費促進」、「ホテルのアフタヌーンティーを一過性のブームで終わらせないこと」、そして「英国文化を古く堅苦しいものとしてではなく、現代的に理解しリスペクトすること」を、3つのミッションとして掲げています。
一般社団法人ティー・ホスピタリティ協会 代表 スチュワード麻子
お問い合わせ先

一般社団法人ティー・ホスピタリティ協会
メール:press@teahospitality.org
ホームページ:teahospitality.org
Instagram:afternoonteaawards.jp


