温泉旅館発の文学賞「三服文学賞」第4回大賞が決定!

株式会社 和多屋別荘のプレスリリース

大賞は伊勢佐木すなお氏の『真昼の湯気』。全国から746作品の応募、企業賞・優秀賞を含む計11作品を選出

株式会社和多屋別荘(所在地:佐賀県嬉野市、代表取締役:小原嘉元)が運営するBOOKS&TEA 三服は、温泉旅館発の文学賞「三服文学賞」の第4回大賞作品を決定しました。

本賞は「暮らしのなかで書く時間を愉しむ」をテーマに掲げ、全国から幅広い層の応募作品が寄せられています。

第4回は全国から746作品の応募があり、大賞をはじめ、実行委員賞、企業賞、優秀賞を含む計11作品を選出し、第4回の大賞には、伊勢佐木すなお氏の『真昼の湯気』が選ばれました。

2026年11月3日(火・祝)に開催した創業76周年記念イベント「76祭」にて発表・授賞式を執り行い、受賞作品および選考コメントを三服文学賞公式WEBサイトにて公開しました。

第4回 三服文学賞 大賞作品

作品名:『真昼の湯気』
ペンネーム:伊勢佐木すなお 

書評コメント:選考委員長 小原嘉元

「決めるというか・・・決めなくてもいいことが、わかるんです」という一節に強く惹かれました。私たちは日々、何かを決め、答えを出し、前へ進むことを求められています。しかし、日本の湯の文化には、何も決めず、ただ身を委ねることに意味があり、心身の本来価値を取り戻せる豊かさがあります。そして、記憶が失われても、母が娘を想う心は失われない。「髪の毛、よく拭いてね」という何気ない一言に、人の根源的な愛情が凝縮されているように思いました。1300年続く嬉野温泉に身を置きながら、私が追い求めているのも、こうした目には見えない価値なのかもしれません。何かを得るのではなく、何かを手放すことで、最後に大切なものが残る。湯気の向こうにある人間の美しさと、湯の文化が持つ本質的な価値を、あらためて教えてくれた作品でした。

授賞式の様子

第4回 三服文学賞 受賞作品一覧

今回の受賞作品は以下の通りです。

◆実行委員賞
『死なない夏を抱く』上村裕香

◆副島園賞
『湯の誉れ~私、立ち寄り湯でして。~』佐野裕貴

◆日本香堂賞
『芳香』天野周

◆NAKAGO賞
『沸いたお酒』獺京

◆ボンジュール賞
『頼くんの「よか」』安能史

◆優秀賞
『うれしーの、じゃないよ』伊勢佐木すなお
『月を踏む』鳴門タタン
『ナメクジはしょっぱいらしかった』川越隆平
『「ぬ」』金村廣希
『道標』雪中松柏

<受賞作品紹介>

大賞以外の受賞作品の全文および各賞の選考コメントは、下記よりご覧いただけます。
https://wataya.co.jp/topics/2026/11/14691

協賛企業各社

副島園

株式会社 日本香堂

株式会社 藤原

ボンジュール 株式会社

■第4回三服文学賞選考委員

・小原 嘉元 (株式会社和多屋別荘 社長)
・染谷 拓郎 (株式会社ひらく 代表)
・平山 雄介 (株式会社和多屋別荘 スパ&アクティビティ主任)
・吉岡 孝一郎(株式会社和多屋別荘 スパ&アクティビティ係長)
・加々美 達也(株式会社ひらく 文喫 栄 副店長)
・大田 海斗 (株式会社ひらく 文喫 福岡天神 副店長)
・三服文学賞実行委員会

三服文学賞とは

「BOOKS&TEA 三服」を館内に構える和多屋別荘が主宰する、温泉旅館発の新しい文学賞。 古くから温泉地で文学が生まれてきたように、嬉野が再び「文学が生まれる地」となることを目指し、「読む愉しみと書く愉しみ」を掲げて設立されました。

プロ・アマや執筆経験を問わず、暮らしのなかに「書く」時間を取り入れる喜びを広げるための取り組みです。大賞受賞者には“三服作家”として1年間のライターインレジデンス(和多屋別荘への宿泊・執筆環境の提供)の権利が進呈され、その活動に対する全面的なバックアップが受けられます。

【株式会社和多屋別荘 会社概要】
代表取締役:小原 嘉元
設立:1950年11月3日
事業内容:旅館業、飲食事業、リーシング事業
所在地:〒843-0301 佐賀県嬉野市嬉野町下宿乙738
公式サイト:https://wataya.co.jp/ 
日本ツーリズム・オブ・ザ・イヤー2025(旅行新聞新社主催)グランプリ受賞。旅館内インキュベーション施設「OIC」を運営し、嬉野リビングラボ(URESHINO LIVING LAB)を展開中。 

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